ソフトウェア開発会社おすすめ15選!業界・技術・予算別に厳選

ソフトウェア開発を外注する際、「どの会社を選べばよいのか分からない」と悩む担当者は少なくありません。開発会社によって得意分野や料金体系が大きく異なるため、自社の課題やプロジェクトに最適なパートナーを見つけることが成功の鍵となります。
本記事では、15社の優良ソフトウェア開発会社を5つのカテゴリに分けて紹介。各社の特徴や強み、おすすめのケースを詳しく解説します。費用の安さから技術力まで、5つの評価軸でスコアリングしているので、自社に最適な開発パートナーを効率的に見つけられるでしょう。
業界特化に強いソフトウェア開発会社(医療・製造・金融)
業界特有の規制や業務フローに精通した開発会社をお探しの場合、以下3社がおすすめです。
- 株式会社医療システム担当
- 株式会社GAGA
- 株式会社システナ
株式会社医療システム担当
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社医療システム担当 |
最大の特徴 | 電子カルテなど医療システム特化 |
どんなケースにおすすめか | 医療現場の業務フローを丸ごとDXしたい |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 3 |
株式会社医療システム担当は、医療業界に特化したソフトウェア開発のエキスパートです。最大の強みは、電子カルテシステムをはじめとする医療現場特有のシステム構築に長年携わってきた豊富な実績。医療機関が抱える複雑な業務フローを深く理解しており、現場のニーズに即したシステム設計が可能です。
特に注目すべきは、医療画像の標準規格であるDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)への対応力。レントゲンやCT画像などの医療データを適切に処理・保存・共有するシステムの構築を得意としています。また、文書管理システムやRPA(Robotic Process Automation)の導入実績も豊富で、医療現場の事務作業効率化にも貢献。
中小規模の病院やクリニック向けのスクラッチ開発に特に強みを持ち、既存システムでは対応できない独自要件にも柔軟に対応します。医療現場の業務を一から見直し、包括的なDXを実現したい医療機関には最適な選択肢といえるでしょう。
株式会社GAGA
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社GAGA |
最大の特徴 | 自動車製造向け統合システムに強み |
どんなケースにおすすめか | スマートファクトリーの可視化・IoT連携 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 3 |
株式会社GAGAは、自動車製造業界に特化した統合システム開発を得意とする会社です。製造現場のデジタル化、いわゆる「スマートファクトリー」の実現に向けたシステム構築で豊富な実績を持ちます。特に生産ラインの可視化とIoT機器との連携システムの開発に強みがあり、製造業のDXを技術面から支援。
同社の特徴は、システムの企画・設計から実装、インフラ構築まで一気通貫でサポートできる体制。上流工程から下流工程まで一貫して対応できるため、プロジェクト全体の品質管理や進捗管理がスムーズです。また、開発初期段階でのモックアップ作成を重視しており、要件定義の段階で実際の画面イメージを確認できるため、後戻りのリスクを最小限に抑えられます。
名古屋を拠点とする地域密着型の運営により、自動車産業が集積する中部地域の製造現場との距離が近いことも大きな強み。現場の声を直接聞きながら、実用性の高いシステムを構築できる点で、他社との差別化を図っています。製造業の現場改善とデジタル化を同時に進めたい企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。
株式会社システナ
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社システナ |
最大の特徴 | 半世紀の金融システム実績 |
どんなケースにおすすめか | 勘定系・決済など高信頼領域 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 2 |
課題解決能力 | 5 |
技術・専門性 | 5 |
品質保証プロセス | 5 |
コミュニケーション体制 | 4 |
株式会社システナは、金融業界で半世紀にわたる実績を持つ老舗システム開発会社。銀行の勘定系システムから保険システムまで、金融機関の基幹システム構築において圧倒的な経験値を誇ります。特に高い信頼性と可用性が要求される勘定系システムや決済システムの開発では、業界トップクラスの技術力を発揮。
同社の最大の強みは、40年を超える金融システム開発で培った豊富なノウハウ。銀行から保険会社まで、金融業界の幅広い業務要件に対応できる知見を持ち、複雑な金融商品の仕組みやリスク管理要件を深く理解しています。また、大規模プロジェクトの PMO(Project Management Office)を数多く手がけており、プロジェクト管理の面でも高い評価を得ています。
セキュリティ対策についても、金融機関特有の厳格な要件に対応できる技術基盤を保有。セキュリティ基盤の構築から運用まで、ワンストップで提供できる体制が整っています。費用面では決して安価ではありませんが、金融業界の高い品質基準を満たすシステムを確実に構築したい場合には、最適な選択肢となるでしょう。
AI / IoT 先端技術から相談できる会社
最新の AI 技術や IoT システムの導入を検討している企業には、以下3社がおすすめです。
- 株式会社Preferred Networks
- 株式会社ABEJA
- 株式会社エクサウィザーズ
株式会社Preferred Networks
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社Preferred Networks |
最大の特徴 | 生成AI・専用半導体まで自社設計 |
どんなケースにおすすめか | 高速推論が必要な産業AI検品 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 1 |
課題解決能力 | 5 |
技術・専門性 | 5 |
品質保証プロセス | 4 |
コミュニケーション体制 | 3 |
株式会社Preferred Networks(PFN)は、AI分野において日本を代表する技術力を持つ企業。生成AIから専用半導体の設計まで、AI技術の最先端を自社で開発できる稀有な存在です。特に産業用AIシステムの開発では、製造業の品質検査や異常検知など、高速かつ高精度な推論が求められる分野で圧倒的な技術優位性を発揮します。
同社の最大の特徴は、ソフトウェアからハードウェアまで一貫して開発できる技術力。Samsungの2nmプロセスを用いた専用AIチップの製造を発表するなど、AI処理に最適化されたハードウェアの開発にも取り組んでいます。また、トヨタ自動車やファナック株式会社との共同研究を通じて、実際の産業現場でのAI活用ノウハウを蓄積。
深層学習フレームワーク「Chainer」の開発元としても知られ、AI技術の基盤となる研究開発力も業界随一。費用面では高額になりがちですが、他社では実現困難な高度なAIシステムの構築が可能です。特に製造業での品質管理や予知保全など、AIの高速処理能力を活かした業務改善を目指す企業にとって、最適な技術パートナーとなります。
株式会社ABEJA
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社ABEJA |
最大の特徴 | 小売向けAI SaaS「Insight for Retail」 |
どんなケースにおすすめか | 店舗データ活用で売上改善 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 4 |
株式会社ABEJAは、小売業界に特化したAI SaaS「Insight for Retail」を提供する企業。店舗で発生する膨大なデータを AI で分析し、売上向上や業務効率化を実現する仕組みを得意としています。国内外で1500以上の店舗への導入実績を持ち、小売業界でのAI活用においては豊富な知見を蓄積。
同社のサービスの特徴は、店舗運営に直結する具体的な改善提案ができること。来店客数の分析から商品配置の最適化、スタッフの配置効率化まで、店舗経営者が求める実用的なインサイトを AI 技術で提供します。また、最近では大規模言語モデル(LLM)を活用したビジネス実装サービスも展開し、ChatGPTのような生成AI技術の企業導入も支援。
技術面では、Google Cloud Platform(GCP)とAmazon Web Services(AWS)の認定パートナーとして、クラウド基盤の構築から AI システムの運用まで幅広くサポート。小売業界特有の季節変動や消費トレンドの変化に対応できる柔軟なシステム設計が可能です。店舗データの活用でビジネス成果を出したい小売企業や、AI技術を現場に根付かせたい企業には理想的なパートナーといえるでしょう。
株式会社エクサウィザーズ
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社エクサウィザーズ |
最大の特徴 | 生成AIプラットフォーム「exaBase」 |
どんなケースにおすすめか | 企業向けLLMカスタマイズ |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 5 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 4 |
株式会社エクサウィザーズは、「社会課題解決をAIで」を掲げるAI専業企業。生成AIプラットフォーム「exaBase」を軸に、企業向けの大規模言語モデル(LLM)カスタマイズサービスを提供しています。ChatGPTに代表される生成AI技術を、企業の具体的な業務に最適化して導入できる点が大きな強み。
同社の特徴は、介護や製造業など、特定の業界に特化したAIテンプレートを用意していること。例えば介護現場でのケアプラン作成支援や、製造業での作業手順書の自動生成など、業界特有の課題に対応したAIソリューションを迅速に展開できます。また、東証グロース市場に上場しており、安定した資本基盤を持つ点も企業との長期的な取引において重要な要素。
技術面では、最新の生成AI技術を企業のセキュリティ要件に合わせてカスタマイズする能力が高く評価されています。企業内のデータを活用しながら、情報漏洩リスクを最小限に抑えた生成AIシステムの構築が可能。生成AI技術を自社の業務に本格導入したい企業や、AI活用で新たなビジネス価値を創出したい企業にとって、技術的な信頼性と実用性を兼ね備えた理想的なパートナーとなるでしょう。
「受託開発サービス概要」が同梱されたお役立ち資料セット

課題整理から伴走するコンサル型会社
システム開発前の課題整理から運用後の改善まで、長期的な伴走支援を求める企業には、以下3社がおすすめです。
- アビームコンサルティング株式会社
- 株式会社野村総合研究所(NRI)
- イグニション・ポイント株式会社
アビームコンサルティング株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
最大の特徴 | 共創型DX伴走モデル |
どんなケースにおすすめか | 内製化も視野に組織変革 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 2 |
課題解決能力 | 5 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 5 |
コミュニケーション体制 | 5 |
アビームコンサルティング株式会社は、共創型DX伴走モデルを特徴とする総合コンサルティング会社。単純なシステム開発にとどまらず、企業の組織変革や業務プロセス改善まで含めた包括的なDX支援を提供します。特に内製化を視野に入れた組織づくりにおいて、クライアント企業の能力向上を重視したアプローチが特徴的。
同社の最大の強みは、構想段階から運用段階まで一貫してサポートできる体制。DX戦略の策定から始まり、システム設計・開発、そして運用・保守まで、プロジェクトの全工程をワンストップで対応できます。また、SAP(企業向け統合基幹業務システム)やSalesforce(顧客関係管理システム)の認定資格を多数保有しており、企業の基幹システム刷新プロジェクトにも対応可能。
特に評価が高いのは、クライアント企業の内製力強化への取り組み。単にシステムを納品するのではなく、企業の担当者が自らシステムを運用・改善できるよう、知識移転や人材育成にも注力します。この伴走型のアプローチにより、プロジェクト終了後も継続的な改善が可能になります。DXを通じて組織全体の変革を目指す企業や、将来的にはシステム開発を内製化したい企業にとって、最適なパートナーといえるでしょう。
株式会社野村総合研究所
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
最大の特徴 | IT×戦略コンサルの老舗 |
どんなケースにおすすめか | 大規模基幹刷新+DX戦略策定 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 2 |
課題解決能力 | 5 |
技術・専門性 | 5 |
品質保証プロセス | 5 |
コミュニケーション体制 | 4 |
株式会社野村総合研究所(NRI)は、IT技術と戦略コンサルティングを融合させた老舗企業。長年にわたる経験と実績により、大規模な基幹システム刷新とDX戦略の策定を同時に進められる数少ない企業の一つです。特に金融業界と公共分野においては、他社の追随を許さない深い専門知識と豊富な実績を持ちます。
同社の最大の特徴は、メガバンクの勘定系システムを長年にわたって運用してきた技術力。金融機関の基幹システムは24時間365日の稼働が求められ、わずかな障害も許されない超高信頼性システムです。この厳格な要件を満たすシステムを運用し続けてきた経験は、他の業界での大規模システム開発にも活かされています。
組織体制も充実しており、コンサルタントからシステムエンジニアまで1万人を超える専門人材を擁しています。これにより、戦略立案から実装、運用まで一貫した品質管理が可能。また、長期的な視点でのシステム戦略策定を得意としており、10年先を見据えたIT投資計画の立案も支援します。大規模な基幹システムの刷新を検討している企業や、IT戦略とビジネス戦略を一体的に見直したい企業にとって、信頼性の高いパートナーとなるでしょう。
イグニション・ポイント株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | イグニション・ポイント株式会社 |
最大の特徴 | スタートアップ的共創・新規事業伴走 |
どんなケースにおすすめか | 0→1の事業アイデア検証〜PoC |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 3 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 5 |
イグニション・ポイント株式会社は、スタートアップのようなスピード感とフレキシビリティを持つ新規事業開発支援会社。「0→1」の事業アイデア検証から概念実証(PoC:Proof of Concept)まで、新規事業の立ち上げに特化したサービスを提供します。大企業の新規事業部門や、イノベーション創出を目指す企業にとって心強いパートナー。
同社の最大の特徴は、プロダクトマネジメント支援に特化した専門部隊を持つこと。新規事業では技術的な実装力だけでなく、市場ニーズの把握や事業戦略の策定が成功の鍵となります。同社では、これらの上流工程から実装まで一貫してサポートできる体制を整えており、事業アイデアの段階から市場投入まで伴走します。
DX戦略の策定から実装まで、小回りの利く対応が可能で、大手コンサルティング会社では対応が難しい小規模でスピーディーなプロジェクトにも柔軟に対応。大手自動車メーカーや通信会社での事例も豊富で、大企業での新規事業開発ノウハウも蓄積されています。既存事業の改善ではなく、まったく新しい事業やサービスの立ち上げを検討している企業や、市場検証を重視したアジャイルな開発を求める企業にとって、理想的な選択肢となるでしょう。
グローバル開発で費用最適なオフショア会社
開発コストを抑えながら品質を確保したい企業には、以下3社のオフショア開発会社がおすすめです。
- 株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)
- モンスターラボホールディングス株式会社
- FPTジャパンホールディングス株式会社
株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社Sun Asterisk |
最大の特徴 | ベトナム中心1,800名体制 |
どんなケースにおすすめか | MVPを短期・低コストで検証 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 5 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 4 |
株式会社Sun Asterisk(サンアスタリスク)は、ベトナムを中心とした1,800名規模の開発体制を持つオフショア開発会社。MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)の短期開発と低コスト実現を得意とし、新規事業やスタートアップの立ち上げ支援で豊富な実績を持ちます。特に予算を抑えながらも品質の高いシステムを構築したい企業に最適。
同社の大きな強みは、日本人プロジェクトマネージャーとブリッジSE(システムエンジニア)を多数配置した体制。オフショア開発でよく発生する言語の壁や文化の違いによるコミュニケーション課題を解決し、日本企業のニーズに合わせた開発が可能です。また、要件定義から設計、開発、テストまで一貫した品質管理体制を構築しており、海外開発特有の品質リスクを最小限に抑えています。
技術面では、Ruby on RailsやReactといったモダンな技術スタックを積極的に採用。アジャイル開発手法を取り入れた短期間での機能リリースを得意としており、市場の変化に迅速に対応できるシステム構築が可能です。さらに、UI/UXデザインから実装まで一括で対応できる体制も整えており、ユーザー体験を重視したシステム開発を実現。予算を抑えながら迅速な開発を求める企業や、新規事業での市場検証を重視する企業にとって、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。
モンスターラボホールディングス株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | モンスターラボホールディングス株式会社 |
最大の特徴 | 35か国のマルチサイト開発 |
どんなケースにおすすめか | グローバル展開アプリの多言語対応 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 4 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 4 |
コミュニケーション体制 | 4 |
モンスターラボホールディングス株式会社は、35か国にわたるマルチサイト開発体制を持つグローバル企業。世界各地に分散した開発拠点を活用し、24時間体制での開発やグローバル展開を前提としたアプリケーション開発を得意とします。特に多言語対応や各国の法規制に対応したシステム開発において、他社では実現困難な要件にも対応可能。
同社の最大の特徴は、DXコンサルティングとUXデザインを組み合わせた開発アプローチ。単純な受託開発にとどまらず、クライアント企業のビジネス課題を深く理解した上で、ユーザー体験を重視したシステム設計を提案します。また、ラボ型開発(専任チームによる継続的な開発)と従来の受託開発を組み合わせたハイブリッド型のサービス提供により、プロジェクトの規模や期間に応じて最適な開発体制を構築。
品質管理については、独自のフレームワークを構築し、グローバルな開発体制においても一定の品質水準を維持。各拠点での開発プロセスの標準化により、どの地域で開発を行っても安定した品質を確保できます。海外進出を予定している企業や、グローバルなユーザーベースを持つサービスの開発を検討している企業にとって、国際的な開発経験と多様な技術スタックを持つ同社は理想的なパートナーといえるでしょう。
FPTジャパンホールディングス株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | FPTジャパンホールディングス株式会社 |
最大の特徴 | 日本語人材8,000名超のベトナム最大手 |
どんなケースにおすすめか | 24h体制で大規模開発・保守 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 5 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 4 |
コミュニケーション体制 | 4 |
FPTジャパンホールディングス株式会社は、日本語対応可能な人材を8,000名以上擁するベトナム最大手のオフショア開発会社。24時間体制での大規模開発と保守・運用サービスを得意とし、エンタープライズ企業の基幹システム開発から継続的なシステム保守まで幅広く対応します。特に長期的なシステム運用を前提とした開発プロジェクトにおいて、安定性と継続性を重視する企業に最適。
同社の最大の強みは、国際的な品質認証であるISO認証とCMMI(能力成熟度モデル統合)レベル5を取得した品質管理体制。これにより、日本企業が求める高い品質基準を満たしたシステム開発が可能です。また、SAP(企業向け統合基幹業務システム)やSalesforce(顧客関係管理システム)の認定資格を多数保有しており、企業の基幹システム構築にも対応できる技術力を持ちます。
開発体制については、ベトナムでのオフショア開発に加え、日本国内でのニアショア開発やオンサイト(客先常駐)でのサポートも提供。プロジェクトの要件に応じて最適な開発体制を選択でき、コミュニケーション面でのリスクを最小限に抑えながら開発を進められます。大規模なシステム開発を長期間にわたって安定的に進めたい企業や、システム開発後の保守・運用まで一貫して任せたい企業にとって、信頼性の高いパートナーとなるでしょう。
アジャイル型で高速リリースに強い会社
短期間での機能リリースと継続的な改善を重視する企業には、以下3社のアジャイル開発会社がおすすめです。
- 株式会社STOVE
- JP東京・アンド・カンパニー株式会社
- スパイスファクトリー株式会社
株式会社STOVE
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社STOVE |
最大の特徴 | 3週間無償体験の高速アジャイル |
どんなケースにおすすめか | スモールMVPを実機確認しながら改良 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 4 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 3 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 5 |
株式会社STOVEは、3週間の無償体験を提供する高速アジャイル開発会社。小規模なMVP(実用最小限の製品)を実機で確認しながら段階的に改良を重ねるアプローチを得意とし、特に新規事業やスタートアップの立ち上げ支援で実績を積んでいます。スピード感を重視しながらも、顧客との密なコミュニケーションを通じた価値創造を実現。
同社の最大の特徴は、エンジニアが直接顧客とヒアリングを行う体制。通常の開発会社では営業担当者や PM(プロジェクトマネージャー)が要件を聞き取り、それを開発チームに伝える形が多いのですが、STOVEでは実際に開発を行うエンジニアが直接顧客の要望を聞き取ります。これにより、要件の齟齬を最小限に抑え、より実用的なシステムの構築が可能。
技術面では、独自のノーコードフレームワーク「CORE Framework」を活用し、従来よりも短期間でのプロトタイプ開発を実現。また、DX支援から保守・運用まで一括で対応できる体制を整えており、開発後のシステム改善も継続的にサポートします。短期間でのプロトタイプ開発を通じて事業アイデアを検証したい企業や、顧客との距離の近い開発パートナーを求める企業にとって、理想的な選択肢となるでしょう。
JP東京・アンド・カンパニー株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | JP東京・アンド・カンパニー株式会社 |
最大の特徴 | 日印ハイブリッド開発+大手実績 |
どんなケースにおすすめか | 大企業DXを短サイクルで回したい |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 4 |
コミュニケーション体制 | 4 |
JP東京・アンド・カンパニー株式会社は、日本とインドのハイブリッド開発体制を活用し、大企業のDXプロジェクトを短サイクルで回すことを得意とする開発会社。売上1兆円超の大企業クライアントが全体の70%を占める実績を持ち、エンタープライズ企業特有の複雑な要件にも対応できる技術力と経験を蓄積しています。
同社の最大の特徴は、アジャイル開発手法とコンサルティング手法を融合させたアプローチ。大企業のDXプロジェクトでは、技術的な実装だけでなく、組織や業務プロセスの変革も同時に進める必要があります。同社では、これらの複合的な課題に対して、短期間でのシステム開発と継続的な改善を組み合わせたソリューションを提供。
技術面では、海外決済システムの開発実績を持つなど、国際的な技術要件にも対応可能。日本国内での要件定義やプロジェクト管理と、インドでの開発リソースを組み合わせることで、品質とコストのバランスを最適化しています。また、大企業特有の厳格なセキュリティ要件や品質基準にも対応できる体制を整備。大規模なDXプロジェクトを段階的に進めたい企業や、アジャイル開発を通じて継続的な改善を図りたい大企業にとって、経験豊富なパートナーとなるでしょう。
スパイスファクトリー株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | スパイスファクトリー株式会社 |
最大の特徴 | UI/UX×アジャイルで共創 |
どんなケースにおすすめか | マーケ連携Webサービスを高速改善 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 3 |
課題解決能力 | 4 |
技術・専門性 | 4 |
品質保証プロセス | 3 |
コミュニケーション体制 | 5 |
スパイスファクトリー株式会社は、UI/UX設計とアジャイル開発を組み合わせた共創型のWebサービス開発会社。マーケティング活動と連携したWebサービスの高速改善を得意とし、ユーザー体験の向上とビジネス成果の両立を実現します。特にBtoC向けのWebサービスやECサイトの開発において、マーケティング効果を最大化する設計思想が評価されています。
同社の最大の特徴は、商社との共同常駐によるDX実績。クライアント企業の社内に常駐し、日々の業務プロセスを深く理解した上でシステム開発を行うアプローチを取っています。これにより、単なる技術的な実装にとどまらず、業務改善とシステム化を一体的に進めることが可能。また、開発と並行してマーケティング施策の提案も行うため、システムの完成と同時にビジネス成果の創出を図れます。
技術面では、SEO対策や Web広告との連携まで一体的に提案できる体制を整備。Webサービスの開発だけでなく、検索エンジンでの上位表示や広告効果の最大化まで含めた総合的なソリューションを提供します。さらに、AI技術やブロックチェーン技術といった先端技術への対応も可能で、技術トレンドを活用した差別化戦略も支援。Webサービスを通じてビジネス成果を短期間で創出したい企業や、マーケティングとシステム開発を一体的に進めたい企業にとって、最適なパートナーとなるでしょう。
EPICs株式会社
項目 | 内容 |
会社名 | EPICs株式会社 |
最大の特徴 | 日本最大級の実績を持つノーコード開発会社 |
どんなケースにおすすめか | 超高速・低コストでのプロトタイプ検証とマーケティング連携 |
評価軸 | スコア |
費用の安さ | 5 |
課題解決能力 | 5 |
技術・専門性 | 3 |
品質保証プロセス | 4 |
コミュニケーション体制 | 5 |
EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードと低コストでの開発を実現し、新規事業の立ち上げや事業アイデアの迅速な検証を支援します。従来のプログラミングによる開発とは異なり、ノーコードツールを活用することで、開発期間を大幅に短縮しながらコストを抑えた開発が可能。
同社の最大の強みは、複数のノーコードツール(プログラミング不要でアプリケーションを作成できるツール)に対応していること。作りたいシステムの要件に応じて最適なツールを選択できるため、開発効率が格段に向上します。単一のツールに依存せず、Bubble、Adalo、Glideなど様々なプラットフォームから最適解を提案できる柔軟性が特徴的。
さらに注目すべきは、システム開発だけでなくマーケティング支援も一体的に提供している点。アプリケーションの開発完了と同時に、集客やユーザー獲得のための施策も提案できるため、開発したシステムを確実にビジネス成果に結びつけられます。ノーコード開発の特性を活かし、短期間での機能追加や改善も容易で、市場の反応を見ながら継続的にサービスを改良していくアプローチが得意。事業アイデアを素早く形にして市場検証を行いたいスタートアップや、既存事業の効率化を低コストで実現したい中小企業にとって、理想的なパートナーとなるでしょう。
開発会社を選定する際にやるべきポイント
開発会社の選定を成功させるためには、会社を選ぶ際にやっておくべきことがあります。
このポイントを押さえることで、自社に合った開発会社選びを行えるようになり、失敗のリスクを減らすことが可能です。
自社課題に合う「選ぶ軸」をまず定める
開発会社を選ぶ際は、まず自社課題に合った選ぶ軸はなにかを決めましょう。
業界特化、先端技術、コンサル型、オフショア、アジャイル型の5つの軸から、自社の優先事項に合うカテゴリを選択しましょう。
評価軸5項目をスコアリングして総合判断
各社の「費用の安さ」「課題解決能力」「技術・専門性」「品質保証プロセス」「コミュニケーション体制」の5項目スコアを参考に、自社の重視する要素を明確化。特に「課題解決能力」と「品質保証プロセス」は、長期的なコストに直結する重要な要素です。
事例ヒアリングで費用感を具体化
多くの開発会社では具体的な費用が公開されていないため、似たようなプロジェクト規模での事例をヒアリングすることで、概算費用を把握しやすくなります。複数社から見積もりを取得し、比較検討することをおすすめします。
以上の観点を参考にすることで、外注パートナー選定での失敗リスクを最小限に抑え、成功確率の高いプロジェクトを実現できるでしょう。
「受託開発サービス概要」が同梱されたお役立ち資料セット

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RFP作成で開発会社選びを成功させる方法
適切な開発会社を選ぶためには、RFP(提案依頼書)の作成が重要な鍵となります。曖昧な依頼内容では、各社からバラバラな提案が届き、比較検討が困難になってしまいます。効果的なRFPを作成することで、自社の要件に最適な開発会社を効率的に選定できるでしょう。
以下の5つのポイントを押さえることで、開発会社から具体的で比較しやすい提案を引き出すことが可能です。
- プロジェクトの目的と成功指標の明記
- 必須要件と任意要件の明確な区分
- 性能・セキュリティ等の非機能要件の詳細記載
- 成果物の内容と検収条件の具体化
- 予算と納期の適切な範囲設定
プロジェクト目的と達成目標を具体的に記載する
RFPの冒頭では、なぜこのシステムが必要なのか、どのような課題を解決したいのかを明確に記述しましょう。「業務効率化のため」といった抽象的な表現ではなく、「月次売上集計作業を現在の3日から半日に短縮し、営業チームの顧客対応時間を20%増加させる」のような具体的な目標設定が重要です。
成功指標についても、測定可能な数値で表現することで、開発会社側も適切なソリューションを提案しやすくなります。また、プロジェクト完了後の効果測定方法も併記することで、開発会社の責任範囲も明確化できるでしょう。
必須要件と任意要件を明確に分類する
システムに求める機能を「必須」と「任意(あれば良い)」に明確に分けて記載することで、開発会社は優先度を理解した提案が可能になります。必須要件については、その理由も併記することで、開発会社側でより良い代替案を提案してもらえる可能性も高まります。
任意要件については、実現した場合の効果や重要度も記載。予算や納期の制約がある中で、どの機能を優先すべきかの判断材料を提供することで、より現実的で効果的な提案を引き出せるでしょう。
性能やセキュリティなどの非機能要件を詳細に記載する
機能要件だけでなく、システムの性能、可用性、セキュリティ、保守性といった非機能要件の記載も重要です。「高速に動作する」ではなく「同時ユーザー数100名でのレスポンス時間3秒以内」のような具体的な数値で表現。
セキュリティ要件についても、「個人情報保護法対応」「SOC2準拠」など、具体的な基準や規格を明記することで、開発会社側も適切な対策を検討できます。これらの要件を曖昧にすると、後々追加費用や納期遅延の原因となる可能性があります。
成果物の内容と検収基準を明確に定義する
プロジェクト完了時に何を納品してもらうのかを詳細に記載しましょう。システム本体だけでなく、設計書、マニュアル、ソースコード、テスト結果など、必要な成果物をすべて列挙。
検収条件についても、「正常に動作すること」ではなく、「事前に定義したテストケース100項目をすべてクリアすること」のような具体的な基準を設定。検収期間や修正対応の条件も明記することで、プロジェクト完了後のトラブルを防げます。
予算と納期の現実的な範囲を提示する
予算については上限だけでなく、「300万円〜500万円を想定」のような幅を持たせた記載が効果的。開発会社側も提案内容を調整しやすくなり、より現実的な見積もりを期待できます。
納期についても、「絶対に〇月までに完成させたい理由」を併記することで、開発会社側でスケジュール調整の優先度を判断可能。また、段階的なリリースや機能削減による納期短縮の可能性についても相談しやすくなるでしょう。
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