【早見表つき】ノーコード開発のコスト・費用を解説!フルスクラッチとの比較や内訳も紹介
こんにちは!EPICs合同会社です!
- ノーコード開発費用の相場はいくら?
- 従来のスクラッチ開発に比べるとどれくらいなの?
- 費用の内訳はどうなっているの?
弊社は日本トップクラスのノーコード開発実績を持つ会社となっておりますが、開発費用・料金についてこのような疑問を持つ方が多くいらっしゃいます。
そこで今回は、ノーコード、スクラッチそれぞれの開発費用の違いや開発にあたって費用が増減する要因についてお伝えをしたいと思います!
ぜひ本記事の内容を踏まえコスパの良い開発が行える様になりましょう!
ノーコード全般の開発事例は以下の記事でも解説しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください!
→ノーコードで作られたアプリの成功事例44選【タイプ別に紹介】
【早見表でフルスクラッチ開発と比較】ノーコード開発にかかる費用
ノーコード開発とは、コーディングの作業を省略できる開発方法です。
そのため開発コストや開発期間の削減ができるというは大きなメリットがあります!
ここでは、ノーコード開発と従来のフルスクラッチ開発の費用を比較し、どのようにコスト削減が可能かを解説します。
ノーコード受託開発会社に依頼する場合
費用の種類 | ノーコード開発 | フルスクラッチ開発 |
---|---|---|
初期費用 | 約100〜500万円 | 約500〜数千万円以上 |
運用費用 | 約1〜5万円/月 | 月額数十万円以上 |
ノーコードで開発すると、受託開発会社に依頼してもスクラッチ開発に比べ数分の1〜10分の1程度の低コストで開発することが可能です!
従来のフルスクラッチ開発であればミニマムでも500万以上。ある程度の品質や機能を求めるとなると数千万円は必要となります。
一方ノーコード開発の場合、開発費用は約100万円から500万円ほどになることが多いです。目安としてはスクラッチ開発に比べ約1/3から1/10のコストで済むケースが多いです。
たとえば、ある中小企業がオンラインでの予約システムを新たに立ち上げたいと考えた場合、フルスクラッチ開発では設計からコーディング、テストまで全てを一から行う必要があり、予約システムだと1500万円以上が相場と言われています。
しかし、ノーコード開発を利用すれば、同じようなシステムを300万円程度で開始できます!
全体の費用相場:初期費用と運用費用
ノーコード開発では初期費用が抑えられるだけでなく、運用費用も同様に削減できます!
フルスクラッチ開発と比較して、維持管理がシンプルなため長期的なコスト削減が見込めます。
具体的な数字としては月に1〜5万円程度。
ノーコードで開発した場合の運用費用は、フルスクラッチの約半額以下に抑えられるケースが多いです!
種類別の費用相場
アプリの種類によって、ノーコードとフルスクラッチ開発の費用差は異なります。
アプリの種類 | ノーコード開発 | フルスクラッチ開発 |
---|---|---|
マッチングアプリ | 200〜550万円 | 500万円〜数千万円以上 |
SNSアプリ | 200〜500万円 | 500万円〜数千万円以上 |
eラーニング・学習アプリ | 100〜400万円 | 800万円〜数千万円以上 |
チャットアプリ | 150〜450万円 | 300万円〜数千万円以上 |
予約管理アプリ | 100〜500万円 | 400万円〜数千万円以上 |
業務システム | 150〜1,000万円 | 500万円〜数千万円以上 |
CMS | 100〜400万円 | 300万円〜数千万円以上 |
ECアプリ | 100〜700万円 | 1000万円〜数千万円以上 |
HP・LP | 10〜100万円 | 30万円〜数百万円以上 |
ただ前提としては開発したいアプリの種類によって開発費用は大きく異なります。
事前相談をしてみるといいでしょう!
インハウス/個人で開発を行う場合
費用の種類 | ノーコード開発 |
---|---|
初期費用 | 社員の人件費 |
運用費用 | 5000〜5万円/月 |
中小企業が自社のリソースを使ってインハウス(社内)でアプリ開発を行う場合、主な費用は社員の人件費となります。
この場合、外部の開発会社に依頼するよりもコストを抑えることが可能ですが、注意すべきポイントがいくつかあります。
社員の人件費が開発費用となる
社内に技術力のあるエンジニアがいれば、追加の採用コストなしで開発を進められるため、経済的です。
しかし、エンジニアが未経験者の場合、彼らの育成には相当の時間とコストが必要となります。
例えば、一人前のエンジニアを育てるには数年という長期間が必要であり、その間は開発速度が遅れることも予想されます。
開発に必要なリソースの捻出が困難なケースが多い
アプリ開発には、プログラミングだけでなく、要件定義、設計、テストなど多岐にわたる作業が含まれます。
これらを適切に管理し、必要なリソースを確保するためには、社内での十分な計画が必要です。
特に、小規模な企業では、日々の業務と開発作業のバランスを取ることが難しくなることがあります。
必要な開発期間も長い
社内での開発は、外部に依頼する場合に比べて時間がかかることが一般的です。
社内のエンジニアが他の業務と兼務している場合や、必要な技術習得に時間がかかるためです。
開発期間が長引くと、それだけ市場投入までのタイミングが遅れ、ビジネスチャンスを逃すリスクも高まります。
一方、ノーコードで受託開発を行うことで、「スクラッチ開発よりは開発コストを大幅に削減できる」というメリットを享受しつつ「開発スピードも速い」という良いとこ取りの開発が行えます。
次の段落では、具体的な開発費用の内訳と、インハウスまたは個人での開発時の留意点について詳しく解説します。
こちらではノーコードで作れるSNSアプリについてまとめています!合わせてチェックしてみてください!
→インスタやツイッターみたいなSNSアプリの作り方|低予算で開発するには?
アプリ・システム開発費用の内訳
アプリやシステムを開発する際の具体的な費用内訳を理解することは、開発を検討する上で非常に重要です!
開発費用は大きく分けて以下の3つに分かれます。
- エンジニアの人件費
- デザイン費用
- 保守運用費用
- サーバー費用
これらを適切に把握し計画することで、コスト効率の良い開発が可能となります!
エンジニアの人件費
アプリ開発における最大のコストは、エンジニアの人件費です。エンジニアのスキルやキャリアによって人件費は大きく変動し、特に高度な専門技術を要するプロジェクトでは、これが開発費用を大きく左右します!
例えば、通常のエンジニアが一人当たり60,000円/日程度であるのに対し、高度なスキルを持つエンジニアはそれ以上のコストがかかることが一般的です。
ノーコード開発の場合、エンジニアの育成が早く、少数のエンジニアで開発が行えるための、人件費を抑えやすい傾向にあります。
デザイン費用
ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)のデザインも、開発費用の重要な部分です。
デザイン費用は、「ページ数」「デザイナーのスキル」「使用するデザイン素材」によって変わります。
デザインに関しても社内でデザイナーを抱えている会社とデザインは外注をする会社があります!
後者の場合はデザイン費用が高騰しやすいため、予算を抑えたい場合は社内にデザイナーをかけている開発会社を選ぶといいでしょう!
効果的なデザインはユーザーの満足度を高め、アプリの成功に直結するため、適切な投資が必要ですね!
保守運用費用
アプリが公開された後もサーバーの管理や軽微な改修などの保守運用は必須です!
保守運用費は、対応範囲やトラフィックの量によって変動しますが、ノーコードの場合、そのシンプルな構造から保守運用が容易で、コストを低く抑えることが可能です!
サーバー費
アプリのデータを保管し、管理するサーバーの構築も重要な費用要素です。
スクラッチ開発の場合はAWSなどを使い独自にサーバーを用意するケースが多いですが、ノーコード開発では、多くのプラットフォームがクラウドベースで提供されており、通常は10,000円以内で利用開始できます。
一方、自社でサーバーを構築する場合、設備投資や運用コストがそれ以上になることが多いです!
このように、アプリ開発の各フェーズで発生するコストを事前に理解し、計画することで、無駄な投資を避け、効率的な開発が実現可能です!
次の段落では、ノーコード開発で特に費用が増加する可能性のあるシナリオについて解説します。
アプリ・システム開発費用が増加するケース3選
開発を行う際、予想外に費用が増加することがあります。特に中小企業の経営者が注意すべきは、以下の三つのケースです!
- 最初から機能をつけすぎる
- 仕様設計の精度が低く改修が発生する
- 開発会社とのコミュニケーション不足
これらを理解し、適切に対応することで、開発プロジェクトのコストを効率的に管理できるようにしましょう!
最初から機能をつけすぎる
新しいアプリ開発の初期段階で、多くの機能を盛り込みすぎることは避けるべきです。
初期に多機能を求めると、開発の複雑性が増し、それに伴いコストも上昇します。最初は必要最低限の機能に絞り、市場の反応を見てから段階的に機能を追加するという対応がおすすめです!
この方法なら、無駄な開発費用を抑えつつ、市場ニーズに基づいた機能拡張が可能です!
仕様設計の精度が低く改修が発生する
開発プロジェクトを始める際、仕様設計が不十分だと、開発途中で問題が発生しやすくなります。
また仕様が不明瞭だと、必要以上に改修が必要になり、それが直接的なコスト増加につながります。
したがって、開発前に詳細な仕様と要件を確定させることが非常に重要です!
開発会社とのコミュニケーション不足
ノーコード開発を受託する開発会社とのコミュニケーションが不十分だと、期待とは異なる結果になることがあります。
コミュニケーション不足が原因で、追加の開発要求や修正が発生し、結果的にコストが増大することになります。
プロジェクトの初期段階で開発会社としっかりとコミュニケーションを取り、期待する成果を明確に共有することが重要です!
以上の点に注意し、計画的に開発を進めることで、コストを抑えつつ、効果的なアプリやシステムを開発することが可能です!
次の段落では、信頼できるノーコード受託開発会社の選び方について詳しく説明します。
【EPICs流】信頼できるノーコード受託開発会社を選ぶ5ポイント
ノーコード開発を外部の受託会社に依頼する際には、信頼できるパートナーを選ぶことが非常に重要です。
適切な開発会社を選ぶことで、プロジェクトの成功確率が高まり、期待通りのアプリやシステムを効率良く開発することができます!
こちらでは信頼できるノーコード開発会社を選ぶための主要なポイントを解説します!
- 得意な分野と開発したいアプリが合っているか
- 対応しているノーコードツールはなにか
- 納品後の運用・保守に対応しているか
- 自社開発を行っているか
- 担当者との相性は良いか
1. 得意な分野と開発したいアプリが合っているか
1つ目のポイントは「得意な分野と開発したいアプリが合っているか」です。
開発会社には、それぞれ得意な開発分野があります。
弊社でも度々、「以前依頼した会社が作りたいアプリの知見が全くなくコミュニケーションがとりにくかったので御社での開発に切り替えたい。」という相談をいただきます。
依頼したあとのミスマッチを防ぐためにも、事前にしっかりどのような実績があるかを確認しておくことが重要です!
2. 対応しているノーコードツールはなにか
2つ目のポイントは「対応しているノーコードツールはなにか」です。
ノーコード開発には様々なツールがあり、それぞれ特徴が異なります。
どのツールを使用するかによって、実現できる機能やデザインの幅が変わってきます。
ただそもそも「作りたいアプリにはどんなツールが適しているかわからない」というケースがほとんどだと思いますので、基本的には「豊富なツールに対応している開発会社」を選ぶといいでしょう!
3. 納品後の運用・保守に対応しているか
3つ目のポイントは「納品後の運用・保守はどうか」です。
アプリやシステムは納品で全て終わりではなく、納品されて使い始めるところからがスタート。
アプリやシステムは公開後も定期的な更新や改善が必要になる場合も多いため、納品後も安心してサポートを受けられる体制が整っている会社を選びましょう!
4. 自社開発を行っているか
4つ目のポイントは「自社開発を行っているか」です。
システム開発は、要件定義や設計、開発、保守・運用など、いくつものフェーズに分かれています。
自社開発を行っておらず複数の企業が関わっていると、以下のような事態になることも。
- システムの品質にばらつきが出やすい
- こちらの意図が正確に伝わらない
このようなリスクがあるため、できるかぎり自社開発の割合が高い企業を選ぶほうが安心です。
5. 担当者との相性は良いか
最後5つ目のポイントは「担当者との相性は良いか」です。
相性が良ければ、自社の意図を正確に理解してもらいやすく、アプリやシステムを制作する目的が達成されやすくなります。
一口に相性と言われても判断がしにくいと思いますが、弊社のおすすめとしては「返信の速さ」、「対応の丁寧さ」、「作りたいアプリに関する知見」、「話しやすさや親身に接してくれるか」などを見るといいと思います!
なお、以下の記事では弊社独自の観点で洗い出したおすすめノーコード受託開発会社について紹介しています。
プロの目線から、「選ぶ時に注意するポイント」を紹介しつつ、「費用を抑えたい」「早く開発したい」「実績で選びたい」などそれぞれのニーズに従って開発会社を紹介しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてください!