チャットアプリの作り方|安価な開発手段・ツールなど開発会社が解説

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

こんにちは!EPICs株式会社です!

今回はチャットアプリを作る際によくある下記のような内容についてお伝えをしていきたいと思います!

・「個人でも開発できる?」
・「チャットアプリの開発費用ってどれくらい」
・「チャットアプリを作るときはどんなことに気をつければいいの?」

本記事でわかること
  • チャットアプリは個人でも作れるか?
  • チャットアプリの3つの開発手法
  • チャットアプリの開発費用
  • チャットアプリを安く作る方法 等々…
目次
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チャットアプリの個人開発は可能?

結論からお伝えします!

チャットアプリを個人で開発することは可能です!

しかし、学習期間」、「開発期間」、「学習方法」などを考えると外注したほうが安くなるケースも多いです!

どのような手法及びツールで開発するのかにもよりますが、例えばスクラッチ開発の場合は「フロントエンド」、「バックエンド」、加えて「デザイン」などのそれぞれのスキルが必要になります!

これらは通常複数名で役割分担をしながら行うような内容のため、すべてを一人で学習しながら開発をするとなると数年単位での学習期間が必要になります!

そのため、全くの未経験からとなるとかなりハードルは高いでしょう、、、

チャットアプリの作り方4つ|メリット・デメリットを紹介

チャットアプリを開発する方法は複数ありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ここでは代表的な4つの方法を紹介します!

スクラッチ×インハウスで開発する|難易度が高い

スクラッチ×インハウスでの開発は、できれば最も自由度が高く開発が行えますが、難易度の非常に高い開発方法になります!

メリット:最も自由度が高く、拡張性がある

スクラッチは開発は最も一般的な開発手法で、実際に公開さされているチャットツールの殆どはスクラッチ開発されたものです。

そのためスクラッチが行えれば、技術のハードルを除き世にあるチャットツールの殆どの機能がじっそうできるでしょう!

デメリット:難易度が最も高い

スクラッチで開発をする際は、少なくとも下記の3つを行う必要があります。

  • フロントエンドの開発
  • バックエンドの開発
  • デザインの作成

開発会社にて開発をする際はこの3つはそれぞれ別の担当者をおいて開発を進めることも多いです。

それだけ、各内容の専門性が高いため、自社、及び自分自身で開発をする場合はかなり長い学習期間がかかるでしょう。

ノーコード×インハウスで開発する|結局は高くつきやすい

次にノーコード開発をインハウスで行う場合のメリットとデメリットを紹介します!

メリット:スクラッチに比べるとハードルが低い

ノーコード開発ではバックエンドエンジニアとフロントエンドエンジニアを分けるということはあまりなく、コーディングの学習期間を省くことが出来るため、スクラッチ開発よりはハードル低く開発を行えます!

デメリット:エンジニア未経験者には難しい

ノーコードとはいえ、開発であることには変わりありません。

そのため専門知識は必要ですし、相応の学習は必須となります!目安としては、毎日3時間の学習を半年〜1年ほど行えば、簡単な開発程度は行えるようになると思います!

弊社の事例にはなりますが、「自社でノーコード開発を試みたものの、やはり独学は難しく学習期間に支払う人件費がかさんでしまったため、やっぱり開発を依頼したい。」というご相談は非常に多いです。

そのため結果的には、最初から外注したほうが安かったというケースは多いようですね、、、

スクラッチ×外注で開発する|高品質だが費用は高い

スクラッチのでの外注は最も選択肢として上がってきやすいものだと思います!

しかし最近はエンジニア費の高騰もあり、選択が難しいことも、、、

メリット:高品質+自由度が高い

スクラッチ開発は前述でも述べた通りで、最も自由度や品質が高いです!

最初から予算を潤沢に用意ができ、かなりこだわったものを作る場合にはおすすめです!

デメリット:開発費用が高い

反面エンジニア費が非常に高騰しているため、開発費用も高額になりやすいです、、、

シンプルなチャットアプリの場合は、200〜500万円程度が相場と言われています!

ノーコード×外注で開発する|高品質・安価で可能

最後にノーコード開発を外注する際のメリットとデメリットを紹介します!

メリット:低価格+プロへの依頼で高品質な開発が可能

ノーコードでのチャットアプリ開発は、スクラッチでの開発に比べ1/4~1/2ほどの価格で開発が可能です!

またプロに外注することで、品質の担保も行うことができます!

デメリット:スクラッチに比べると自由度が劣る

ノーコードはプラットフォームを利用して開発を行うため、著しく複雑な機能やデザインは対応ができないことがあります。

そのため、事前に想定している開発が行えるか?は開発会社に相談してみるといいでしょう!

チャットアプリの開発費用【ケース別】

チャットアプリの開発費用は、開発方法や依頼先によって大きく異なります!

こちらでは、ケース別の費用を紹介します!

自社・個人で開発すると学習期間+開発期間×人件費=開発費

自社や個人で開発をする場合は、学習期間+開発期間×人件費=開発費となります!

スクラッチかつフロントもバックエンドもすべて勉強するとなると2~3年程度は学習期間が必要となるでしょう。加えて開発期間は10ヶ月ほどと考えると、開発費用はこの程度です。

24ヶ月+10ヶ月×300,000円(月給)=10,200,000円となります!

経験者であれば、もう少し学習期間を短くしたりも出来ると思いますが完全に1からとなると、かなりの労力は覚悟しておいたほうが良さそうですね!

スクラッチで受託開発に依頼すると約200~500万円

スクラッチでチャットアプリを開発する際の相場はシンプルなもので200万円〜500万円ほどと言われています!

チャットアプリとはいえ、チャットの機能のみで開発が終わることはあまりないと思うので、付帯機能を追加していくともう少し開発費は上がることもありそうですね!

ノーコードで受託開発に依頼すると約50~200万円

ノーコードでチャットアプリを開発する場合は、スクラッチ開発に比べ1/4~1/2ほどの開発費用で開発ができることが多いです!

そのため開発費用の相場としては、50万円〜200万円ほどで開発が可能です!

付帯機能で機能を充実させる際も、スクラッチ開発に比べると大幅にコストを削減することが可能です!

チャットアプリを安価に作る方法5選

ノーコードツールで開発する

ノーコードツールはコーディングを省くことができ、配員するエンジニアを最小、かつ短期間での開発が行えます!

そのため開発費用を大幅に削減することが可能です!

ノーコードでチャットアプリを開発し、追々でスクラッチ開発に切り替えるという選択肢も取れるため、まずは最小のリスクで、スピード感を持って開発を進めたい!という場合にはおすすめです!

自分だけで開発する|ただ時間はかかる

自身の人件費を限りなく0で計算をするのであれば、自身での開発は最小コストの開発手法と言えるでしょう!

しかし独学となると、学習期間は年単位となります。

また独学のみでは非常に開発スキルの習得は難しため、セミナーや勉強会、場合によってはスクールなどに通う必要もあるでしょう。

それらのコストを鑑みて、検討する必要がありそうです!

フリーランスに依頼する|品質の差は激しい

大手の開発会社などに開発を依頼すると、かなりの高額になってしまうでしょう。

そこでフリーランスに依頼をするというのも一つの手です!規模の大きな会社に比べると比較的リーズナブルな金額で開発が行えるでしょう!

注意点は、フリーランスの目利きは自分で行わなければならない。ということです。

一口にフリーランスと入ってもスキルは本当にピンキリです!

「開発は依頼したものの、途中から返事が返ってこなくなった」なんて話は、よくあることです、、、(残念なことですが、、、)

そのため、誰に依頼をするか?は開発会社選び以上に慎重に選ぶ必要があります!

レベニューシェアで開発する

レベニューシェア(収益分配)とは、依頼者と開発会社が開発・運営費用を分担し、収益を分配する仕組みです!

例を上げると、「依頼者と開発会社でお互いに開発費用を50%ずつ出し、収益も50%で分けましょう!」というような組み方で開発をする方法です!

パートナーとなる開発会社を探すのは非常に難易度が高いですが、うまく組めれば最初の開発費用面も運用面でもかなり開発が行いやすくなるでしょう!

助成金や補助金を使う

最後に紹介する方法は助成金や補助金を使用した開発です!

助成金や補助金は時期によって内容が変わるため、常に使えるとは限りませんが、うまく活用で知れば1/2~3/4ほどの支援が受けられるケースが多いので、検討価値はあるでしょう!

とはいえ自身で助成金や補助金を探したり申請するのはかなりハードルが高いと思います。

そのため弊社のように助成金や補助金の申請支援も行っている開発会社に相談してみるのもいいと思います!

チャットアプリが作成できる言語・ツール

チャットアプリを作成する際に使用できる言語やツールは、プラットフォームや目的によって異なります!こちらではチャットアプリの開発を行うのに適した言語やツールを紹介します!

ノーコードツールならBubbleやAdalo

ノーコードツールでチャットアプリを開発する際におすすめなツールは「Bubble」「Adalo」です!

その他にも優れたツールは諸々ありますが、「Bubble」や「Adalo」はその中でも拡張性に優れ、機能の充実したチャットアプリを開発しやすいです!

ノーコードで開発を行う際は検討してみるといでしょう!

スクラッチ開発でiOS向けならSwiftなど

iOS向けのチャットアプリを開発する場合は、Swiftなどがおすすめです!

「Swift」は Appleが開発したプログラミング言語のため、iOSアプリ開発に適しています!

他にも「Objective-C」をSwiftと併用することもよくあります!

スクラッチ開発でAndroid向けならJavaやKotlinなど

Android向けのチャットアプリを開発する場合は、「Java」や「Kotlin」がよく使用されます。

Javaは、長年にわたりAndroidアプリ開発で使用されてきた言語で、豊富なライブラリとドキュメントが揃っているため情報を見つけやすいでしょう!

他にはKotlinもAndroid向けのチャットアプリの開発に向いています。

Kotlinは近年、Android開発で主流となっている言語です。Javaと互換性があり、より簡潔で安全なコードが書けるため、人気が高まっています!

WebアプリならJavaScriptやPython

Webアプリとしてチャットアプリを開発する場合は、JavaScriptやPythonが適しているでしょう!

JavaScriptはフロントエンド開発に広く使われている言語で、リアルタイムなチャット機能を実装するのに適しています!

Pythonは簡潔で読みやすい文法を持つプログラミング言語で、バックエンド開発に適しています、FlaskやDjangoといったフレームワークを使うことで、効率的にWebアプリを開発できます!

ノーコードでチャットアプリを作るメリット3選

開発費用を大幅に抑えられる

ノーコードツールを使用することで下記の3点における費用を抑えることができます!

削減可能な項目詳細
初期開発費用コーディングを行わずに開発ができるほか、最小限の人員でかつ最短期間での開発が出来るため大幅は初期開発費用の削減が可能です!
改修費用初期開発のみならず、公開後の細かな修正や追加機能の開発も低コストで対応ができます!
保守運用サーバーを一から構築する必要がないため、保守や運用の費用も大幅に削減ができます!

開発期間が短い&リリース後の改善もスピーディー

ノーコードの魅力はコストだけではなく、開発期間の短さにもあります!

短期間で開発ができることは人件費の削減だけではなく、市場の変動に臨機応変に対応した開発が行うこともできる点でも優れています!

そのためアプリを公開した後も、柔軟に改善が行えます。

イメージ・要件が正しく反映されやすい

ノーコードは、開発のスピードや反映が早いため、すぐに視覚的に確認ができるものを作れます!

そのため、依頼者と開発者での認識のすり合わせが行いやすく、「いざできてみたらイメージと違った」という状況を回避しやすいです!

ノーコードでチャットアプリを作るデメリット2選

ノーコードツールを使ってチャットアプリを開発することには多くのメリットがありますが、その反面いくつかのデメリットも存在します。ここでは代表的な2つのデメリットを紹介します。

高度に複雑なものは作れないケースがある

ノーコードツールはとても便利ですが、複雑な機能や高度なカスタマイズには対応がしきれない可能性があります。

例えば、一からAIツールを作ることなどには向いていません。

できない機能がある際は、外部サービスとのAPI連携にて補填をしたり、場合によっては途中からスクラッチへの開発に切り替えるなどの対応を取るといいでしょう!

プラットフォームに依存するリスクがある

ノーコード開発は使用するノーコードツールのプラットフォームで用意されている機能内で開発を行うことになります。

そのため一定プラットフォームに依存することになります。

リスクとしては、使用しているノーコードツールがサービスを終了してしまった際などにサービスが維持できるか?という点などがありますが、Bubbleなどのサービス終了時は開発物をソースコードとして共有してもらえるものなどを使用するとリスクが減らせます!

チャットアプリの開発を成功させるコツ3選|開発会社が伝授

せっかくチャットアプリを開発しても使われないと悲しいですよね、、、

そこでチャットアプリを成功させるために重要なコツを3つ紹介させていただきます!

ターゲットのニーズを深く理解する

どんなに機能をたくさん盛り込み、クオリティの高いチャットアプリを作っても、ユーザーのニーズとずれていては使ってもらうことはできません、、、

そのため、ターゲットのニーズを正しく理解し、「何ができれば使われるか?」を考えてみましょう!

ニーズと機能があっていれば、機能数が少なくても重宝されるチャットアプリになるはずです!

UX/UIにもこだわる

チャットが出来る。というだけでは、なかなか選ばれるチャットアプリにはならないでしょう。

そのためアプリの世界観や特徴がより伝わりやすいUI。更に利便性の高いUXにこだわる必要があります!

このあたりは開発会社に依頼をする際は、積極的に相談をしてみるといいと思います!

収益化ポイントを設定しておく

チャットアプリを作る際は、事前に収益化ポイントをしっかりと決めておくことが大切です。

チャットアプリによくある収益ポイントとしては下記のようなものがあります!

  • 広告
  • 閲覧制限(有料プランにしないと〜日前、以前のチャットがみられないなど)
  • 機能拡張(プラグインなどを購入することで拡張機能が使える) など

その他にも様々な選択肢があると思うので、事前に検討しておきましょう!

ノーコードで作られたチャットアプリ事例2選

LINEのようなチャットアプリ

まずはスクラッチ開発でチャットアプリを作った場合の事例について見ていきたいと思います。

しかし、スクラッチ開発は非常に高額なため、開発費用を公に公開しているケースは見つかりませんでした、、

そのため、情報の客観性を担保しながら事例としての解像度を上げるため、「Pentagon」の情報を元に開発費用や期間の事例を見てみたいと思います!

機能数開発費用期間備考
最小限の機能200〜300万円6ヶ月程度複雑な機能を含まない
一般的な機能500万円〜10~12ヶ月程度商業的に公開しても問題ない程度
参照:Pentagon

更にLINEのVOOMやスタンプの売買等まで含めると、価格が大幅に上がることが想定されます。

チャット機能が豊富な学習管理アプリ『Az-Study』(弊社事例)

Az-Studyは学習塾を運営する企業様で運用されている、塾生の学習管理アプリです。

主となる機能は学習管理ですが、チャット周りの機能も豊富に実装した事例のため紹介させていただきます!

Az-Studyでは、生徒間での通常のチャットに加えXのツイートのようなタイムライン。またアバターをプレゼントできる機能などがチャットの周辺機能として実装されています!

こちらは開発期間約2ヶ月。500,000円ほどで開発した事例となります!

Az-Studyの開発事例詳細はこちら

チャットで契約書送付まで出来る!『JNAC』(弊社事例)

JNACはクリニックと看護師のマッチングが行えるアプリなのですが、最大の特徴はチャットの周辺機能にあります!

JNACはクリニックと看護師が自由にマッチングができ業務の依頼ができるという特性上、チャット上で契約書のやり取りや、業務後の終了報告などをチャットで行えるようになっています!

JNACは開発期間約2ヶ月。700,000円程度で開発を行いました!

JNACの開発事例詳細はこちら

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