FlutterFlowの参考になる開発事例12選!選ぶべきケースやできないこと
こんにちは!記事をご覧いただきありがとうございます!
本記事では注目のノーコードツール(ローコード要素あり)「Flutter flow」の開発事例とFlutter flowの選択におすすめのアプリなどを紹介させていただきます!
FlutterFlowの参考になる開発事例12選
FlutterFlowは、アプリを迅速に開発できるノーコード/ローコードツールとして注目されています。以下に、FlutterFlowで実際に開発された参考になるアプリの事例を12個紹介します。それぞれのアプリの概要と特徴的な機能を簡潔にまとめています。
1.Kidnee:腎臓病管理アプリ
「Kidnee」は、腎臓病患者の日々の病気管理をサポートするアプリです。
「Kidnee」は下記のような機能があります。
- 栄養素の追跡
- 薬の管理
- 診療予約
- 検査結果の確認
このアプリは、FlutterFlowとFirebaseを使用して開発されたためAIを活用した食事提案や質問応答も可能となっています!
2.Tagalong Pro:オリンピック選手とトレーニングができるアプリ
「Tagalong Pro」は、オリンピック選手が開発したアプリで、一般の方がオリンピック選手と一緒にトレーニングをすることができます。
様々なスポーツで複数のトレーニングオプションから選択することができ、希望する選手とスポーツに合わせたトレーニング時間の設定が可能です。
3. OSHI UP!(推しアップ)
「推しアップ」は推し活を全力でサポートするアプリです。
「推しアップ」には、以下のような推し活を豊かにする機能が豊富に実装されています。
- 写真やイラストやグッズなどを使った推しのオリジナルマイページ
- 全国の同じ推しを持つファンとリアルタイムで交流できるチャット
- 推しの情報が共有できる掲示板
- 推し活の記録を残すことができるノート機能
こちらのアプリはリリースからわずか2ヶ月で登録者3000人超えています!
4.Totoy AI:多言語対応のドキュメント解説アプリ
「Totoy AI」は、ユーザーがアップロードした画像やドキュメントについて多言語で説明を受けたり質問をすることができるドキュメント解説アプリです。
「Totoy AI」は以下のような機能があります。
- 50以上の言語に対応
- 画像を数秒でスキャンし翻訳して説明
- 従業員や顧客向けのカスタムAIアシスタントのナレッジスペース作成
- 最大1000件のアップロードが可能
5.DentalRx:歯科医の薬剤管理アプリ
「DentalRx」は、歯科医の患者の薬剤管理や処方を行うための管理アプリです。
患者の薬歴確認や歯科医薬品の検索、患者情報レポ―トの保存などの機能があり、患者情報の正確な管理や歯科医の業務効率の向上につながるアプリです。
6.MakeWell:ヘルスアシスタントAIアプリ
「MakeWell」は、AIによる個別のヘルスサポートアプリです。
ユーザーの症状をAIが分析し、その症状にあった健康のアドバイスや健康に関するアドバイスを聞くことができます。
「MakeWell」を使うことで自分の健康状態について知ることができます。
7. サウナカマ:SNSコミュニティアプリ
「サウナカマ」は、サウナに一緒に行ける人を探したりサウナ好きなパートナーを見つけたりしてコミュニティを形成できるコミュニティアプリです。
「サウナカマ」は以下のような機能があります。
- プロフィール設定
- サウナ仲間の探索
- コミュニティやイベント作成機能
- サウナ関連のイベントやニュースなど情報の確認
8. ちょこっとほいく:保育士マッチングアプリ
「ちょこっとほいく」は、園と保育者や保育学生を1日単位の保育の仕事でマッチングさせるアプリです。家事や育児の間の隙間時間で保育の仕事をしたり、保育学生が自分に合う園を探すために1日単位で仕事をするといった形で利用できます。
「ちょこっとほいく」は以下のような機能があります。
保育士側
- 募集の検索
- 勤怠確認
- 給与明細一覧の機能
法人側
- 応募者一覧
- 採用者一覧
- 採用と却下機能
管理者
- 求職者管理機能
- 法人管理機能
9. COIN:財務管理を簡単にするアプリ
「COIN」は、個人の財務管理を簡単にするために開発されたアプリです。
このアプリには、収入の記録や支出の追跡や予算のカスタム設定、他通貨対応などの機能があります。
10.Buddy Bee:身体的障がい者のためのホームオートメーションアプリ
「Buddy Bee」は、身体的に不自由な方が自宅の家電を簡単に使えるように設計されたアプリです。
このアプリは家電スイッチのオンとオフを簡単に操作することができIoTデバイスとも連携をしています。
照明やファンなどの家電製品のオンとオフをすることができる機能があり、スマート家電の管理、エネルギー消費の監視など利便性に重点をおいて開発されています。
11. Arrive:ホテルとクリエイターをつなぐマーケットプレイスアプリ
「 Arrive」は、ホテルが空いている部屋をクリエイターへ提供して、クリエイターに宿泊料の代わりにコンテンツを提供してもらうマーケットプレイスアプリです。
パートナーシップ管理やコンテンツ管理、メッセージなどの機能があります。
12. PlayerFinder:ゲーマーをつなぐコミュニティアプリ
「PlayerFinder」は、ゲーマー同士をつなげるために開発されたアプリです。
プレイヤーが共通の趣味を持つ人や同じゲームのプレイスタイルを見つけるための機能やチャット機能などがあります。
FlutterFlowの強み
FlutterFlowの強みは以下の通りです。
複雑なロジックを含むアプリが開発できる
FlutterFlowは他のノーコードに比べてかなり柔軟が高いツールです。そのため他のノーコードツールでは実現が難しい複雑なロジックも対応可能です。バックエンドの仕組みもしっかりしていてローコードでかけたりソースコードをダウンロードできたりと、とても拡張性が高いです。
Webアプリもネイティブアプリも開発できる
FlutterFlowは、Webアプリとネイティブアプリの両方を開発できる柔軟性があります。特にネイティブアプリはiOSとAndroidの両プラットフォームに対応しているため、どちらのストアにも載せられるネイティブアプリを開発することができます。
ChatGPTやGoogle Geminiを使いながら開発できる
FlutterFlowはOpenAIと連携しているためAIによるコードの自動生成も可能となっています。テキストで指示することでAIがコードを自動生成してくれる機能がついているので、一部プログラミングも可能です。
外部サービスとの連携も可能
AIを使ったチャットアプリや、Googleマップを埋め込んだ地図アプリなどと簡単に連携できます。これにより、複雑なアプリケーションの開発も容易に可能です。
また下記の一通りの認証機能を持ち合わせていて複数の認証機能を使用することができます。
(メールアドレス認証・電話番号認証・Googleサインイン・Appleサインイン・Facebookサインイン)
Google Playにアップしやすい
FlutterFlowはGoogle Playにアプリをアップする際に必要なFirebaseとの連携が可能のためGoogle Playにアップしやすいです。これにより、アプリのデプロイがスムーズになり、迅速に市場にリリースすることが可能となります。
FlutterFlow以外のアプリを選ぶべきケース
FlutterFlow以外のアプリを選ぶべきケースは以下の通りです。
とにかく開発速度とコストダウンを優先するならAdalo
Adaloはシンプルで直感的な操作性を持つノーコードツールです。FlutterFlowに比べて機能が限定されているものの、その分FlutterFlowより開発スピードが早く、その分人件費がかからないためコストダウンを図りたい場合にはAdaloの使用をおすすめします。
比較的シンプルなWebアプリならBubble
FlutterFlowはローコードで複雑なアプリ開発が可能ですが、機能やUIが複雑でドキュメントが少ないです。そのため、ローコードを使わなくてもよいよりシンプルなWebアプリの開発には、ドキュメントが豊富で直感的な操作が可能なBubbleが早く開発をすることができます。
このように、FlutterFlowは多機能で柔軟性の高いツールですが、プロジェクトの内容や目的に応じて他のノーコードツールとの使い分けを検討することも必要となります。
BubbleとFlutterFlowの比較については、以下の記事もご覧ください。