ノーコードツールAdalo(アダロ)とは?できること・できないことや使い方を解説

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

こんにちは!EPICs合同会社です!

今回はノーコードツールAdaloについて紹介していきます!

  • ノーコードツールAdaloの特徴
  • Adaloでの開発について(費用やはじめ方)
  • Adaloを使ったアプリの開発事例

この記事を読むだけで、これらの疑問が解決するかと思います!

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

目次
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    ノーコードAdalo(アダロ)とは|4つの特徴を開発会社が解説

    ノーコードAdaloの特徴

    Adaloは、プログラミング知識がなくてもアプリを作成できるノーコードツールの一つです!

    他のノーコードツールに比べてモバイルアプリの開発に特化しています。

    加えて、Adaloには主に4つ特徴があります!それぞれ見ていきましょう!

    ネイティブアプリ(iOS・Android)開発に向いている

    ネイティブアプリは、App StoreやGoogle Playストアからダウンロードして利用できるアプリのことです!

    Adaloは、ネイティブアプリを簡単に作成できることが大きな魅力で、他のノーコードツールでは対応していない場合も多い機能の一つです!

    複雑なプログラミングをする必要なく、androidやiPhoneなどのOSに対応したスマホアプリをつくることができます。

    Webアプリも開発できる

    Adaloでは、モバイルアプリだけでなく、PC向けのWebアプリケーションも開発可能です!

    Adalo 2.0からは、様々なデバイスや画面サイズに適応するWebアプリを作成できるようになりました!

    より多くのユーザーに使いやすいツールになりました!

    PWAにも対応している

    PWAは、ネイティブアプリに近い体験をブラウザ上で提供することができます!

    Adaloで作成されたPWAは、インストール不要で、アイコンをホーム画面に追加するだけでアプリのように利用可能です。

    更新もWeb上で行えるため、ストアの審査を待つ必要がなく、運用が簡単に行えます!

    PWAについて詳しく知りたい方はこちら参考にしてみてください!
    https://www.profuture.co.jp/mk/column/45348

    日本語に公式対応していないが、工夫すれば可能

    Adaloの公式サポートやコミュニティはすべて英語ですが、Adaloの公式サイトは一部日本語が適用されています。

    また、日本語での入力が必要な場合は、外部のエディタ(メモなど)でテキストを準備し、それをコピペすることで対応する方法があり、工夫をすることで、日本語での対応が可能になります。

    また、日本語の解説や動画を見ながら、学ぶことも必要になります!

    次に、Adaloを利用して具体的に何ができるのか、またできないのかを詳しく見ていきましょう!

    ノーコードAdaloでできること・できないこと

    Adaloを使用することで、アプリ開発ができますが、できることできないことがあります。

    ここでは、その主なポイントを紹介します!

    Adaloでできること一覧

    ノーコードAdaloの特徴
    • スマホでの利用が主となるアプリの開発
    • ネイティブアプリを作ること
    • 比較的シンプルな機能のアプリ


    Adaloはモバイルアプリの開発が得意で、シンプルな機能なものを簡単につくることができます!

    さらに、先ほど述べたように、App StoreやGoogle Playで公開することできます!

    Adaloでできないこと一覧|Bubbleなど他ツールを選ぶべきケース

    ノーコードAdaloの特徴
    • マルチデバイスを利用するアプリの開発
    • 機能が複雑なアプリの開発
    • ゲームアプリの開発

    Adaloはマルチデバイスへ対応したアプリの開発や複雑な機能のアプリ、ゲームアプリ、高度なアニメーションを含むアプリは開発することが難しくなります。

    これら3つの開発をしたい場合は他のノーコード/ローコードツールでの開発を考えることが必要になるでしょう!

    Adaloを他のノーコードツールと比較|Bubble, Glide, FlutterFlow

    ここでは、Adaloと他のノーコードツールであるBubble, Glide, FlutterFlowを比べて、開発できるもの・できないもの、開発費用、開発期間の観点から紹介していきます!

    AdaloとBubbleの比較

    ノーコードAdaloの特徴

    カスタマイズ性とアプリの種類で選ぶ

    AdaloはネイティブアプリとWebアプリの開発に特化し、シンプルなアプリ作成が得意なノーコードツールです。一方、BubbleはWebアプリ開発に特化しており、高度なカスタマイズが可能です!

    そのため、複雑な開発が必要になるため、開発期間、開発費ともにBubbleの方が大きくなる可能性があります。

    AdaloもBubbleも有料プランでは使える機能が値段によって異なるので、目的に合うプランを選び、開発をしていくことが重要です!

    AdaloとGlideの比較

    ノーコードAdaloの特徴

    開発難易度とアプリの種類で選ぶ

    Glideは、スプレッドシートを基にしてPWAを素早く作成できるノーコードツールです。

    操作が簡単で、ノーコード初心者でも簡単にアプリを開発できるため、小さなプロジェクトをする場合おすすめです!

    AdaloはPWAだけでなくネイティブアプリやWebアプリの開発も可能で、少し複雑な開発にも対応できますが、開発期間がGlideに比べて長くなり、料金もそれに伴い高くなる場合があります。

    AdaloとFlutterFlowの比較

    ノーコードAdaloの特徴

    カスタマイズ性と開発難易度で選ぶ

    FlutterFlowは、Flutterを基にした開発ツールで、高いカスタマイズ性を誇ります。

    iOS、Android、Webのネイティブアプリケーションを開発することが可能で、複雑で高度な機能の実装が求められるアプリに適しています。

    Adaloはカスタマイズ性には限界があるものの、開発費用や期間を抑えたい場合に適しています!

    それぞれのノーコードツールと比較し、Adaloはシンプルなアプリやモバイルファーストのアプリ開発におすすめです!

    カスタマイズ性、アプリ種類、開発難易度などに注目してどのノーコードツールが適しているか選んでみましょう!

    ノーコードAdaloの開発費用は?|自社開発・外注で解説

    Adaloの開発費用は、自社での開発か外注するかによって異なります!

    ここでは、それぞれのケースにおける開発費用と、どのようなポイントを抑えるべきかを解説します!

    自社内で開発を行う場合の費用:料金プランと社員の人件費

    ノーコードAdaloの特徴

    Adaloは月額プランがあり、無料プランから始めることができますが、公開機能をフルに活用するためには有料プランへの移行が必要になります!

    有料プランは月額$45から$200の範囲で、機能やサポートの範囲が異なります。

    自社で開発する場合の主な費用はこの料金プランと、アプリ開発を行う社員の人件費になります!

    外注での支払いを抑えられる一方で、アプリ開発に必要なスキルがない場合、研修や学習の時間とコストも考慮する必要があるので注意が必要なポイントです!

    外注で開発を行う場合の費用:初期費用と維持費

    ノーコードAdaloの特徴

    外部の開発会社にAdaloアプリの開発を依頼する場合、初期開発費用として100万円から500万円程度が目安になります!

    これはフルスクラッチの開発に比べれば5/1~10/1にコストを抑えることができます

    Adaloを使った開発では、維持や管理が簡単なため、長期的な運用コストも削減できる点が魅力です!具体的には月額1万円から5万円程度が一般的です!

    続いてAdaloの料金プランについて詳しくみていきましょう!

    ノーコードAdaloの5つの料金プラン

    ノーコードAdaloの特徴

    Adaloでは、選べる複数の料金プランが用意されています。

    まずは、それぞれのプランの料金や使える機能を早見表で確認していきましょう!

    料金プランは5段階あり、それぞれで使用可能な機能が異なるので目的に応じてに検討してプランを選びましょう!

    プラン無料スタータープランプロフェッショナルチーム事業
    料金/月額
    ※年間契約だと割引あり
    無料$45$65$200$200
    公開アプリ数012510
    データ容量最大200レコード5GB最大25GB125GB500GB
    独自ドメイン×
    アプリのリリース×
    追加ユーザー×1人5ユーザー10ユーザー無制限
    専任サポート×××

    無料プランでできることできないこと

    できること: 無料プランでは、テストアプリの開発を無制限に行うことができます。

    アイディアを形にし、開発の初期段階でコストを抑えつつアプリを試すことができます!

    できないこと

    まとめると、主に以下が挙げられます!

    • アプリの公開
    • 独自ドメインの設定
    • ネイティブアプリ化
    • API連携
    • 共同編集

    これらの機能を利用するためには、有料プランへのアップグレードが必要です。

    さらに詳しい関連記事はこちら:【2024年版】ノーコードAdaloの料金プラン、結局どれがオススメ?無料版・有料版の比較も | ノーコード(Bubble, Adalo)の受託開発会社 – EPICs合同会社 (epic-s.co.jp)

    Adaloの使い方|開発を始める流れを解説

    ノーコードAdaloの特徴

    「Adaloでの開発をどのように始めればよいのか?」と疑問を持つ人もいると思います!

    ここでは、アカウント作成からアプリ公開までの基本的なステップを解説します!

    公式サイトでアカウントを作成する

    ノーコードAdaloの特徴

    Adaloの公式サイトにアクセスし、右上の「SIGN UP」ボタンをクリックします。

    登録フォームにメールアドレス、パスワード、フルネームを入力し、パスワードは8文字以上で設定してください。

    アカウント作成が完了すれば、Adaloにログインできます!

    開発環境を構築する

    ログイン後、新しいアプリの開発環境を構築します。

    ノーコードAdaloの特徴

    アプリの種類「native mobile app」または「desktop web app」を選択し、好みのテンプレートを選ぶか、新規で作成を選びます。

    ノーコードAdaloの特徴
    ノーコードAdaloの特徴

    その後、アプリの名前とカラーテーマを選択して、基本的な設定を完了します!

    データベースを作る

    ノーコードAdaloの特徴

    Adaloのデータベース管理画面から、「ADD COLLECTION」をクリックして新しいデータベースを作成します!

    必要なデータ(例えば、ユーザー名やメールアドレスなど)を追加し、アプリで使用するデータベースを設定します。

    アプリを制作する

    ノーコードAdaloの特徴

    データベース設定後、画面コンポーネントと機能コンポーネントを組み合わせてアプリの画面を制作します。

    • 機能コンポーネント:ボタンや検索バーなどの機能単体
    • 画面コンポーネント:機能コンポーネントを組み合わせて入力画面や一覧画面をコンポーネント化したもの

    Adaloのドラッグ&ドロップを使用して、必要な機能(ボタン、テキストボックス、画像など)を追加していきます!

    また、各コンポーネント間でのデータ連携や動作の設定も行います。

    ⑤アプリを公開する

    ノーコードAdaloの特徴

    アプリの開発が完了したら、プランに応じてアプリを公開します。有料プランに切り替えていない場合は、「Setting」ボタンから、「Usage&Billing」の「Billing」の項目内にある「Change Plan」でプランの変更が必要になります!

    ノーコードAdaloの特徴

    設定画面から「Publish」オプションを選択し、必要な設定を行った後、アプリを公開します。

    独自ドメインを設定してPWAとして公開する場合は、ドメインの設定も行います!

    さらに詳しく「アプリ公開」を知りたい方はこちらから:【Adalo】独自ドメインでアプリを公開する方法 | ノーコード(Bubble, Adalo)の受託開発会社 – EPICs合同会社 (epic-s.co.jp)

    この流れでAdaloの開発を行っていきましょう!

    続いて、Adaloで開発された具体的なアプリ事例をいくつか挙げ、どのようなアプリが実際に作られているのかを見ていきましょう!

    Adaloで作られたアプリの開発事例5選

    Adaloを使用して開発された、多様な目的と機能を持つ成功事例を5つ紹介します!

    • MuscleMate|トレーニングを話題に出会えるマッチングアプリ
    • FootHub|サッカーに特化したSNSアプリ
    • RematchR|動画配信機能もついたフリマアプリ
    • Scholarcash|学生が奨学金を探せるアプリ
    • Counselora|学校とカウンセラーをつなぐマッチングアプリ

    MuscleMate|トレーニングを話題に出会えるマッチングアプリ

    ノーコードAdaloの特徴

    MuscleMateは、フィットネス愛好者が共通の関心事を持つ人々と繋がることを目的としたマッチングアプリです!

    スマートフォンを主な使用デバイスとしており、Adaloを利用することで、開発期間は約1ヶ月で、費用も50万円以内に抑えることができました!

    このようなモバイルに特化した、シンプルな機能のマッチングアプリなどの開発は非常におすすめです!

    MuscleMateの開発事例詳細はこちら

    FootHub|サッカーに特化したSNSアプリ

    ノーコードAdaloの特徴

    FootHubはサッカーファン向けの社交アプリで、ユーザーはアプリを通じて最新のサッカーニュースを共有したり、ファン同士で交流することができます。

    Adaloで開発され、160か国以上のユーザーに利用されています!

    世界的にAdaloが利用され、活用されていることがわかりますね!

    RematchR|動画配信機能もついたフリマアプリ

    ノーコードAdaloの特徴

    RematchRは弊社で開発した、リメイク品を扱うフリーマーケットアプリで、ユーザーが自分の商品を販売できるプラットフォームです。

    加えて、リメイク方法を学べる動画教材も配信されており、YouTube経由で動画がアップロードされる仕組みを採用し、データが重くならないよう工夫しました!約3か月で開発した事例になります!

    Adaloでは、このように、短い期間で、良質なコンテンツや機能を提供することもできます!

    RematchRの開発事例はこちら:【開発事例/Adalo】リメイク品のECアプリ-『RematchR』

    Scholarcash|学生が奨学金を探せるアプリ

    ノーコードAdaloの特徴

    Scholarcashは、大学進学を目指す学生が奨学金を探すための検索アプリです!

    開発期間はわずか1週間で、iOSのApp Storeで20,000回以上ダウンロードされています!

    学生が奨学金を効率的に調達する手助けをし、様々な社会分野でAdaloで開発したアプリが活躍している例ですね!

    参考:Adalo公式ドキュメント

    Counselora|学校とカウンセラーをつなぐマッチングアプリ

    ノーコードAdaloの特徴

    Counseloraはスクールカウンセラーと教育機関を繋ぐマッチングサービスです!

    このアプリを通じて、学校側は必要とするカウンセラーを見つけ、カウンセラーは自分の専門性に合った学校と契約することができます!

    事例から、Adaloは多様な業種で対応するアプリを手軽に、かつ迅速に開発できるツールであることがわかるでしょう!

    ノーコードツールを活用することで、効率的に、非常に有効的にアプリを開発することができます!

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