インスタやツイッターみたいなSNSアプリの作り方|低予算で開発するには?
こんにちは!EPICs合同会社です!
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、現代社会において重要なコミュニケーションツールとなっています。しかし、SNSと一口に言っても、その種類や使い方はさまざまです!
そのため様々開発に関するご相談をいただく中でも、「SNSアプリの開発」についてのご相談は非常に多いものの一つになっています!
特に、「SNSアプリの費用ってどれくらいなの?」、「SNSアプリを作る際の何に注意していいかわからない、、」、「SNSアプリを作る際は、どの機能から作っていけばいいの?」などは、皆さんも気になっているポイントなのではないでしょうか?
本記事ではそのような点についてお伝えをしていきたいと思います!
- SNSのアプリの開発費用の相場
- SNSアプリの2つの開発手法
- SNSアプリの主要機能
- 開発の流れ
- SNSアプリの開発事例と費用
SNSアプリの種類と定義|インスタやツイッターなど
まずはSNSの種類についてです!SNSとは言ってもまずは大きく2種類に分かれます!
一つが「オープンSNS」。もう一つが「クローズドSNS」です。
名前から大枠の違いはあると思いますが、それぞれ注意点なども違うので、ここから解説をしていきます!
2つの違いを理解することで、自社での開発をしたいものをどちらの種類で進めていくかを判断できるようにしていきましょう!
オープンSNS
オープンSNSとは、誰でも自由に参加できるSNSのことです。
代表的な例としては、XやFacebookが挙げられます。これらのプラットフォームでは、ユーザーはアカウントを作成すればすぐに他のユーザーとつながり、情報を発信したり受け取ったりすることができます。
特徴と利点
オープンSNSの主な利点は、その広がりやすさと情報の拡散力です。
例えば、Twitterではツイートがリツイートされることで、瞬く間に多くの人に情報が届きます。
これにより、企業は商品やサービスの宣伝を効率的に行うことができます。また、ユーザー同士の交流が活発に行われるため、リアルタイムでのフィードバックや意見交換が可能です。
デメリット
一方で、オープンSNSにはデメリットも存在します。
情報が拡散しやすい反面、不適切な情報や誤情報も同じように広がる可能性があります。また、誰でも参加できるため、スパムアカウントや悪意のあるユーザーが存在するリスクも高まります。
クローズドSNS
クローズドSNSは、特定の人だけが参加できるSNSです。社内SNSや特定のコミュニティ向けのSNSがこれに該当します。
参加者が限定されているため、より安全でプライバシーが守られやすいのが特徴です。
特徴と利点
クローズドSNSの大きな利点は、安心して情報共有ができる点です。
例えば、社内SNSでは、社員だけがアクセスできるため、機密情報のやり取りが安心して行えます。
また、参加者が限られているため、より深いコミュニケーションが可能となり、チームワークの向上や情報共有の効率化が期待できます。
デメリット
一方でクローズドSNSには限られた範囲内でしか情報が流れないという点がデメリットになります。
広範な情報拡散が難しいため、宣伝やマーケティングの面ではオープンSNSに劣る部分があります。
またクローズドとはいえ情報はデータに残りますし、絶対に外部に流入しないというわけではないので、ルールの決め方などには注意が必要です!
このように、SNSアプリにはオープンSNSとクローズドSNSという大きく異なる種類があります。
企業の目的やニーズに合わせて、どちらのSNSを活用するかを検討していきましょう!
SNSアプリで実装すべき必須機能一覧
SNSアプリ事に非常に多種多様な機能が実装されていますが、あれもこれもと手を出しているとアプリの世界観がわかりにくくなってしまったり、最初の開発費用が高額になってしまう可能性もあります。
そのためまずは必須となる主要機能を抑えておくことがとても大切です!
こちらでは最初に検討をすべき機能についてご紹介します!
必須機能一覧表
まずはここから紹介する必須機能を一覧表でご紹介します!
機能名 | 概要 |
---|---|
ユーザー登録・編集 | 利用ユーザーの登録や情報の編集 |
検索 | ユーザー間やコンテンツの検索 |
フォロー | ユーザー同士でのフォロー |
投稿 | コンテンツの投稿 |
お気に入り | ユーザー及びコンテンツへのお気に入り |
コメント | ユーザーやコンテンツへのコメント |
チャット | ユーザー同士でもチャット |
ブロック/非表示 | 不適切なユーザーのブロック/非表示 |
通知 | メッセージ受信時や重要なアクション時の通知 |
独自の表示アルゴリズム | コンテンツの表示ルールやアプリの独自アルゴリズム |
広告 | アプリ内に表示させる広告 |
ユーザー登録・編集
ユーザーがSNSアプリを利用するためには、まずはアカウントを作成させるケースが多いでしょう!
一般的には、メールアドレスや電話番号、ユーザー名、パスワードなどを登録させるケースが多いです。
アカウント作成後には、プロフィール情報を自由に編集できる機能も重要です。プロフィール写真や自己紹介文などを登録/編集出来るようにすることで、ユーザー間のコミュニケーションを促進したり運営をスムーズに行えるよう助けることができます!
検索
SNSアプリでは、他のユーザーや投稿を検索する機能が欠かせませんね!
とはいえ検索機能も様々!「タグ検索」や「ユーザー名検索」、「キーワード検索」など多くの検索方法があります!
そのため検索機能を検討する際は、下記の2つを整理しましょう!
- 検索方法:フリーテキスト検索、カテゴリー検索、チェックボックスでの検索など
- 検索対象データ:どのデータが検索の対象なのか?(例:ユーザー名/投稿文など)
フォロー
フォロー機能もSNSアプリではよく見る機能ですね!
ユーザーが多くなった際、お気に入りのユーザーをいち早く見つけるために非常に役に立つ機能です!
投稿
投稿機能は、SNSアプリの中心となる機能ですね!
そのため投稿機能は使いやすや、見栄えともにこだわったほうが良い機能のひとつだと思います!
またスムーズに開発を進めるためには、「投稿できるでデータはなにか?(テキストと画像など)」と「送れるデータ量(画像は4枚までなど)」を考えておくといいですね!
お気に入り
お気に入り機能は、ユーザーが特に気に入った投稿を保存するための機能です。
ユーザーは、後で再度確認したい投稿をお気に入りとしてマークすることで、簡単にアクセスできるようになります!
コメント
コメント機能は、ユーザー同士が投稿に対して意見や感想を交換するための機能です。
これにより、ユーザー間の交流が深まり、アプリの活性化が促進されます。コメント機能には、リプライ機能やスレッド表示なども含まれると良いでしょう!
チャット
チャット機能もほとんどのSNSアプリで実装がされていますね!アプリの特性によってはグループチャット機能なども検討してみるといいかもしれませんね!
ブロック/非表示
ユーザー間での問題を防止するためにブロックや非表示機能もあるといいでしょう!
またブロック機能はプライバシーやセキュリティの観点からも重要ですね!
通知
通知機能は、ユーザーに新しいフォロワー、コメント、いいね、メッセージなどのアクティビティを知らせるための機能です。
リアルタイムでの通知を提供することで、常に関心を持たせ続けることができます!
通知に関しては「どのアクションが起こされた時に通知が必要か?」を検討しておきましょう!
独自の表示アルゴリズム
独自の表示アルゴリズムは、可能であれば序盤に検討しておくといいでしょう!
これによりアプリの独自性が出しやすくなります!
またユーザーに対してより興味のあるコンテンツを優先的に表示させることが出来るので、アプリの利用時間が増加も期待できそうです!
広告
広告機能はキャッシュポイントとして費用な場合は実装をするといいと思います!
広告機能の実装の際は下記の2点に注意をしましょう!
- ユーザーの動きを阻害してしまう
- ユーザー数が少ないうちはさほど広告としての効果も期待ができない
そのためどのくらいのスピード感でユーザーが増えていくのか?とアプリの特性を踏まえ実装を検討しましょう!
SNSアプリの開発費用
前述した実装機能の内容や数、加えて開発手法でもSNSアプリの開発費用は大きく異なります!
ここでは、主に開発手法ごとの費用の違いについて詳しく説明し、それぞれの特徴を理解していただければと思います!
開発手法 | 最低限の機能の場合 | 機能が豊富な場合 |
---|---|---|
スクラッチ開発 | 500万円〜 | 2000万円〜 |
ノーコード開発 | 50万円〜 | 150万円〜 |
スクラッチ開発だと数百万〜数千万
スクラッチ開発とは、おそらく皆さんがイメージする最も認知度の高い開発手法です!
具体的には下記の画像のように、ゼロからコーディングを行い、独自のSNSアプリを開発する方法になります!(黒い背景に暗号のようなコードを大量に書き込む絵を一度は見たことがあるのでは無いでしょうか?笑)
この方法では、設計から実装、テスト、デプロイまで全てを一から行うため、高額な費用になりやすいです!
SNSアプリの開発相場としては、最低限の機能のもので500万円〜で、ある程度のクオリティを求める場合は2000万円ほどが相場となります!
ノーコード開発なら費用を削減できる
ノーコード開発とは、スクラッチ開発とは異なりコーディングを行わずアプリを開発する手法のことです!
コーディングを行う工数を削減できるためスクラッチ開発に比べて、大幅に開発費用を抑えることができます!
ノーコードでのSNSアプリの開発費用としては、最低限の機能のものだとわずか50万円程度で開発が行えることもあります!
ある程度機能を豊富に含んだものでも150万円から300万円以内では開発が行えるでしょう!
ノーコードとスクラッチ、どちらを選ぶべき?
結論からいうと予算が潤沢(1000万円以上確保できる)で、最初からかなり高度にこだわったものを作りたい方はスクラッチ開発がおすすめです!
逆にある程度ミニマムから初めて、ユーザーの反応を見ながら徐々に機能をつけ足したいという方はノーコードがおすすめです!
ここからはノーコード開発のメリットとデメリットをお伝えします!
スクラッチ開発とノーコード開発のどちらが向いているかの参考にしてみてください!
ノーコード開発のメリット
メリット①:低予算で開発ができる
ノーコード開発の最大のメリットは開発費用の安さです!
開発費用の大部分を占めるものはエンジニアの人件費です!
ノーコード開発はスクラッチ開発と違い、コーディングが不要なため開発工程を減らし、開発するエンジニアの人員数も減らすことができます。
そのためエンジニアの数×開発期間の双方を削減できるため、大幅に開発費用を抑えることが可能です!
メリット②:開発スピードが早い
開発スピードは言わずもがなですね!
開発工程を削減できるということは開発の期間の圧縮にも大きく影響してきます。
そのためスクラッチ開発では数ヶ月から数年のスパンで開発を行うような内容も、数週間から数ヶ月で開発が行えます!
メリット③:メンテナンスの行いやすさ
ノーコードで開発されたアプリは、一からサーバーなどのインフラ周りの構築を行わなくて済むので、メンテンナンスも行いやすいです!
そのため最初の開発費用のみならず、スクラッチ開発に比べて保守が容易であり、運用に関わるコストも削減できます!
ノーコード開発のデメリット
デメリット①:稀に柔軟性が足りないことがある
ノーコードツールは、基本的にはあらかじめ設定された機能やテンプレートを主に使用して開発を行います。
そのため、非常に複雑な機能を実装する際や何十万人を超えるようなユーザー数のアプリの場合は、実装が難しかったり、対応ができないケースがあります。
しかしノーコードの中にはBubbleやFlutter Flowなどの、コーディングも行えるツールもあり、またツールごとに特徴が異なるため、開発内容に適したツールを選定することで解消ができるケースも多いです!
規模が大きくなった際の対応としては、最初はリスクを抑えるためノーコードで開発をして、ユーザーが増えて予算が大きく取れるようになってからスクラッチ開発に切り替えるという事例も多いです!
このような対応を取れば最初の投資リスクを抑えつつ、拡大にも対応できそうですね!
デメリット②:プラットフォームに依存するリスク
ツールによっては、使用しているノーコードツールがサービスを終了すると、開発したアプリケーションが使用できなくなる可能性があります。
例えば、Bubbleというツールはサービス終了時にソースコードを公開するという対応を取っているため万が一の際はアプリを引き継ぐことが可能です!
心配な場合は事前に該当のツールがそのようなサポートを行っているか確認をしてみるといいでしょう!
SNSアプリ開発に向いているノーコードツール
SNSアプリを開発する際には、ノーコードツールを利用することで、費用や開発期間を大幅に削減できます。
しかし、ノーコードツールにもさまざまな種類があり、それぞれに特徴や向き不向きがあります。
ここでは、SNSアプリ開発に適した主要なノーコードツールを紹介し、それぞれの特徴を解説します!
Bubble|柔軟性・拡張性に優れる
SNSアプリの開発におすすめのノーコードツールの1つ目はBubbleです!
Bubbleはすでに全世界で330万人以上が利用するノーコードツールです!※2024年7月時点
最大の特徴は、機能の豊富さに伴う柔軟性、拡張性の高さです。
「ノーコードでこんなことも出来るの」と驚くほどに、様々な機能が実装できます!
機能が多い分扱いも少し難しいので、非エンジニアで自身での開発を検討している方にはハードルを感じやすいかもしれませんが、開発の依頼を考えている場合は真っ先に検討してみるといいでしょう!
Adalo|直感的な操作、スマホアプリに特化
次に紹介するのはAdaloです!
Adaloは直感的に操作がしやすく、スマホでの利用をメインとしたアプリの開発に特化をしています。
また他のノーコードツールに比べストアへの公開も行いやすいことも特徴です!
機能数は平均的という感じですが、シンプルなスマホアプリを作る場合には適しているでしょう!
Flutterflow|機能が豊富なローコードツール
FlutterflowはGoogleが提供するローコードツールです!
ローコードなので、厳密にはノーコードツールではないのですが、ノーコード要素も多いでの紹介します!
Flutterflowも機能が比較的豊富で、実際に作ったアプリのFlutterのソースコードにして落とせるという点が特徴です!
まだ国内での事例などは少ないですが、今後に期待のツールです!
Glide|スプレッドシートから開発可能。小規模アプリ向けツール
最後に紹介するのはGlideです!
GlideはスプレッドシートやExcelと連携してアプリを作れる点が特徴です!
注意点としてはAppleStoreやGoogle Playなどへの公開をするようなアプリを作ることはできず、あくまでも小規模アプリ向けのツールにはなります。
しかし非常に容易にアプリが作れるため、モックアップやMVPを作りたいときなどには検討してみるといいと思います!
SNSアプリの開発フロー
SNSアプリの開発は、いくつかの段階を経て進行します。
それぞれの段階で必要な作業やポイントを理解することで、スムーズに開発を進めることができます!
そのため、ここからはSNSアプリ開発のフローを段階ごとに詳しく説明します!
要件定義を行う
最初に行うことは要件定義です!
要件定義とは、SNSアプリを開発する目的や達成したいゴールなどをすり合わせることです。
この要件定義を元に後続の仕様設計で具体的に必要な機能の整理や画面構成、デザインなどを決めていきます!
具体的にはこのようなことを要件定義ではすり合わせを行います!
- 本開発で解決したい課題、達成したい目的は何か?
- 利用するユーザーはどのような人達か?
- 目的を達成するためには、どのような機能、画面が必要か?
アプリの設計を行う(仕様設計)
仕様設計は要件定義で決めた概要をもう一段階掘り下げた内容を決めていきます!
要件定義を元に「必要な機能」「必要な画面の数」、「それぞれの画面内に必要な要素」など、開発に着手をするために必要な内容を決めていきます!
そしてそれを実装するためのデータベースを設計などを行います!
デザイン
次にデザインを作っていきます。デザインはイメージが付きやすいですね!
仕様設計では簡単なワイヤーなどを用いて画面の要素や機能を決めていきますが、それらを用いて、このデザインの段階で実際に使用するデザインを作成します。
開発(実装)
ここから、いよいよアプリの実装に入ります!
設計に基づき、各機能を順次開発していきます。
ここではプロジェクトマネージャーを中心にエンジニアが作業を行っていきます!
テスト・検品を行う
開発が一通り完了したら、アプリのテストを行います。
実際に作ったものが、仕様設計で決めた内容と同じように動くかを確認を行い、バグや不具合があった場合は、必要に応じて修正を行います。
指定の公開形式で公開する
テストが完了したら、アプリを公開します。
見出しの指定の公開形式と見て、「指定の公開形式って?」と疑問に思った方をいるでしょう。
一口にアプリを言っても大きく3つの公開方法があります!
- ストアへの公開:AppleStoreやGoogle Playに公開するもの
- Webへの公開:Webでのみ使用ができる
- PWAでの公開:Webでも利用ができ、インストールも出来る公開形式
それぞれの公開形式についての詳しい解説は、省略しますが「どの公開形式が良いかわからない」という場合には、開発会社に相談をしてみてるといいでしょう!
アプリの特性や利用ユーザーなどに合わせて、公開形式は選びましょう!
改善・アップデートし続ける
アプリの公開自体は前述の「指定の公開形式で公開する」で以上ですが、アプリを運営するためには継続的に改善やアップデートを行う必要があります!
ユーザーからのフィードバックや使用状況を分析し、新機能の追加や改善を行います。また、保守面ではセキュリティの強化やバグ修正も継続的に行っていくといいでしょう!
SNSアプリは自分でも作れる?
SNSアプリの開発、特にノーコードでの開発を考えている場合は、自分でSNSアプリを作ることができるか?を検討している方もいると思います!
ここでは、SNSアプリを自分で作成する際のメリットとデメリット、そして注意点について説明します。
結論
ノーコードを利用し、機能が簡単なもので、学習期間の確保ができれば非エンジニアの方でもSNSアプリを作ることは出来ると思います!
自社での開発時の注意点としては、「学習期間」、「開発機能」、「左記に伴う人件費」の観点を考慮するといいでしょう!
「機能が比較的簡単なもの」という前提の場合、個人差はありますが、学習期間は最短6ヶ月〜1年程度で考えておくといいでしょう!(機能によってはもう少し長くなるケースも多いです)
そこから本格的な開発に着手をして、出来上がるまでの合計期間が開発のトータル期間となります!
そして上記の期間中にかかる人件費とツールの利用料が開発費となります。
ここまでの内容を考慮し、自社での開発が行えそうかと検討してみるといと思います!
SNSアプリの開発事例
SNSアプリの開発を検討する際には、実際の事例を参考にすることが非常に有益です!
ここでは、「スクラッチ開発」と「ノーコード開発」の比較をしながら、実際の開発費用などを見ていきましょう!
Instagramのようなアプリ|スクラッチ開発で500〜2,000万円程度
まずはスクラッチ開発でマッチングアプリを作った場合の事例について見ていきたいと思います。
しかし、スクラッチ開発は非常に高額なため、開発費用を公に公開しているケースは見つかりませんでした、、
そのため、情報の客観性を担保しながら事例としての解像度を上げるため、多くの開発会社の案件を仲介している「比較Biz」の情報を元に開発費用や期間の事例を見てみたいと思います!
機能数 | 開発費用 | 期間 | 備考 |
---|---|---|---|
最小限の機能 | 400~600万円 | 5~7ヶ月程度 | 複雑な機能を含まない |
一般的な機能 | 700~1,500万円 | 10~12ヶ月程度 | 商業的に公開しても問題ない程度 |
Smile Share|ノーコードで1ヶ月で開発(弊社事例)
Smile Shareは弊社にて開発をした、英語圏に向けたクローズドなSNSアプリです!
笑顔・ペット・天気などの画像を載せる事で世界中のユーザーと繋がることができます!
開発を依頼いただいた企業様の思いとして、世界中のユーザーが投稿した画像を媒介に繋がり、もっと世界中の様々な地域の情報を知ったり交流をしてほしいという思いで開発されたアプリになります。
なお、最短かつ最小の予算から始めたいとのことで、ツールとしてはBubbleを使用し、開発期間はわずか1ヶ月、開発費用は50万円で開発をした事例となります!
Union|ノーコードで最小予算から拡大
Unionは、大学生や大学の教職員を対象としたSNSアプリです!
このアプリはAdaloを使用して開発されており、290以上の大学で導入されています。Unionは、朝日新聞や産経新聞にも取り上げられており、1000万円以上の資金調達にも成功しています!
現在ではノーコードでMVP(最小限の機能を持つ製品)を開発のフェーズは終了し、アプリの成長に合わせてFlutterを使用した開発へと移行しました。
ノーコードツールを活用して最小のコストで迅速にアプリ公開をし、拡大に合わせてスクラッチでの開発に移行をしていった事例としてとても分かりやすい例ですね!
これらの事例から分かるように、SNSアプリの開発にはさまざまなアプローチがあります!
スクラッチ開発では高額な費用と長期間が必要ですが、その分カスタマイズ性もより高いです!
一方ノーコードツールを利用することで、稀に制限はありますが、短期間で低コストの開発が可能です。
自身のニーズや予算に応じて、最適な開発手法を選択をしていきましょう!