Webアプリ開発会社おすすめ15社を紹介!会社を選ぶポイントや費用削減の方法も解説

Webアプリの開発を外部に依頼する際、数多くの開発会社の中から最適なパートナーを選ぶのは簡単ではありません。それは、開発会社によって得意分野や料金体系、サポート内容が大きく異なるためです。

本記事では、UI/UXデザインから業務システム開発、グローバル対応まで、様々な強みを持つWebアプリ開発会社を目的別に整理してご紹介します。

この記事でわかること
  1. 開発会社は目的と事業フェーズで選び分けるべき UI/UXデザイン重視ならグッドパッチ、低コスト・短期開発ならノーコード専門のEPICs、大規模基幹システムならNTTデータなど、自社のニーズに特化した会社を選ぶことで開発成功率が高まります。
  2. 初期費用だけでなく5年間の総コストで比較する システム保守費は年間で開発費の5〜15%、5年間で初期費用の1.5〜2倍が目安。保守費用の内訳、インフラ運用費の変動幅、技術サポート終了(EOL)対応コストを事前確認することで予算オーバーを防げます。
  3. MVP開発・スケーリング・API設計の3点で技術力を見極める 1ヶ月以内のMVPリリース実績、水平スケーリング対応力、RESTful APIなど標準設計手法の採用状況を確認。これらは将来の機能拡張や事業成長に直結する重要な判断基準です。

本記事をご参考いただき、自社プロジェクトに最適な開発パートナーを見つけてください。

また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」は、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。大手ノーコードツールであるBubbleからも、公式代理店として認定されています。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

目次

UI/UXから相談できるWebアプリ開発会社

デザイン性と使いやすさを重視したWebアプリを開発したい場合におすすめの会社をご紹介します。

  • Goodpatch株式会社
  • btrax Japan
  • SHIFTBRAIN inc.

株式会社グッドパッチ

株式会社グッドパッチ
項目内容
会社名株式会社グッドパッチ
最大の特徴戦略〜UI/UX〜開発を伴走支援
どんなケースにおすすめか企画段階から体験設計を重視したサービス

株式会社グッドパッチは、戦略策定からUI/UXデザイン、開発まで一貫してサポートする体制が最大の強みです。

単なる開発会社ではなく、ビジネス戦略の立案段階から参画し、ユーザー体験を重視したサービス設計を行います。

特に注目すべきは、独自のデザインシステム「Sparkle Design」の提供です。

これにより一貫性のあるデザインを効率的に実現できます。また、UX専門家が多数在籍しており、共創ワークショップを通じてクライアントと密に連携しながらプロジェクトを進める点も特徴的。

実績面では、Daikin未来洞察やヤマトヒューマンキャピタルなどの大型案件を手がけており、企業規模を問わず対応可能です。
費用は他社と比較してやや高めですが、課題解決能力の高さと品質の確実性を考慮すると、投資対効果は十分期待できるでしょう。

btrax Japan

btrax Japan
項目内容
会社名btrax Japan
最大の特徴シリコンバレー発のデザイン思考×プロトタイプ
どんなケースにおすすめかグローバルUX・海外市場検証が必要な新規事業

btrax Japanは、シリコンバレーで培ったデザイン思考とプロトタイプ開発のノウハウを日本に持ち込んだ開発会社です。

海外展開を視野に入れたサービス開発や、グローバル基準でのUX設計を得意としています。

同社の強みは、英語ネイティブのプロジェクトマネージャーが並走する体制です。

これにより、海外市場を意識した適切なUX設計が可能となり、後々の海外展開時にも大きなアドバンテージとなります。
SUBARUやpixivなど、国際的な視点が求められる案件での実績も豊富です。

また、DXやデザインに関する研修サービスも提供しており、開発だけでなく内製化支援も行っています。
単発のプロジェクトだけでなく、組織全体のデザイン力向上を目指す企業にとって心強いパートナーとなるでしょう。

プロトタイプを活用した迅速な検証サイクルにより、リスクを最小化しながら新規事業を進められます。

SHIFTBRAIN inc.

SHIFTBRAIN inc.
項目内容
会社名SHIFTBRAIN inc.
最大の特徴受賞歴多数のハイエンドUI実装
どんなケースにおすすめかブランディングと演出重視のWebアプリ/LP

SHIFTBRAINは、視覚的なインパクトと技術的な革新性を重視するハイエンドなWebアプリ開発に特化した会社です。

数多くの受賞歴を持ち、特にWebGLや3D演出などの最先端実装技術において業界をリードしています。

同社の制作プロセスは独特で、「HUMAN MODE」という手法により制作舞台裏を可視化し、クリエイティブワークの透明性を高めています。

これにより、クライアントは制作過程を詳しく把握でき、期待通りの成果物を得られます。

45RのECサイトやNTT DATA IMCの採用サイトなど、ブランディング要素が重要な案件での実績が豊富です。
ただし、一般的な業務システム開発よりも、企業のブランドイメージを印象的に表現したいプロジェクトに向いています。

費用は中程度ですが、独創的で記憶に残るWebアプリを求める企業にとって、投資価値の高い選択肢といえるでしょう。

ノーコード/ローコードに強いWebアプリ開発会社

短期間で低コストなWebアプリ開発を実現したい場合におすすめの会社をご紹介します。

  • EPICs株式会社
  • 株式会社Walkers
  • 株式会社マイスター・ギルド

EPICs株式会社

EPICs株式会社
項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴日本最大級Bubble/Adalo実績
どんなケースにおすすめか最短2週間・30万円からMVPを作りたい

EPICs株式会社は、圧倒的なスピードと低価格でMVP開発を実現するノーコード開発の専門会社です。

最短2週間、30万円からという業界屈指の条件で、アイデアを形にできる点が大きな特徴となっています。

弊社の強みは、BubbleとAdaloという主要なノーコードツールを横断的に活用できることです。

プロジェクトの要件に応じて最適なツールを選択し、開発事例50選を公開するなど豊富な実績と透明性を保っています。
マッチングサービスや業務アプリなど、多業種にわたる対応実績も安心材料の一つです。

特にスタートアップや新規事業担当者にとって、短期間で仮説検証を行える点は非常に価値が高いといえます。
複数のノーコードツールを使い分けることで、Web版とモバイルアプリ版を同時展開することも可能。

大熊滉希

低コストで開発を実現できますので、予算が限られている企業でも気軽に開発を始められる環境が整っています。

株式会社Walkers

株式会社Walkers
項目内容
会社名株式会社Walkers
最大の特徴Bubble公式代理・開発300件超
どんなケースにおすすめか低コストで早くPoC〜本番を進めたい企業

株式会社Walkersは、ノーコードプラットフォーム「Bubble」の公式代理店として300件を超える開発実績を持つ専門会社です。

従来のプログラミングによる開発と比較して、大幅なコストダウンと開発期間短縮を実現できる点が最大の魅力となっています。

特に注目すべきは、補助金を活用した開発支援です。適切な補助金の組み合わせにより、平均80%のコスト削減を実現しており、スタートアップや中小企業にとって非常に心強いサポート体制を整えています。
また、1分見積シミュレーターを提供しており、プロジェクトの概算費用を素早く把握できる点も便利です。

技術面では、AIプロンプト活用プラットフォームなどの最新技術を取り入れた事例も豊富で、単純なWebアプリだけでなく革新的なサービス開発にも対応可能。
PoC(概念実証)から本格運用まで一貫してサポートする体制により、事業検証を効率的に進められます。

コストパフォーマンスを重視する企業にとって理想的な選択肢でしょう。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

ノーコード開発は確かに低コスト・短期間が魅力ですが、「すべてのWebアプリに適している」わけではありません。当社の開発経験上、ユーザー数が数千人規模までのMVP検証や、データ処理が比較的シンプルな業務アプリには最適です。一方で、秒間1,000リクエスト以上の高負荷処理や、複雑な金融計算ロジックが必要な場合は、スクラッチ開発との併用を検討すべきケースもあります。まずは「何を検証したいのか」を明確にし、それに応じた開発手法を選ぶことが重要です。

株式会社マイスター・ギルド

株式会社マイスター・ギルド
項目内容
会社名株式会社マイスター・ギルド
最大の特徴大手案件を含むWebシステム専門集団
どんなケースにおすすめかB2B向け販売/予約等業務アプリ

株式会社マイスター・ギルドは、B2B向けの業務アプリケーション開発に特化したWebシステム専門集団です。

予約管理システムや販売管理システムなど、企業の基幹業務を支えるアプリケーションの開発において豊富な実績を持っています。

同社の特徴は、ノーコード開発でありながら大手企業の案件も手がける技術力の高さです。

Bubbleを活用した予約管理システム開発では、複雑な業務フローにも対応できる柔軟性を実証しています。
また、サーバーやクラウド構築もワンストップで提供しており、システム全体の設計から運用まで一括して任せられる安心感があります。

技術発信にも積極的で、オープンソースソフトウェア(OSS)の活用や講師登壇など、業界全体の技術向上にも貢献。これらの活動により蓄積された知見が、クライアントのプロジェクトにも還元されています。
費用面では中程度の評価ですが、業務効率化を重視するB2B企業にとって、投資対効果の高いパートナーといえるでしょう。

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    業務システムに強いWebアプリ開発会社

    大規模で高い信頼性が求められる業務システム開発におすすめの会社をご紹介します。

    • 株式会社NTTデータ
    • SCSK株式会社
    • TIS株式会社

    株式会社NTTデータ

    株式会社NTTデータ
    項目内容
    会社名株式会社NTTデータ
    最大の特徴国内最大SIer・高信頼性
    どんなケースにおすすめか大規模基幹系や金融・公共DX

    NTTデータは、国内最大規模のシステムインテグレーター(SIer)として、金融機関や公共機関をはじめとする大規模システム開発で圧倒的な実績を持ちます

    高い信頼性と確実性が要求される基幹系システムにおいて、業界をリードする存在です。

    特筆すべき実績として、ゆうちょ銀行のDXプロジェクトやバンキングアプリの創発、日本郵便のSSO基盤「Sinfonex」導入などがあります。
    これらの案件では、セキュリティの確保と業務継続性の担保が最優先となりますが、同社の技術力により安全かつ効率的なシステム移行を実現しています。

    また、最新技術への対応も積極的で、Agile開発手法、DevOps、ローコード開発を統合したサービスも提供。
    従来の堅実なシステム開発に加えて、迅速性も兼ね備えた開発体制を構築しています。

    費用は高めですが、ミッションクリティカルなシステムを構築する際には、その投資価値は十分に見込めます。
    課題解決能力、技術力、セキュリティ面で最高評価を得ており、企業の根幹を支えるシステム開発には最適な選択肢です。

    SCSK株式会社

    SCSK株式会社
    項目内容
    会社名SCSK株式会社
    最大の特徴自社開発CELFで業務アプリ迅速構築
    どんなケースにおすすめかExcel業務をWeb化し属人化を解消したい

    SCSK株式会社は、自社開発のローコードプラットフォーム「CELF」を核とした業務アプリケーション開発に強みを持つ会社です。

    特にExcelで管理していた業務をWeb化し、属人化の解消と業務効率向上を実現することを得意としています。

    CELFとAppsnauitを組み合わせた開発により、現場主導でのシステム構築を可能にしている点が特徴的です。
    IT部門に依存せず、業務担当者自身がシステムの改善や拡張を行えるため、変化の激しいビジネス環境にも柔軟に対応できます。
    導入事例も豊富に公開されており、実績の透明性も高く評価できます。

    また、TISとの販促連携により金融向けサービスの拡販も積極的に行っており、特に金融業界での業務効率化には豊富なノウハウを蓄積しています。

    ノーコード・ローコード開発により、従来のシステム開発と比較して短期間での導入が可能で、運用開始後の保守性も優れています。
    現場の業務改善を重視する企業にとって、非常に実用的なソリューションを提供する会社といえるでしょう。

    TIS株式会社

    TIS株式会社
    項目内容
    会社名TIS株式会社
    最大の特徴決済・金融領域に強いSI大手
    どんなケースにおすすめかキャッシュレス/基幹周り含むWeb+バックエンド

    TIS株式会社は、決済システムと金融領域において半世紀を超える豊富な実績を持つSI大手企業です。

    キャッシュレス決済システムや基幹システムと連携したWebアプリケーション開発において、業界トップクラスの技術力と信頼性を誇ります。

    同社の強みは、決済事業での長年の実績により培われた高度なセキュリティ技術と、金融機関との深い信頼関係です。これにより、決済機能を含むWebアプリケーションや、既存の基幹システムと密に連携する複雑なシステム構築が可能となっています。
    CELFパートナー契約を通じた現場DX支援も積極的に行っており、業務効率化と技術革新の両立を図っています。

    特に注目すべきは、フロントエンドのWebアプリケーションだけでなく、バックエンドシステムまで一括して設計・構築できる総合力です。

    決済処理、在庫管理、顧客管理などの複数システムを統合したWebアプリケーションを構築する際には、その経験と技術力が大きなアドバンテージとなります。
    金融業界での信頼性を重視する企業や、決済機能が重要な役割を果たすECサイトなどの開発には最適な選択肢です。

    グローバル・多言語対応に強いWebアプリ開発会社

    海外展開や多言語対応が必要なWebアプリ開発におすすめの会社をご紹介します。

    • モンスターラボ ホールディングス
    • Sun*株式会社
    • FPTジャパンホールディングス

    株式会社モンスターラボ

    株式会社モンスターラボ
    項目内容
    会社名株式会社モンスターラボ
    最大の特徴世界20カ国超+国内拠点で24h開発
    どんなケースにおすすめか海外展開前提or多言語UX必須のサービス

    株式会社モンスターラボは、世界20カ国以上に拠点を持つグローバル開発体制により、24時間体制での開発を実現している国際的な開発会社です。

    海外展開を前提としたサービスや、多言語でのユーザー体験が必須となるWebアプリ開発において、圧倒的な強みを発揮します。

    同社の特徴は、各国の文化や商習慣を深く理解したローカライゼーション対応です。

    単純な翻訳ではなく、現地のユーザーにとって自然で使いやすいUX設計を行えるため、グローバル市場での成功確率を大幅に向上させることができます。
    日本郵便のe発送サービス開発などの実績からも、その技術力の高さがうかがえます。

    開発手法についても、アジャイル開発とウォーターフォール開発の両方に対応しており、プロジェクトの性質に応じて最適な手法を選択可能です。
    また、豊富な資料群によりDXの教科書的な情報も提供しており、クライアントの知識向上もサポート。
    時差を活用した効率的な開発により、従来よりも短期間でのリリースを実現できる点も大きなメリットといえるでしょう。

    株式会社Sun Asterisk

    株式会社Sun Asterisk
    項目内容
    会社名株式会社Sun Asterisk
    最大の特徴ベトナム開発×日本コンサルのハイブリッド
    どんなケースにおすすめか迅速MVP〜スケールまでを一括依頼

    株式会社Sun Asteriskは、ベトナムでの開発力と日本でのコンサルティング力を組み合わせたハイブリッド型の開発体制が特徴です。

    コストパフォーマンスの高いオフショア開発でありながら、日本企業特有の要求にも柔軟に対応できる体制を構築しています。

    同社の強みは、MVP(最小実行可能製品)開発からサービスのスケールアップまでを一貫してサポートできることです。
    タイミーや西松建設などの支援事例では、初期の仮説検証段階から本格運用に至るまで、継続的なパートナーシップを築いています。
    この長期的な関係により、サービスの成長に合わせた適切な技術選択と拡張が可能となっています。

    特に注目すべきは、オフショア開発の成功・失敗ポイントに関する情報発信も積極的に行っていることです。

    これまでの豊富な経験から得られた知見を共有することで、クライアントとの認識齟齬を防ぎ、プロジェクトの成功確率を高めています。
    スタートアップから大手企業まで幅広い開発実績を持ち、費用対効果を重視しながらも品質を確保したい企業にとって理想的な選択肢です。

    FPTジャパンホールディングス

    FPTジャパンホールディングス
    項目内容
    会社名FPTジャパンホールディングス
    最大の特徴3,800名体制の東南アジア最大手ITサービス
    どんなケースにおすすめかコスト効率最重視の大規模オフショア開発

    FPTジャパンホールディングスは、3,800名という大規模な開発体制を誇る東南アジア最大手のITサービス企業です。

    特に大規模なオフショア開発において、圧倒的なコストパフォーマンスを実現できる点が最大の特徴となっています。

    同社の実績として注目すべきは、長期170名規模という大型パートナー事例があることです。
    これは単発のプロジェクトではなく、継続的な開発体制を構築できる組織力の証明といえます。
    AWS移行プロジェクトやRPA導入など、多様な技術領域での海外事例も豊富で、技術的な対応力の幅広さも実証されています。

    また、レガシーモダナイゼーションサービスも提供しており、古いシステムを現代的な技術で刷新する際のノウハウも蓄積。
    大企業の基幹システムリニューアルなど、技術的難易度の高いプロジェクトにも対応可能です。

    費用の安さでは最高評価を得ており、予算を抑えながら大規模開発を実現したい企業にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

    スタートアップ支援特化のWebアプリ開発会社

    新規事業や急成長企業のWebアプリ開発におすすめの会社をご紹介します。

    • mofmof inc.
    • TechSuite株式会社
    • 株式会社GeNEE

    mofmof inc.

    mofmof inc.
    項目内容
    会社名mofmof inc.
    最大の特徴月額制「開発チームレンタル」
    どんなケースにおすすめか変動要件の継続開発・技術顧問込みで依頼

    mofmof inc.は、月額制の「開発チームレンタル」という独自のサービス形態で、スタートアップの継続的な開発ニーズに応える会社です。

    従来の受託開発とは異なり、変動する要件や急な仕様変更にも柔軟に対応できる体制を提供しています。

    同社の最大の特徴は、MVPから本番運用までをアジャイル開発で継続的にサポートすることです。

    スクラム開発手法の導入とエンジニア文化の重視により、技術的負債を蓄積させずにサービスを成長させることができます。
    また、技術顧問的な役割も果たすため、社内のエンジニアリング体制構築についてもアドバイスを受けられます。

    特に注目すべきは、プロジェクトの目的確認を徹底し、よくある失敗パターンを事前に回避する取り組みです。
    スタートアップでは技術的な判断ミスが致命的な影響を与える可能性がありますが、同社の経験豊富なチームがリスクを最小化してくれます。

    月額制のため予算計画も立てやすく、急成長するスタートアップにとって心強いパートナーとなるでしょう。
    継続的な開発体制を求める企業には理想的な選択肢です。

    TechSuite株式会社

    TechSuite株式会社
    項目内容
    会社名TechSuite株式会社
    最大の特徴生成AI×DXコンサル+自社SaaS「PLANNii」
    どんなケースにおすすめかBtoB SaaS企画〜スケールを少人数で進めたい

    TechSuite株式会社は、生成AIとDXコンサルティングを組み合わせ、自社SaaS「PLANNii」の開発・運営経験を活かしたBtoB SaaS開発に特化した会社です。

    少人数のチームでも効率的にサービスを企画からスケールまで進められる体制を提供しています。

    同社の強みは、自社でSaaSサービスを実際に運営している実践的な知見です。
    PLANNiiの開発・運営を通じて得られた経験により、BtoB SaaSにおける典型的な課題と解決策を熟知しています。
    また、AI記事生成サービス「バクヤスAI」の展開など、最新技術の活用にも積極的で、競争優位性の高いサービス開発が可能です。

    特に注目すべきは、DXコンサルティングとAI活用を組み合わせた上流工程からの伴走支援です。

    単なる開発代行ではなく、ビジネス戦略の立案段階から参画し、技術的な実現可能性と市場性を両立させたサービス設計を行います。
    少人数でのスタートアップや、社内リソースが限られている企業にとって、効率的にBtoB SaaSを立ち上げるための理想的なパートナーといえるでしょう。

    株式会社GeNEE

    株式会社GeNEE
    項目内容
    会社名株式会社GeNEE
    最大の特徴ビジネス×UI/UX×開発のプロ混成チーム
    どんなケースにおすすめか0→1 MVPを3〜6か月で検証したい

    株式会社GeNEEは、ビジネス戦略、UI/UXデザイン、開発技術のプロフェッショナルが混成チームを組むことで、0から1を生み出すMVP開発に特化した会社です。

    3〜6か月という短期間で仮説検証まで完了させることを得意としています。

    同社の特徴は、コンセプト策定から仮説検証までのプロセスを体系化し、公開していることです。
    デザインシンキングとリーン開発手法を組み合わせることで、市場のニーズを的確に捉えたサービス開発を実現しています。
    各分野の専門家が連携することで、技術的な実現可能性とビジネス的な価値を両立させた提案が可能です。

    また、勤怠管理システムやSaaSなどの自社プロダクト開発経験も豊富で、実際のサービス運営で得られた知見をクライアントのプロジェクトにも活用しています。

    費用の安さでは4段階評価を得ており、予算を抑えながらも質の高いMVP開発を実現可能です。
    新規事業の立ち上げや、アイデア段階からの事業化を検討している企業にとって、リスクを最小化しながら市場検証を進められる貴重なパートナーとなるでしょう。


    事業フェーズ別:最適なwebアプリ開発会社の選び方

    webアプリ開発を成功させるためには、自社の事業フェーズに合った開発会社を選ぶことが重要です。スタートアップのMVP開発と、既に顧客基盤を持つ企業のスケール開発では、求められる技術力や対応スピードが大きく異なります。

    以下では、事業フェーズごとに重視すべき3つのポイントを解説します。

    • MVP開発の実績を確認する
    • 水平スケーリング対応力を見極める
    • API設計の柔軟性を評価する

    MVP開発の実績を確認する

    事業の初期段階では、顧客ニーズを素早く検証できるMVP(実用最小限の製品)開発が欠かせません。MVPとは、必要最小限の機能だけを実装したプロダクトのこと。市場に仮説をぶつけて、ユーザーの反応を見ながら改善を繰り返す手法です。

    MVP開発にかかる期間は、製品の最低限の機能に焦点を当てるため、数週間から長くても2〜3か月程度でリリースすることを目指すのが一般的です。

    出典情報: アジャイル開発とMVP開発の違い / Sun Asterisk / 2024年

    webアプリのMVP開発では、2週間から1ヶ月程度でリリースし、ユーザーフィードバックをもとに機能を追加・修正していくスピード感が求められます。そのため、開発会社がPMF(プロダクトマーケットフィット)という考え方を理解しているかを確認しましょう。PMFとは、顧客が満足する商品を適切な市場に提供できている状態を指します。

    開発会社の実績を見る際は、「初回リリースまでの期間」や「リリース後の改修対応スピード」を具体的に質問してください。

    大熊滉希

    1ヶ月以内にプロトタイプをリリースした実績があれば、スタートアップフェーズに適した会社といえます。

    水平スケーリング対応力を見極める

    ユーザー数が急増する成長フェーズでは、サーバーの処理能力を拡張する「スケーリング」技術が重要になります。スケーリングには2つの方法があり、それぞれ異なる特徴を持っています。

    1つ目は「垂直スケーリング」(スケールアップ)で、既存サーバーのCPUやメモリを強化する方法です。設定が比較的シンプルな一方、サーバー1台の性能には物理的な限界があります。

    2つ目は「水平スケーリング」(スケールアウト)で、サーバーの台数を増やして負荷を分散させる方法。こちらは理論上無限に拡張でき、障害時にも他のサーバーでシステムを稼働し続けられるメリットがあります。

    開発会社に対して「月間アクセス数が10倍になった場合の対応策」を具体的に質問し、ロードバランサーやデータベースのシャーディング(分割)といった技術に言及できるかを確認してください。

    EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

    ただし実務的には、初期段階から水平スケーリング設計を完璧に組むと、開発コストが1.5〜2倍になるケースもあります。当社の開発方針としては、ユーザー数が1万人を超える見込みがある場合のみ、初期から本格的なスケーリング設計を推奨しています。それ以下の規模であれば、まずは垂直スケーリングで始め、実際のアクセス状況を見ながら段階的に移行するほうが、初期投資を抑えられます。過去に関わったECサイトでも、当初想定の3分の1のアクセスで落ち着いたケースがあり、過剰な初期設計は資金の無駄遣いになりかねません。

    API設計の柔軟性を評価する

    事業拡大に伴い、外部サービスとの連携や新機能追加が頻繁に発生します。その際に重要となるのが、API(Application Programming Interface)の設計思想です。APIとは、異なるシステム同士が情報をやり取りするための窓口のこと。

    優れたAPI設計がされていれば、将来的にスマホアプリを追加開発したり、決済システムと連携したりする際に、既存のwebアプリを大幅に修正する必要がなくなります。開発会社がRESTful APIやGraphQLといった標準的な設計手法を採用しているかを確認しましょう。

    RESTful API設計では、ステートレス要求モデルによりクライアントと特定のサーバー間のアフィニティを保持する必要がなくなるため、高いスケーラビリティをサポートし、将来の機能拡張にも柔軟に対応できます。

    出典情報: RESTful Web API の設計 – ベスト プラクティス / Microsoft Azure / 更新日不明

    実績を確認する際は、「過去に開発したシステムで、後から機能を追加した事例」を聞いてみてください。API設計が適切であれば、追加開発の工数が当初開発の30%以下に抑えられているはずです。

    大熊滉希

    柔軟な拡張性を持つAPI設計ができる会社は、長期的なパートナーとして信頼できます。


    5年間の総コストで比較するwebアプリ開発会社選び

    webアプリ開発では、初期の開発費用だけでなく、運用開始後の保守費用やインフラコストも含めた総額を見積もる必要があります。一般的に、5年間の運用コストは初期開発費用の1.5倍から2倍に達すると言われています。

    業界標準として、システム運用・保守の年間費用はシステム開発費の約5〜15%が目安とされており、大規模システムでは15%程度になるケースもあります。

    出典情報: システム保守費用の相場 / 複数の業界レポート / 2024-2025年

    以下では、長期コストを正確に把握するための3つのチェックポイントを紹介します。

    • 保守費用の内訳を明示させる
    • インフラ運用費の変動幅
    • 技術スタックのEOL対応

    保守費用の内訳を明示させる

    多くの開発会社が「月額○○万円で保守対応」という料金体系を提示しますが、その内訳を詳しく確認することが重要です。保守費用には、大きく分けて以下の項目が含まれます。

    セキュリティパッチの適用は、webアプリを安全に運用するために欠かせません。脆弱性が見つかった際、迅速にアップデートできる体制があるか確認してください。フレームワークのバージョンアップも重要な項目で、古いバージョンのままだとセキュリティリスクが高まります。

    サーバー監視とアラート対応は、システム障害を早期発見するために必要です。24時間365日の監視体制があるか、障害発生時の初動対応が含まれるかを明確にしましょう。

    月に何時間までの修正作業が含まれるのか、追加費用が発生する基準はどこなのかを事前に合意しておくことで、予算オーバーを防げます。

    EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

    当社がこれまで保守契約を行ってきた経験では、「月5時間まで無料」という契約でも、実際には毎月平均8〜12時間の作業が発生するケースが大半です。これは、クライアント側で「軽微な修正」と考えていても、技術的には複数機能に影響するため工数がかかる、というギャップから生じています。「ボタンの色変更は30分、フォーム項目追加は2時間」といった具体例があると、後々のトラブルを避けられます。

    インフラ運用費の変動幅

    webアプリのインフラには、オンプレミス(自社サーバー)とクラウド(AWS、Azure、GCPなど)の2つの選択肢があります。それぞれ初期費用と維持費の構造が大きく異なるため、5年間の総額で比較することが重要です。

    クラウドサービスの大きな特徴は、アクセス数に応じて自動的にサーバー台数を増減する「オートスケーリング」機能が使えることです。例えば、平常時は月額10万円のサーバー費用でも、キャンペーン期間中のアクセス急増時には自動的に月額30万円に拡張され、終了後は再び10万円に戻ります。

    一方、オンプレミスでは初期のハードウェア購入費用が数百万円かかりますが、月額の運用費は比較的安定しています。ただし、電気代や保守要員の人件費も考慮する必要があり、総合的なコスト計算が複雑になります。

    大熊滉希

    開発会社に対して「月間アクセス数が3倍になった場合」と「アクセスが半減した場合」の両方のシナリオでコスト試算を依頼してください。変動幅を把握することで、予算計画の精度が高まります。

    技術スタックのEOL対応

    webアプリを構成するフレームワークやデータベースには、必ず「EOL」(End of Life、サポート終了日)が設定されています。EOLを迎えた技術を使い続けると、セキュリティ更新が提供されず、重大な脆弱性にさらされるリスクが生じます。

    例えば、PHPのバージョン7.4は2022年11月にEOLを迎えており、それ以降はセキュリティパッチが提供されていません。このような状況になると、新しいバージョンへの移行作業(マイグレーション)が必要になり、数十万円から数百万円の追加コストが発生します。

    開発会社を選ぶ際は、提案される技術スタックのEOL時期を必ず確認してください。一般的に、メジャーバージョンのサポート期間は3年から5年程度です。今から開発を始める場合、少なくとも3年以上サポートが続く技術を選ぶことで、短期間での移行コストを避けられます。

    EOL到達時の移行費用の見積もりも事前に取得しておきましょう。「移行作業は初期開発費用の20%程度」という目安を知っておくと、長期的な予算計画が立てやすくなります。

    EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

    実際の開発現場では、EOL到達の半年前から移行準備を始めるのが理想です。当社が関わった金融系のWebアプリでは、EOL直前の3ヶ月前に移行を開始したため、テスト期間が不足し、本番環境で軽微な不具合が複数発生しました。結果として、移行費用が当初見積もりの1.4倍になった経験があります。EOLの1年前に移行計画を立て、半年前から段階的にテストを進めることで、リスクとコストを最小化できます。また、移行のタイミングで「ついでに機能追加」を検討する企業が多いですが、これは失敗率を高める要因になります。移行と新機能開発は必ず分けて実施すべきです。




    低コスト・短期間開発ならEPICs株式会社

    圧倒的なスピードとコストパフォーマンスでWebアプリ開発なら、EPICs株式会社へご相談ください。

    日本最大級のBubble・Adalo開発実績を持ち、最短2週間、30万円からMVP開発を実現します。
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    著者・監修者
    日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。

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    監修者
    石森裕也
    EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
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