提案力で選ぶアプリ開発会社16選!課題解決から運用まで伴走してくれるパートナー


アプリ開発を外注する際、「ただ作るだけ」ではなく、ビジネス課題の解決まで一緒に考えてくれる会社を選びたいもの。本記事では、企画段階から伴走し、長期的な成長まで見据えた提案力を持つアプリ開発会社を、5つの軸別にご紹介します。各社の特徴や評価を比較しながら、自社に最適なパートナーを見つける参考にしてください


また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」は、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。大手ノーコードツールであるBubbleからも、公式代理店として認定されています。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

目次

上流から相談できる「提案型」のアプリ開発会社

企画の段階から相談でき、事業成長まで見据えた提案をしてくれる会社を3社ご紹介します。

  • YUMEMI(ゆめみ)
  • Goodpatch(グッドパッチ)
  • Monstarlab(モンスターラボ)

YUMEMI(ゆめみ)

YUMEMI(ゆめみ)

項目内容
会社名YUMEMI
最大の特徴企画〜開発〜グロース一気通貫・大規模実績
どんなケースにおすすめかKPI起点で継続改善まで伴走したい
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力5
費用の安さ3
進行管理/納期遵守5
品質保証/再現性5
体制/継続運用力5

YUMEMIは、企画から開発、リリース後のグロース(成長)支援まで一気通貫で対応できる体制が最大の強みです。600社を超える実績を持ち、大規模なMAU(月間アクティブユーザー数)を抱える案件にも対応してきた実績があります。

単にアプリを作るだけでなく、KPI(重要業績評価指標)を起点とした継続的な改善提案を得意としており、リリース後もデータ分析や運用改善で伴走してくれる点が特徴的。Flutterなどのモダンなアプリ開発技術に加え、監視運用の知見も豊富で、長期的な視点でプロダクトを育てていきたい企業に最適な選択肢となります。

他の提案型企業と比較すると、企画・分析・運用すべてをカバーするフルレンジ体制を持ち、特に「長期的なグロース支援の筋力」が際立っている印象。単発のプロジェクトではなく、継続的なパートナーシップを求める企業におすすめです。

Goodpatch(グッドパッチ)

Goodpatch(グッドパッチ)

項目内容
会社名Goodpatch
最大の特徴UX起点の上流設計とデザイン強度
どんなケースにおすすめか体験設計から事業仮説を磨きたい
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力5
費用の安さ3
進行管理/納期遵守4
品質保証/再現性4
体制/継続運用力4

Goodpatchは、UX(ユーザー体験)を起点とした上流設計に強みを持つデザイン会社です。JINSアプリなど、既存サービスの体験を大きく向上させたリニューアル事例が豊富にあります。

最大の特徴は、デザインシステムの構築と運用ノウハウの厚み。デザインシステムとは、UIパーツやデザインルールを統一・体系化したもので、これにより一貫性のある体験を提供しながら、開発効率も高められます。Goodpatchはこの分野での発信力が高く、単なる見た目の美しさだけでなく、ビジネス成果につながる体験設計を重視した提案が得意。

上流工程からUI実装まで一貫して伴走してくれるため、「まだ要件が固まっていないが、ユーザーにとって価値のあるアプリを作りたい」という企業に特におすすめできます。UI/UXの思想と仕組み化において、同軸の他社と比較しても突出した強みを持っています。

Monstarlab(モンスターラボ)

Monstarlab(モンスターラボ)

項目内容
会社名Monstarlab
最大の特徴多拠点体制×アジャイル伴走
どんなケースにおすすめか大規模/短サイクルで仮説検証したい
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力4
費用の安さ3
進行管理/納期遵守4
品質保証/再現性4
体制/継続運用力5

Monstarlabは、グローバルな多拠点体制とアジャイル開発手法による柔軟な伴走型支援が強み。東京ドームシティ公式アプリなど、大規模プロジェクトの実績も豊富です。

アジャイル開発とは、短いサイクルで機能をリリースしながら改善を繰り返す開発手法のこと。Monstarlabはこの手法を活用し、As-Is(現状)とTo-Be(あるべき姿)の分析から、BFF(Backend For Frontend)などのモダンなアーキテクチャ設計まで対応可能です。

特筆すべきは、事例資料やナレッジの公開が充実している点。同社のWebサイトでは、具体的なプロジェクト事例や協業パターンが多数紹介されており、自社の課題に近い事例を参考にできます。グローバルな体制構築力を活かし、大規模プロジェクトを短サイクルで進めたい企業に最適な選択肢となるでしょう。



業界特化に強いアプリ開発会社

特定の業界に深い知見を持ち、その業界特有の要件に対応できる会社を3社ご紹介します。

  • TIS(金融/公共など)
  • NTTデータ(横断業界)
  • NTTデータMSE(モバイルサービス)

TIS

TIS

項目内容
会社名TIS
最大の特徴金融・大規模基幹×高品質移行/運用
どんなケースにおすすめか金融/大規模レガシー刷新と連携が必要
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力5
費用の安さ3
進行管理/納期遵守5
品質保証/再現性5
体制/継続運用力5

TISは、金融業界をはじめとする大規模基幹システムとの連携に圧倒的な強みを持つ開発会社です。みずほ銀行の業務効率化や住宅金融支援機構の大規模システムリライトなど、金融機関の重要なシステムを数多く手がけてきた実績があります。

金融業界では、セキュリティや可用性(システムが止まらないこと)に対する要求水準が極めて高く、ミッションクリティカルな環境での開発経験が求められます。TISはこうした厳しい要件をクリアしてきた豊富な知見を保有しており、レガシーシステム(古い技術で構築されたシステム)からの移行や、既存の基幹システムとアプリの連携においても安心して任せられる体制。

他の業界特化企業と比較すると、特に「金融×基幹システム」という高難度領域での対応力が抜群です。金融機関や公共機関など、システムの信頼性が事業の根幹に関わる企業にとって、最適なパートナーとなるでしょう。

NTTデータ

NTTデータ

項目内容
会社名NTTデータ
最大の特徴官公庁〜金融〜製造まで横断実績
どんなケースにおすすめか複数業界/大規模での横断展開が必要
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力5
費用の安さ3
進行管理/納期遵守5
品質保証/再現性5
体制/継続運用力5

NTTデータは、官公庁、金融、製造業など、あらゆる業界での大規模プロジェクト実績を誇る総合力の高い企業です。単一業界に特化するのではなく、複数業界を横断したケースナレッジを持っている点が大きな特徴となります。

同社の強みは、AI・データ基盤と業務システムを統合する力。各業界で蓄積したノウハウを活かしながら、最新のAI技術やデータ分析基盤をアプリに組み込む提案が可能です。また、大規模案件の推進実績が豊富なため、複数部門や複数拠点にまたがるプロジェクトでも、確実に進行管理できる体制を持っています。

官民問わず、金融から製造まで幅広い業界の知見を横断的に活用できる点が、他社との大きな差別化ポイント。特に、複数の事業部門や業界をまたいだアプリ展開を検討している大企業にとって、心強いパートナーとなるはずです。

NTTデータMSE

NTTデータMSE

項目内容
会社名NTTデータMSE
最大の特徴通信/決済/生活領域のモバイル実績
どんなケースにおすすめかキャリア/大手向けの堅牢なモバイル
評価項目評価(5点満点)
課題解決能力4
費用の安さ3
進行管理/納期遵守5
品質保証/再現性5
体制/継続運用力4

NTTデータMSEは、モバイルサービス領域に特化した開発会社で、通信キャリアや決済サービスなど、大規模ユーザーを前提としたアプリ開発を得意としています。d払いなどの大手サービス開発に携わってきた実績があり、堅牢性と品質管理のノウハウが豊富です。

通信業界や決済業界では、膨大なユーザー数に対応できるインフラ設計と、高度なセキュリティ対策が必須。同社はこうした厳しい要件をクリアしてきた経験から、通信連携や決済機能の実装における深いドメイン知識を保有しています。大規模運用を見据えた品質管理体制も整っており、リリース後の安定稼働が重要な案件に最適。

他の業界特化企業と比べると、「通信×大規模運用」という特定領域での現場ノウハウが際立っています。キャリアサービスや決済アプリなど、ユーザー数が多く、システム停止が許されないモバイルアプリ開発を検討している企業におすすめです。


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    MVP/短納期に強いアプリ開発会社

    最小限の機能で素早く市場投入し、仮説検証を重視する開発スタイルに強い会社を3社ご紹介します。

    • Sun*(サンアスタリスク)
    • LIG(エルアイジー)
    • Newson(ニュースオン)

    Sun*(サンアスタリスク)

    Sun*(サンアスタリスク)

    項目内容
    会社名Sun*
    最大の特徴MVP〜拡張を見越した伴走型体制
    どんなケースにおすすめかスピード重視で仮説検証→本実装へ
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ4
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力4

    Sun*は、MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)開発から本格的な拡張まで、柔軟に伴走してくれる体制が強みです。スタートアップから大企業まで幅広い実績を持ち、各社のフェーズに合わせた開発支援を提供しています。

    MVPとは、市場で仮説を検証するために必要最小限の機能だけを実装したプロダクトのこと。Sun*はこのMVP開発を素早く進めながら、ユーザーの反応を見て機能を追加していく段階的なアプローチを得意としています。組成や体制の柔軟性も高く、プロジェクトの規模や予算に応じて最適なチーム編成が可能です。

    公開されている事例記事も充実しており、具体的な開発プロセスや成果を確認できる点も魅力。他のMVP特化企業と比較すると、0から1を生み出し、それを10まで育てる「推進力」が特に強い印象があります。新規事業の立ち上げや、アイデアを素早く形にして検証したい企業に最適な選択肢でしょう。

    LIG(エルアイジー)

    LIG(エルアイジー)

    項目内容
    会社名LIG
    最大の特徴プロトタイプ→商用まで機動的対応
    どんなケースにおすすめか早く作って市場で検証したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ4
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性3
    体制/継続運用力4

    LIGは、プロトタイプ(試作品)から商用リリースまで、スピード感を持って機動的に対応できる開発会社です。iOS、Android、PWA(プログレッシブウェブアプリ)と幅広いプラットフォームに対応しており、用途に応じた最適な技術選択が可能。

    同社の特徴は、海外エンジニアも活用した柔軟な体制拡張力。プロジェクトの進行状況や予算に応じて、チーム規模を柔軟に調整できるため、初期は小規模でスタートし、検証結果次第で拡大するといった段階的なアプローチが取りやすくなっています。また、具体的な事例記事を多数公開しており、実際の開発プロセスや課題解決の事例を参考にできる点も安心材料。

    他社と比較すると、体制のスケーラビリティ(拡張性)と素早い立ち上げの両立が強み。「まずは小さく始めて、反応が良ければ本格展開したい」といった、市場での検証を重視する企業におすすめできます。

    Newson(ニュースオン)

    Newson(ニュースオン)

    項目内容
    会社名Newson
    最大の特徴長期運用とSnowflake等の早期適用
    どんなケースにおすすめか短期構築→データ活用を早く回したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ4
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性3
    体制/継続運用力4

    Newsonは、短期構築と長期運用の両立を得意とする開発会社です。旅行業界の基幹システムを20年以上開発・運用してきた実績があり、初期開発だけでなく、その後の継続的な改善や運用にも強みを持っています。

    特筆すべきは、Snowflake(クラウド型データウェアハウス)などの最新技術を早期に導入し、コスト削減と分析性能の向上を実現してきた点。データ活用を前提としたアプリ開発では、単に機能を作るだけでなく、データ基盤の設計も重要になります。Newsonはこの領域での知見が豊富で、短期間でアプリをリリースしつつ、データを活用したPDCAサイクルを早く回せる体制を構築可能。

    IoTや業務BPM(ビジネスプロセス管理)まで実装範囲が広く、「短期構築+運用長期化」という一見相反する要件の両立経験が、他社との差別化ポイントとなっています。


    ノーコード/ローコードで強い会社

    プログラミングを最小限に抑え、素早くアプリを構築・運用できるノーコード/ローコードツールに強い会社を4社ご紹介します。

    • ヤプリ(Yappli)
    • ジョイゾー(kintone専門)
    • ティファナ・ドットコム(AppSheet/AI連携)
    • EPICs株式会社

    ヤプリ(Yappli)

    ヤプリ(Yappli)

    項目内容
    会社名ヤプリ
    最大の特徴ノーコードでアプリ開発/運用/分析一体
    どんなケースにおすすめかマーケ/会員向けアプリを素早く展開
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ3
    進行管理/納期遵守5
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力5

    ヤプリは、ノーコードでアプリの開発、運用、分析を一体的に実現できるプラットフォームを提供する会社です。2020年時点で550社を超える導入実績があり、小売、教育、金融など多様な業界での活用事例を持っています。

    ヤプリのプラットフォームでは、マーケティング担当者でも扱えるような直感的な管理画面で、会員向けアプリやキャンペーン用アプリを素早く立ち上げられます。さらに、CRM(顧客関係管理)システムとの連携やRFM分析(購買頻度や金額による顧客セグメント分析)など、マーケティング機能も充実。

    自社プロダクトと運用支援サービスを組み合わせた完成度の高さが、他のノーコード企業との差別化ポイント。プログラミング知識を持たないマーケティング部門が主体となって、会員向けアプリを展開したい企業に特におすすめです。

    ジョイゾー(kintone専門)

    ジョイゾー(kintone専門)

    項目内容
    会社名ジョイゾー
    最大の特徴kintoneカスタマイズと超短期並走
    どんなケースにおすすめか業務アプリを短期で回し内製化したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ4
    進行管理/納期遵守5
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力4

    ジョイゾーは、サイボウズのkintone(キントーン)に特化したカスタマイズと開発支援を行う会社です。kintoneとは、業務アプリを簡単に作成できるクラウドサービスで、営業管理や案件管理など、様々な業務に対応できます。

    同社の最大の特徴は、2か月程度という超短期での構築実績と、並走開発による内製化支援。単にアプリを作って納品するだけでなく、クライアント企業の担当者と一緒に開発を進めながら、ノウハウを移転していくスタイルを取っています。これにより、リリース後は自社内で改修や機能追加ができる体制を構築可能です。

    事例やプラグイン活用の知見も豊富に公開されており、具体的な導入イメージを持ちやすい点も魅力。「その場で作る/教える」という高速内製化支援のアプローチが、他のローコード支援企業との大きな違い。業務アプリを短期間で立ち上げつつ、将来的には自社で改善を回したい企業に最適です。

    ティファナ・ドットコム(AppSheet/AI連携)

    ティファナ・ドットコム(AppSheet/AI連携)

    項目内容
    会社名ティファナ・ドットコム
    最大の特徴AppSheet等ローコード×AI導入実績
    どんなケースにおすすめか社内業務アプリを早期にDXしたい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力4
    費用の安さ4
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力4

    ティファナ・ドットコムは、AppSheetなどのローコードツールとAI技術を組み合わせた業務アプリ開発に強みを持つ会社です。1,000社を超える制作実績があり、社内業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を数多く手がけています。

    AppSheetは、Googleが提供するノーコード・ローコードプラットフォームで、スプレッドシートをベースに業務アプリを構築できるツール。ティファナ・ドットコムは、このようなローコードツールの活用に加え、AIを組み合わせた業務効率化の事例も多数保有しています。

    例えば、AIチャットボットによる問い合わせ対応の自動化や、画像認識を活用した検品業務の効率化など、実務で使えるAI活用提案が可能です。

    ISO等の品質体制も整備されており、AI/ローコードの横断適用力が他社との差別化ポイント。社内の複数部門で業務アプリを展開し、将来的にはAIも活用したい企業におすすめできます。

    EPICs株式会社

    手前味噌で恐縮ですが、私たちEPICs株式会社についてもご紹介させてください。

    EPICs株式会社

    項目内容
    会社名EPICs株式会社
    最大の特徴日本最大級の実績×マルチツール対応
    どんなケースにおすすめか低予算・短納期で最適なツール選びから相談したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力5
    費用の安さ5
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性3
    体制/継続運用力5

    EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。最大の強みは、複数のノーコードツールに対応していることで、案件ごとに最適なツールを選定できる点にあります。

    ノーコード開発では、ツール選びが成功の鍵を握ります。例えば、社内の業務効率化なのか、顧客向けのマーケティングアプリなのか、用途によって最適なツールは異なるもの。EPICsは幅広いツールの知見を持っているため、「作りたいもの」に対して最適な技術選定ができ、結果として開発期間を短縮し、コストも抑えられます。

    具体的には、最安30万円、最短2週間というスピード感で開発が可能。予算や納期に制約がある中でも、まずは小さく始めて検証したいというニーズに応えられる体制を整えています。

    また、アプリやシステムを開発するだけでなく、マーケティング支援にも対応している点が特徴的。せっかく作ったアプリを多くの人に使ってもらうための戦略立案や施策実行まで、一気通貫でサポートできます。

    他のノーコード企業が特定のプラットフォームに特化しているのに対し、EPICsはマルチツール対応という柔軟性と、開発から販売促進までの総合支援力が差別化ポイント。「予算は限られているが、最適なツールで素早く作りたい」「作った後のマーケティングも相談したい」という企業にとって、検討する価値のある選択肢となるでしょう。

    データ/AI活用に強い会社

    データ分析やAI技術を活用したアプリ開発に強みを持つ会社を3社ご紹介します。

    • ブレインパッド(BrainPad)
    • ABEJA
    • エクサウィザーズ(ExaWizards)

    ブレインパッド(BrainPad)

    ブレインパッド(BrainPad)

    項目内容
    会社名ブレインパッド
    最大の特徴Rtoaster等×分析基盤の実装実績
    どんなケースにおすすめかCDP/推薦/分析をアプリに実装したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力5
    費用の安さ3
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性5
    体制/継続運用力5

    ブレインパッドは、自社製品「Rtoaster」を軸に、データ分析基盤とアプリを統合した実装実績が豊富な会社です。CDP(カスタマーデータプラットフォーム:顧客データを統合管理する基盤)やレコメンデーション(推薦機能)など、データを活用した高度な機能をアプリに組み込む提案を得意としています。

    大手企業向けのパーソナライゼーション(個々のユーザーに最適化された体験提供)実績が多く、位置情報と統合マーケティング基盤を組み合わせた事例など、複雑なデータ活用シナリオにも対応可能。Rtoasterは業種別の活用パターンも整備されており、小売、金融、メディアなど、それぞれの業界特性に合わせた提案が受けられます。

    「製品+SI(システムインテグレーション)+分析人材」という三位一体の体制が、他のデータ活用企業との大きな差別化ポイント。単にデータ基盤を構築するだけでなく、それを活用して事業成果を出すところまで伴走してくれる点が強みです。

    ABEJA

    ABEJA

    項目内容
    会社名ABEJA
    最大の特徴LLM/小売解析等の社会実装
    どんなケースにおすすめか小売/製造でAIをプロダクト実装したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力5
    費用の安さ3
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力4

    ABEJAは、小売業や製造業での実務にAI技術を実装する「社会実装」に強みを持つ会社です。店舗解析ソリューション「ABEJA Insight for Retail」など、具体的なプロダクトとして提供できる実績があり、理論だけでなく現場で動くAIの構築に長けています。

    最近では、LLM(大規模言語モデル:ChatGPTのような高度な言語AI)を活用した新サービスの構築支援にも力を入れており、現場業務とLLMを組み合わせた適用事例が増えています。また、同社は「AI導入の失敗学」など、実践的な知見を積極的に公開しており、AI導入における課題や落とし穴についても学べる点が特徴的。

    他のAI活用企業と比較すると、「現場業務×LLM」という最新技術の適用事例が新しく、先進的な取り組みを求める企業に向いています。小売店舗の分析や製造現場の効率化など、具体的なビジネス課題をAIで解決したい企業におすすめです。

    エクサウィザーズ(ExaWizards)

    エクサウィザーズ(ExaWizards)

    項目内容
    会社名エクサウィザーズ
    最大の特徴医療・介護・HR領域のAI実装実績
    どんなケースにおすすめか業界課題×AIで社会実装したい
    評価項目評価(5点満点)
    課題解決能力5
    費用の安さ3
    進行管理/納期遵守4
    品質保証/再現性4
    体制/継続運用力4

    エクサウィザーズは、医療・介護・人材(HR)など、実業界の社会課題をAIで解決することに特化した開発会社です。単なる技術提供ではなく、現場の課題に深く入り込んで実用的なAIソリューションを構築してきた実績が豊富にあります。

    医療分野では画像診断支援、介護分野では見守りシステムやケアプラン作成支援、人材領域では採用マッチングやタレントマネジメントなど、各業界特有の課題に対するAI適用の知見を持っています。大手企業との共創プロジェクトも多数手がけており、PoC(概念実証)だけでなく、実際に現場で使われるシステムの構築まで伴走してくれる点が特徴的。

    AIの精度向上だけでなく、現場スタッフが使いこなせるUI/UXや、既存業務フローへの組み込みまで考慮した提案ができる点も強みです。他のAI活用企業と比較すると、「医療・介護・HR」という社会課題領域での実装経験と、現場目線でのシステム設計力が差別化ポイント。業界特有の課題をAIで解決したい企業に最適な選択肢となるでしょう。




    提案力のある開発パートナーを選ぶ5つの基準

    アプリ開発会社を選ぶ際、提案力を見極めるためには以下の5つのポイントを押さえることが重要です。

    解決したい課題を一文で定義する

    開発会社の提案力を引き出すには、まず自社の課題を明確にすることが不可欠です。「業務効率を上げたい」ではなく、「営業担当者が1日2時間を費やしている日報作成を自動化したい」といったように、具体的に一文で表現できるレベルまで課題を絞り込みましょう。

    課題が曖昧なままでは、どんなに優秀な開発会社でも的確な提案はできません。逆に、課題が明確であれば、それを解決するための最適なアプローチや技術選定について、会社側から具体的な提案を引き出せます。

    大熊滉希

    初回の打ち合わせ前に、社内で「何を解決したいのか」を一文にまとめておくことをおすすめします。

    目標とする成果指標を数値化しておく

    提案力のある会社は、必ず成果指標(KPI)を意識した提案をしてくれます。そのためには、発注側も「何をもって成功とするか」を数値で示せることが重要。例えば、「顧客満足度を上げる」ではなく、「アプリ経由の問い合わせを月200件増やす」「リピート率を現状の30%から50%に引き上げる」といった具体的な数値目標を設定しましょう。

    数値目標があることで、開発会社は機能の優先順位を判断しやすくなり、より実効性の高い提案が可能になります。

    大熊滉希

    また、プロジェクト完了後の効果測定もしやすくなるため、次の改善施策も打ちやすくなる好循環が生まれます。

    類似案件での具体的な成果を確認する

    会社選びの際は、必ず類似案件の事例と、その案件で達成された具体的な成果を確認してください。単に「○○業界の実績があります」だけでなく、「導入後にユーザー数が何倍になったか」「業務時間がどれだけ削減されたか」といった定量的な成果を聞くことが大切です。

    成果を具体的に示せる会社は、プロジェクトを成功に導くための提案ノウハウを持っている証拠。逆に、実績は豊富でも成果について語れない会社は、作って終わりになっている可能性があります。

    大熊滉希

    商談時には遠慮せず、「その案件ではどんな成果が出ましたか?」と質問してみましょう。

    複数社の提案書を同じ視点で比較する

    3社程度から提案を受け、内容を並べて比較することをおすすめします。比較する際は、金額だけでなく、「課題をどう捉えているか」「どんな解決アプローチを提案しているか」「リリース後の改善フローをどう考えているか」といった観点で見ることが重要。

    提案力の高い会社は、単に要望通りの機能を並べるのではなく、「なぜその機能が必要なのか」「他にもっと良い方法はないか」といった提案をしてくれます。

    大熊滉希

    提案書を見比べることで、各社の提案力の差が明確になり、自社に合ったパートナーを選びやすくなるでしょう。

    小規模検証の範囲を先に合意する

    いきなり本格開発に入るのではなく、PoC(概念実証:アイデアが実現可能かを検証すること)や小規模なパイロット版から始めることも検討しましょう。その際、検証範囲や期間、判断基準を事前に合意しておくことが重要です。

    提案力のある会社であれば、「まずこの機能だけで検証して、効果が出たら拡張しましょう」といった段階的なアプローチを提案してくれます。

    大熊滉希

    最初から大きく作るよりも、小さく始めて効果を確認しながら育てていく方が、リスクも費用も抑えられます。検証段階での合意事項を明確にしておくことで、後のトラブルも防げるでしょう。


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      提案型開発で失敗しないための契約チェックポイント

      最後に、提案力のある会社と契約する際に確認すべき重要ポイントをご紹介します。提案型の開発では、プロジェクトが進むにつれて要件が変わることも珍しくありません。そのため、契約時に以下の5つの項目を明確にしておくことが重要です。

      要件変更時の対応ルールを明文化する

      提案型の開発では、企画段階から要件を詰めていくため、途中で変更が発生することも想定されます。契約書では、「どのような変更が追加費用の対象となるのか」「変更依頼から承認、実装までのプロセスはどうなるのか」を明記しておきましょう。

      例えば、「当初の要件定義書に記載のない機能追加は別途見積もり」といった基準や、「変更依頼は書面で提出し、双方合意後に着手」といったプロセスを定めておくことで、後々のトラブルを防げます。

      大熊滉希

      曖昧なまま進めると、開発会社との認識のズレが大きくなり、予算超過や納期遅延の原因になることも。

      完成の判断基準を具体的に定める

      成果物の検収基準も曖昧にせず、具体的に定義することが重要です。「どの状態になったら完成とみなすのか」「テスト項目は何を含むのか」「不具合があった場合の対応期間と範囲はどうするのか」といった点を明確にしておきましょう。

      特にアプリ開発では、「動く」というだけでは不十分で、「どの環境で」「どの程度のパフォーマンスで」動作すれば合格なのかを具体的に示す必要があります。

      大熊滉希

      検収基準が明確であれば、双方の認識のズレを防ぎ、スムーズなプロジェクト完了につながるでしょう。

      知的財産の権利帰属を明確にする

      開発したアプリの著作権や特許権が誰に帰属するのか、契約前に必ず確認してください。一般的には発注者に帰属する契約が多いですが、開発会社が再利用する権利を持つケースもあります。

      「提案書に含まれるアイデアの権利は誰にあるのか」「開発したシステムを他社向けにカスタマイズして販売できるのか」といった点を明確にしておくことで、後々の紛争を防げます。

      大熊滉希

      特に提案型の開発では、企画段階で開発会社が提案したアイデアや設計の権利帰属も論点になることがあります。

      外部委託の条件を取り決める

      開発会社が作業の一部を外部の協力会社に委託する可能性があるかを確認し、その条件を契約書に盛り込みましょう。再委託が認められる場合でも、「事前に書面で承認を得る」「委託先の情報を開示する」「秘密保持契約を締結させる」といった条件を付けることが一般的です。

      特にセキュリティが重要なシステムや、機密情報を扱うアプリの場合、再委託先の管理体制も重要になります。

      大熊滉希

      無制限に再委託を認めると、情報漏洩のリスクが高まるため、適切な制限を設けておくことをおすすめします。

      遅延発生時の責任範囲を定める

      納期遅延が発生した場合の対応についても、事前に取り決めておきましょう。「遅延が発生した場合のペナルティはどうなるのか」「どちらの責任による遅延なのかをどう判断するのか」「損害賠償の範囲や上限額はいくらか」といった点を明確にすることが重要です。

      ただし、提案型の開発では、発注者側の要件変更や確認遅延が原因で納期が遅れることもあります。双方の責任分担を公平に定め、やむを得ない事情による遅延の取り扱いも含めて契約書に記載しておくことで、万が一の事態にも冷静に対処できるでしょう。

      大熊滉希

      契約面での対応が誠実で透明性のある会社こそ、良いパートナーの証。契約前には弁護士や専門家のチェックを受けることをおすすめします。



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      当社の強みは、ノーコード開発における豊富な実績と、複数ツールを横断した最適な提案力。お客様の課題やご予算に合わせて、最適なノーコードツールを選定することで、開発期間を短縮し、費用も最小限に抑えることができます。最安30万円、最短2週間という柔軟な対応が可能なため、まずは小さく始めて効果を検証したいというニーズにもお応えできます。

      た、アプリやシステムの開発だけでなく、リリース後のマーケティング支援まで一気通貫で対応している点も特徴です。せっかく作ったアプリを多くの人に使ってもらうための戦略立案から実行まで、トータルでサポートいたします。

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        著者・監修者
        大熊滉希
        日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。

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        監修者
        石森裕也
        EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
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