【2025年最新】ノーコードBubbleの新料金プランを徹底解説!無料でできること・できないこと

「Bubbleを使ってみたいけど、料金プランがよくわからない」「無料プランでどこまでできるの?」と疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

Bubble(バブル)は、プログラミング不要でWebアプリを開発できるノーコードツールとして世界中で人気を集めています。しかし、料金体系が英語表記で複雑なため、どのプランを選べばよいか迷ってしまう方も少なくありません。

本記事では、2025年最新のBubble料金プランについて、無料プランでできること・できないことを中心に徹底解説します。プラン選びで失敗しないためのポイントもお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、「自分でBubbleを学ぶのは難しそう」「プロに開発を任せたい」という方には、ノーコード開発の専門会社への依頼がおすすめです。EPICs株式会社は、創業からノーコードに特化し、日本最大級の開発実績を持つ専門会社。複数のノーコードツールに対応しているため、作りたいものに最適なツールを選定し、費用と開発期間を抑えた提案が可能です。

この記事のポイント

Q1. Bubbleの料金プランはいくら?

Bubbleには無料のFreeプランと、4つの有料プランがあります。有料プランはStarter(月額29ドル〜)、Growth(月額119ドル〜)、Team(月額349ドル〜)、Enterpriseの4種類。年契約を選ぶと月額契約より10〜15%お得になります。

Q2. Bubbleの無料プランでは何ができない?

Freeプランでは、アプリの外部公開、独自ドメイン設定、API連携、ワークフローの自動実行ができません。開発環境でのテストのみ可能で、実際にユーザーに使ってもらうサービスを運用するにはStarter以上の有料プランが必要です。

Q3. どのプランを選べばいい?

目的によって異なります。テスト開発ならFree、アプリをリリースするならStarter、チーム開発や2段階認証が必要ならGrowth、5人以上での開発や大規模サービスならTeamがおすすめ。まずは安いプランから始めて、必要に応じてアップグレードすればOKです。



なお、ノーコードBubbleの概要については以下の記事で解説しています。ぜひ、合わせてチェックしてみてください!

【公認代理店が解説】ノーコードツールBubbleとは?できることや他ツールとの違いを解説

なお、弊社はノーコードBubbleを使用したアプリ開発において、日本最大級の実績を誇る開発会社でもあります。本記事では、その経験で培ったノウハウを元に事例を紹介していきます。
EPICs株式会社開発事例

また、Bubbleについては動画でも解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。

また、Bubbleの開発事例については以下の記事で詳しく取り上げています。ぜひ合わせて参考にしてみてください。

【タイプ別に網羅】ノーコードBubbleの開発事例45選!公式代理店が紹介


また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」は、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。大手ノーコードツールであるBubbleからも、公式代理店として認定されています。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

目次

ノーコードツールBubble(バブル)とは|公式代理店の目線から解説

Bubble(バブル)は、2012年にアメリカで誕生したノーコードツールです。

「ノーコード」とは、プログラミングのコードを書かずにアプリやWebサービスを作れる開発手法のこと。Bubbleを使えば、専門的な技術知識がなくても、ドラッグ&ドロップの直感的な操作でWebアプリを構築できます。

従来のアプリ開発では、エンジニアがコードを一行ずつ書いていく必要がありました。そのため、開発には多くの時間と費用がかかり、アイデアを形にするハードルは非常に高かったのです。しかしBubbleを使えば、画面上でパーツを配置し、動作のルールを設定するだけでアプリが完成します。

Bubbleの大きな特徴は、ノーコードツールの中でもトップクラスのカスタマイズ性を持っている点。一般的なノーコードツールは手軽に使える反面、細かな調整が難しいというデメリットがあります。一方Bubbleは、デザインや機能を細部まで自由に設計可能。さらに、必要に応じてコードを追加することもできるため、本格的なWebサービスの開発にも対応できます。

Bubbleで開発できるサービスの例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 業務改善システム(社内の作業を効率化するツール)
  • マッチングアプリ(人と人、企業と人をつなぐサービス)
  • ECサイト(ネットショップ)
  • 会員制サービスやSNS
  • 予約管理システム
  • AIを活用したアプリ

このように、BtoBの業務システムからBtoCの消費者向けサービスまで、幅広い分野でBubbleは活用されています。

大熊滉希

「アイデアはあるけど、エンジニアを雇う予算がない」「まずは小さく始めて検証したい」といったニーズに、Bubbleは最適な選択肢といえるでしょう。


Bubble新料金プランの変更点一覧

Bubbleは2023年5月1日に料金プランの大幅な改定を実施しました。この変更により、料金体系がより柔軟になった一方で、理解すべきポイントも増えています。

ここでは、新料金プランの主な変更点を3つに分けて解説します。

  • 変更点1. 「ワークロード」という指標が追加された
  • 変更点2. 従量課金制が追加された
  • 変更点3. 従量課金に伴ってプランが変更された

変更点1. 「ワークロード」という指標が追加された

新料金プランで最も重要な変更点が、「ワークロードユニット(WU)」という新しい指標の導入です。

ワークロードユニットとは、Bubbleのサーバーをどれだけ使用したかを測る独自の単位のこと。アプリが動作するたびに、データベースの操作やページの読み込み、外部サービスとの連携などでワークロードが消費されていきます。

わかりやすく例えると、スマートフォンの「データ通信量」に近いイメージです。動画を見たりアプリを使ったりするとデータ通信量が増えるように、Bubbleで作ったアプリを使うほどワークロードユニットが消費されます。

具体的には、以下のような操作でワークロードが消費されます。

  • ページを表示する
  • データベースからデータを検索・取得する
  • データを新規作成・編集・削除する
  • 外部APIを呼び出す
  • ワークフロー(自動処理)を実行する

各プランには月ごとに使えるワークロードユニットの上限が設定されており、この上限を超えると追加料金が発生する仕組みになっています。

変更点2. 従量課金制が追加された

2つ目の変更点は、従量課金制の導入です。

従来の料金プランでは、月額料金を支払えば基本的にはそのプラン内で自由に使えました。しかし新プランでは、各プランに含まれるワークロードユニットを超過した場合、使った分だけ追加料金が発生します。

超過料金は、有料プランであれば一律で「1,000ワークロードユニット(1kWU)あたり0.3ドル」。日本円に換算すると、1kWUあたり約45円程度です(為替レートにより変動)。

この従量課金制には、メリットとデメリットの両面があります。

メリット
  • ワークロードを使い切っても、アプリが止まらない
  • 急なアクセス増加にも自動で対応できる
  • 必要な分だけ支払えばよいので、無駄が少ない
デメリット
  • 使いすぎると想定外の請求が発生する可能性がある
  • ワークロードの消費量を常に意識する必要がある

なお、従量課金を避けたい場合は、設定画面から「超過料金を発生させずにアプリを停止する」オプションを選ぶことも可能です。予算管理を重視する場合は、この設定を活用するとよいでしょう。

変更点3. 従量課金に伴ってプランが変更された

3つ目の変更点として、プラン構成と料金が見直されました。

現在のBubbleには、無料のFreeプランを含めて5つのプランが用意されています。

プラン名月額料金(年契約)月額料金(月契約)含まれるワークロード
Free無料無料50,000 WU
Starter29ドル32ドル175,000 WU
Growth119ドル134ドル250,000 WU
Team349ドル399ドル500,000 WU
Enterprise要問い合わせ要問い合わせカスタム

年契約を選ぶと月契約より10〜15%ほどお得になるため、長期的にBubbleを使う予定がある場合は年契約がおすすめです。

また、ワークロードユニットが足りなくなることが事前にわかっている場合は、「ワークロードティア」という追加パッケージを購入することもできます。従量課金(0.3ドル/1kWU)よりも割安な単価(約0.08〜0.15ドル/1kWU)でワークロードを確保できるため、大規模なアプリを運用する際には検討してみてください。


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    Bubbleのプランを一覧表で紹介

    Bubbleの料金プランは、機能や容量によって細かく分かれています。まずは各プランの違いを一覧表で確認してみましょう。

    項目FreeStarterGrowthTeam
    月額料金(年契約)無料29ドル119ドル349ドル
    月額料金(月契約)無料32ドル134ドル399ドル
    アプリのリリース×
    独自ドメイン設定×
    Bubbleバナーの削除×
    ワークフローの自動実行×
    API連携×
    複数人での開発××2人まで5人まで
    2段階認証××
    バージョン管理×BASICPREMIUMPREMIUM
    バックアップ期間6時間2日間14日間20日間
    ワークロードユニット50,000175,000250,000500,000
    ストレージ容量0.5GB50GB100GB1TB
    データベース行数200行無制限無制限無制限

    ※Enterpriseプランは企業向けのカスタムプランのため、上記表には含めていません。

    表を見ると、Freeプランと有料プランの間には大きな機能差があることがわかります。特に「アプリのリリース」「独自ドメイン設定」「API連携」といった実用上必須の機能は、有料プランでないと使えません。

    結局どれ?Bubbleのオススメプランを目的別に紹介

    「表を見てもどのプランを選べばいいかわからない」という方のために、目的別のおすすめプランを紹介します。

    • テスト開発ならFreeプラン
    • アプリを実際にリリースするならStarterプラン
    • 複雑なアプリ開発やチームでの開発ならGrowthプラン
    • さらに大規模な開発をするならTeamプラン

    テスト開発ならFreeプラン

    Bubbleを試してみたい方、まずは操作方法を学びたい方には、Freeプランがおすすめです。

    Freeプランでは、Bubbleのエディター(編集画面)をフル活用してアプリを構築できます。ドラッグ&ドロップでの画面設計、データベースの作成、ワークフローの設定など、基本的な開発作業はすべて体験可能。「Bubbleで自分のアイデアが実現できるか」を検証するには十分な機能が揃っています。

    ただし、Freeプランはあくまで「テスト開発用」という位置づけ。アプリを外部に公開することはできず、開発環境での動作確認のみに限定されます。本格的にサービスを運用する段階になったら、有料プランへの切り替えが必要です。

    アプリを実際にリリースするならStarterプラン

    アプリを実際にリリースして、ユーザーに使ってもらいたい場合はStarterプランを選びましょう。

    Starterプランでは、アプリを本番環境に公開できるようになります。独自ドメインの設定も可能になるため、「〇〇.bubbleapps.io」ではなく、自分で取得したドメイン(例:example.com)でアプリを運用できます。また、画面右下に表示される「Built on Bubble」のバナーも削除可能。ブランドイメージを損なわずにサービスを提供できるようになります。

    月額29ドル(年契約)からと、有料プランの中では最もリーズナブル。個人開発や小規模なプロジェクト、MVP(最小限の機能で作る試作版)の検証には最適なプランです。

    複雑なアプリ開発やチームでの開発ならGrowthプラン

    より本格的なアプリ開発や、複数人でのチーム開発を行う場合はGrowthプランが適しています。

    Growthプランの最大の特徴は、2人までの同時編集が可能になること。Starterプランまでは1人でしか開発できませんが、Growthプランなら開発者とデザイナーが同時に作業を進められます。また、2段階認証機能も使えるようになるため、セキュリティを重視するサービスにも対応可能です。

    バージョン管理機能も「PREMIUM」にアップグレードされ、複数のブランチ(開発の分岐)を作成できるように。本番環境に影響を与えずに新機能をテストしたり、複数の改修を並行して進めたりできます。

    バックアップ期間も14日間に延長されるため、万が一のトラブル時にもデータを復元しやすくなります。

    さらに大規模な開発をするならTeamプラン

    大人数のチームで開発を進める場合や、大量のデータを扱う大規模サービスにはTeamプランが最適です。

    Teamプランでは、最大5人までの同時編集が可能。開発チームの規模に合わせて効率的に作業を分担できます。ストレージ容量も1TBと大幅に増えるため、画像や動画などのファイルを多く扱うサービスでも安心です。

    また、ワークロードユニットも500,000と他プランの2倍以上。アクセス数の多いサービスや、複雑な処理を頻繁に行うアプリでも、追加料金を抑えながら運用できます。

    バックアップ期間は20日間と最長。大規模サービスでは障害発生時の復旧が特に重要になるため、この長いバックアップ期間は大きな安心材料となるでしょう。


    Bubbleの料金プランの特徴

    Bubbleの料金プランには、他のサービスとは異なる独自の特徴があります。契約前に知っておくべきポイントを押さえておきましょう。

    • アプリ単位で料金が発生する
    • 最初は安いプランからでOK
    • ワークロードユニットについて

    アプリ単位で料金が発生する

    Bubbleの料金で最も注意すべき点は、「アカウント単位」ではなく「アプリ単位」で課金されることです。

    多くのWebサービスでは、1つのアカウントに対して月額料金を支払えば、複数のプロジェクトを自由に作成できます。しかしBubbleの場合は、アプリごとに個別の料金が発生する仕組み。たとえば、3つのアプリをリリースしたい場合は、3つ分の月額料金が必要になります。

    具体例で考えてみましょう。Starterプラン(月額29ドル)で3つのアプリを運用する場合、月額費用は29ドル × 3 = 87ドル。年間では1,000ドル以上のコストになります。

    この料金体系を知らずに「とりあえずアプリをたくさん作ろう」と考えると、想定外の出費につながる可能性も。

    大熊滉希

    複数のサービスを展開する予定がある場合は、事前に総コストを計算しておくことをおすすめします。

    最初は安いプランからでOK

    Bubbleではプランの変更がいつでも可能なので、最初は必要最低限のプランから始めて問題ありません。

    開発段階ではFreeプランを使い、リリース直前にStarterプランへ切り替える。サービスが成長してきたらGrowthプランにアップグレードする。このように、状況に応じて柔軟にプランを変更できます。

    プランをアップグレードした場合、変更は即座に反映。日割り計算で料金が調整されるため、月の途中で変更しても損することはありません。逆にダウングレードする場合は、残りの期間に関わらず即座に機能が制限されるので注意が必要です。

    「最初から上位プランを契約しておかないと後で困るのでは?」と心配する必要はありません。まずはFreeプランで開発を始め、本当に必要になったタイミングで有料プランに切り替えましょう。

    ワークロードユニットについて

    新料金プランで導入されたワークロードユニット(WU)は、Bubbleを使う上で避けて通れない概念です。ここで改めて詳しく解説します。

    ワークロードユニットは、アプリが動作するたびに消費されるサーバーリソースの量を表す単位。月ごとにリセットされ、各プランに設定された上限まで使用できます。

    消費量は操作の種類によって異なります。参考までに、代表的な操作と消費量の目安を紹介します。

    操作内容消費WU(目安)
    ページの読み込み0.15 WU
    データベースの検索0.3 WU
    データの作成・編集0.5 WU
    データの削除0.1 WU
    外部APIの呼び出し0.1 WU
    サーバー側のワークフロー実行0.6 WU

    「数字だけ見てもピンとこない」という方のために、実際のアプリでの消費量目安を紹介します。

    • シンプルなページ:1PVあたり0.2〜1 WU程度
    • 複雑な処理を含むページ:1PVあたり10〜30 WU程度

    たとえば、Starterプランの175,000 WUを「1PVあたり1WU」で計算すると、月間約17万PVまで対応可能。小〜中規模のサービスであれば、十分な容量といえるでしょう。

    ワークロードを節約するコツ

    ワークロードの消費を抑えるためには、以下のポイントを意識することが大切です。

    • データベースの検索条件を絞り込み、不要なデータを取得しない
    • ページ読み込み時の処理を最小限に抑える
    • 繰り返し処理の頻度を必要最低限にする
    • 大量データの分析はBubble外のツール(Google Analyticsなど)を活用する

    ワークロードの消費量は、Bubbleの管理画面からリアルタイムで確認できます。定期的にチェックして、想定外の消費がないか監視しておくと安心です。


    Bubble料金プランの各項目について解説|無料でできること、できないこと

    ここからは、料金プランの各項目について詳しく解説していきます。「無料プランでできること」「有料プランでないとできないこと」を明確にしていくので、プラン選びの参考にしてください。

    1. アプリをリリースできるか
    2. ワークフローの繰り返し設定ができるか
    3. 独自のドメインを設定できるか
    4. チームで開発できるか
    5. Bubbleバナーを削除できるか
    6. APIと連携できるか
    7. データバックアップ期間の長さ
    8. バージョン管理ができるか
    9. ストレージ容量はいくつか
    10. 許容データベース数はいくつか
    11. 一月に消費できるワークロードユニット数はいくらか
    12. ワークロードユニット超過にかかる料金はいくらか
    13. 2段階セキュリティ認証が可能か
    14. パスワード保護が可能か
    15. サブアプリを作れるか
    16. CSVのインポートとエクスポートできるか
    17. Bubbleの公式サポート

    1. アプリをリリースできるか:Starter以上の有料プランが必要

    FreeStarterGrowthTeam
    ×

    Bubbleでアプリを外部に公開(リリース)するには、Starter以上の有料プランが必須です。

    Bubbleには「開発環境」と「本番環境(ライブ環境)」の2つの環境があります。Freeプランでは開発環境でのテストのみ可能で、本番環境へのアクセス自体ができません。つまり、どれだけ素晴らしいアプリを作っても、Freeプランのままではユーザーに使ってもらうことは不可能です。

    アプリを実際に運用したい場合は、必ず有料プランへの切り替えが必要になります。

    2. ワークフローの繰り返し設定ができるか:Starter以上の有料プランなら毎日可

    FreeStarterGrowthTeam
    ×○(1日ごと)○(1日ごと)○(1日ごと)

    ワークフローの繰り返し設定とは、特定の処理を自動で定期実行する機能のこと。有料プランでのみ利用可能です。

    この機能を使えば、以下のような自動化が実現できます。

    • 毎日決まった時間にメールマガジンを送信する
    • 無料トライアル期間が終了したユーザーに通知を送る
    • 定期的にデータを集計してレポートを作成する

    業務効率化やユーザーへの自動通知など、本格的なサービス運用には欠かせない機能といえるでしょう。

    3. 独自のドメインを設定できるか:Starter以上の有料プランが必要

    FreeStarterGrowthTeam
    ×

    独自ドメインの設定も、Starter以上の有料プランで可能になります。

    Freeプランでは、アプリのURLは「〇〇.bubbleapps.io」という形式に固定されます。一方、有料プランなら「example.com」のように、自分で取得したドメインを使用可能。サービスのブランディングや信頼性向上に大きく貢献します。

    また、SSL化(通信の暗号化)にも対応しているため、セキュリティ面でも安心してサービスを提供できます。

    4. チームで開発できるか:Growth以上の有料プランなら可能

    FreeStarterGrowthTeam
    ××2人まで5人まで

    複数人での同時編集は、Growth以上のプランで対応しています。

    FreeプランとStarterプランでは、1人でしか開発作業ができません。複数のメンバーで分担して開発を進めたい場合は、Growthプラン(2人まで)またはTeamプラン(5人まで)を選ぶ必要があります。

    なお、共同開発者には「データ閲覧のみ」「開発環境のみアクセス可」「フルアクセス」など、細かく権限を設定可能。外部の開発者に一時的にアクセス権を付与する場合も、セキュリティを保ちながら作業を依頼できます。

    5. Bubbleバナーを削除できるか:Starter以上の有料プランなら削除可

    FreeStarterGrowthTeam
    削除不可削除可削除可削除可

    Freeプランでアプリを作成すると、画面右下に「Built on Bubble」という青いバナーが表示されます。このバナーは、有料プランに切り替えることで削除可能です。

    ビジネス用途でアプリを公開する場合、他社のロゴが表示されているのはブランドイメージ的にマイナス。本格的なサービス運用を考えているなら、バナー削除ができる有料プランへの移行は必須といえます。

    6. APIと連携できるか:Starter以上の有料プランなら可

    FreeStarterGrowthTeam
    ×

    API連携機能も、有料プランでのみ利用できます。

    APIとは、外部サービスとデータをやり取りするための仕組み。この機能があれば、以下のような連携が可能になります。

    • LINEと連携してメッセージを送信する
    • 決済サービス(Stripeなど)と連携して支払い機能を実装する
    • Googleカレンダーと連携して予定を管理する
    • ChatGPTなどのAIサービスと連携する

    Freeプランではこれらの外部連携ができないため、本格的なアプリ開発には有料プランが必要です。

    7. データバックアップ期間の長さ:Growth以上で一気に長くなる

    FreeStarterGrowthTeam
    6時間2日間14日間20日間

    Bubbleでは、データベースのバックアップが自動で行われます。バックアップ期間内であれば、過去の状態にデータを復元することが可能です。

    Freeプランは6時間、Starterプランでも2日間と短めですが、Growthプランになると14日間に大幅延長。万が一のトラブルが発生しても、2週間以内であればデータを取り戻せます。

    本番運用中のサービスでデータ消失が起きると、ビジネスに大きなダメージを与えかねません。重要なサービスを運用する場合は、バックアップ期間の長いGrowth以上のプランを検討しましょう。

    8. バージョン管理ができるか:Freeは不可、StarterはBASIC、Growth以上はPREMIUM

    FreeStarterGrowthTeam
    ×BASICPREMIUMPREMIUM

    バージョン管理とは、アプリの変更履歴を記録し、必要に応じて過去の状態に戻せる機能のこと。プランによって使える機能が異なります。

    BASICでできること(Starterプラン)

    • セーブポイントの作成と復元
    • 本番環境へのリリース

    PREMIUMでできること(Growth・Teamプラン)

    • BASICの全機能
    • カスタムブランチの作成(複数の開発ラインを並行して進められる)
    • ブランチの同期
    • ホットフィックスブランチの利用(緊急修正用)

    チーム開発や複雑な機能追加を行う場合は、PREMIUMのバージョン管理機能が役立ちます。

    9. ストレージ容量はいくつか:高額プランほど多くの容量

    FreeStarterGrowthTeam
    0.5GB50GB100GB1TB

    ストレージ容量は、アプリ内で保存できるファイル(画像、動画、ドキュメントなど)の総量を表します。

    Freeプランの0.5GBは、テスト用としては十分ですが、本格運用には心もとない容量。Starterプランの50GBあれば、一般的なWebサービスには対応できるでしょう。

    画像を多用するECサイトや、ユーザーがファイルをアップロードするサービスを運用する場合は、GrowthプランやTeamプランを検討することをおすすめします。

    10. 許容データベース数はいくつか:Freeは200まで、Starter以上は無制限

    FreeStarterGrowthTeam
    200行無制限無制限無制限

    データベースに保存できるデータの行数(レコード数)にも制限があります。

    Freeプランでは200行までしか保存できません。ユーザー登録機能を持つアプリの場合、200人のユーザーが登録した時点で上限に達してしまいます。

    有料プランでは無制限になるため、ユーザー数やデータ量を気にせずサービスを拡大可能。本格的なサービス運用には、有料プランへの移行が不可欠です。

    11. 一月に消費できるワークロードユニット数はいくらか:徐々に伸びていく

    FreeStarterGrowthTeam
    50,000175,000250,000500,000

    各プランに含まれるワークロードユニット(WU)の量は上記の通り。上位プランほど多くのWUが付与されます。

    なお、開発環境と本番環境の両方で消費したWUが合算されるため注意が必要。開発中に大量のテストを行うと、本番運用に使えるWUが減ってしまう可能性があります。

    12. ワークロードユニット超過にかかる料金はいくらか:有料プランなら変化なし

    FreeStarterGrowthTeam
    購入不可0.3ドル/1kWU0.3ドル/1kWU0.3ドル/1kWU

    プランに含まれるWUを使い切った場合、有料プランでは追加購入が可能です。料金はどのプランでも一律で「1,000WUあたり0.3ドル」。

    Freeプランでは追加購入ができないため、50,000WUを使い切るとアプリの動作に制限がかかります。

    13. 2段階セキュリティ認証が可能か:Growth以上なら可能

    FreeStarterGrowthTeam
    ××

    2段階認証(二要素認証)は、Growth以上のプランで実装可能です。

    2段階認証とは、パスワードに加えて、SMSや認証アプリで発行されるコードを入力させることでセキュリティを強化する仕組み。個人情報や決済情報を扱うサービスでは、ほぼ必須の機能といえます。

    セキュリティを重視するサービスを開発する場合は、Growth以上のプランを選びましょう。

    14. パスワード保護が可能か:Starter以上なら公開したアプリにも可能

    FreeStarterGrowthTeam
    エディターのみエディター&サイトエディター&サイトエディター&サイト

    パスワード保護とは、アプリへのアクセスにパスワードを要求する機能のこと。

    Freeプランでは、編集画面(エディター)のみパスワード保護が可能。有料プランになると、公開したアプリ自体にもパスワードを設定できるようになります。

    限定公開のサービスや、特定のユーザーだけがアクセスできる会員サイトを作る際に便利な機能です。

    15. サブアプリを作れるか:最上位のTeamプランのみ可能

    FreeStarterGrowthTeam
    ×××

    サブアプリの作成は、最上位のTeamプラン限定の機能です。

    サブアプリとは、メインアプリのデータベースを共有しながら、別のアプリとして機能を展開できる仕組み。たとえば、SaaSサービスで顧客ごとに異なる機能を提供したい場合などに活用できます。

    一般的な開発では使う機会は少ないかもしれませんが、大規模なサービス展開を予定している場合は覚えておくとよいでしょう。

    16. CSVのインポートとエクスポートできるか:Starter以上なら可能

    FreeStarterGrowthTeam
    ×

    CSVファイルのインポート・エクスポート機能は、Starter以上の有料プランで利用可能です。

    この機能があれば、以下のような作業が効率的に行えます。

    • 既存の顧客リストをExcelからBubbleのデータベースに取り込む
    • Bubbleに蓄積したデータをExcelに書き出して分析する
    • オープンデータを活用してアプリにデータを登録する

    データの移行や分析を行う場面で重宝する機能です。

    17. Bubble公式からのサポート:全プランで可能

    FreeStarterGrowthTeam
    Email&フォーラムEmail&フォーラムEmail&フォーラムEmail&フォーラム

    Bubble公式からのサポートは、すべてのプランで受けられます。問い合わせフォームからのメールサポートと、コミュニティフォーラムの利用が可能です。

    ただし、サポートは英語での対応となる点に注意が必要。英語に自信がない場合は、翻訳ツール(DeepLなど)を活用するとよいでしょう。

    なお、Teamプランでは優先的なサポート対応が受けられるとされています。緊急性の高い問題が発生した際に、より早く回答を得られる可能性があります。


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    ノーコードBubbleの料金支払い方法

    Bubbleの料金支払いについて、知っておくべきポイントを解説します。

    • 支払い方法はクレジットカード・デビットカードのみ
    • 月額契約と年額契約の違い
    • プラン変更・キャンセル時の注意点

    支払い方法はクレジットカード・デビットカードのみ

    Bubbleはアメリカ発のサービスのため、料金は米ドル建てで請求されます。支払い方法は、米ドル決済に対応したクレジットカードまたはデビットカードのみ。銀行振込やコンビニ払いには対応していません。

    日本で発行された一般的なクレジットカード(Visa、Mastercard、JCBなど)であれば、基本的に問題なく決済できます。ただし、為替レートによって実際の請求額は変動するため、円高・円安の影響を受ける点は覚えておきましょう。

    月額契約と年額契約の違い

    Bubbleの有料プランには、月額契約と年額契約の2つの支払いサイクルがあります。

    プラン月額契約年額契約年間での差額
    Starter32ドル/月29ドル/月約36ドルお得
    Growth134ドル/月119ドル/月約180ドルお得
    Team399ドル/月349ドル/月約600ドルお得

    年額契約を選ぶと、月額契約に比べて10〜15%ほど割安になります。長期的にBubbleを使う予定がある場合は、年額契約がおすすめです。

    ただし、年額契約は1年分の料金を一括で支払う必要があるため、初期費用は高くなります。まずは月額契約で試してみて、継続利用を決めてから年額契約に切り替えるのも一つの方法でしょう。

    プラン変更・キャンセル時の注意点

    アップグレードの場合:上位プランへの変更は即座に反映されます。料金は日割り計算で調整され、変更前のプランの未使用分は返金または次回請求から差し引かれます。

    Bubbleでは、プランの変更はいつでも可能です。ただし、変更のタイミングによって扱いが異なるため注意が必要です。

    ダウングレード・キャンセルの場合:下位プランへの変更や解約を行うと、残りの契約期間に関わらず、すぐに機能が制限されます。たとえば、Starterプランを月の途中でFreeプランに変更した場合、その時点から有料機能が使えなくなってしまいます。

    特に注意したいのは、ダウングレード後はデータの一部が失われる可能性があること。Freeプランではデータベースが200行までに制限されるため、それを超えるデータは削除対象になりかねません。

    プランを変更する前には、必ずデータのバックアップを取っておくことをおすすめします。

    大熊滉希

    CSVエクスポート機能などを使って、重要なデータを手元に保存しておきましょう。


    ノーコードBubbleの料金についてよくある質問

    Bubbleの料金に関して、よく寄せられる質問にお答えします。

    Q. 無料プランだけでアプリを公開できますか?

    いいえ、Freeプランではアプリを外部に公開することはできません。

    Freeプランで利用できるのは、開発環境でのテスト開発のみ。アプリを実際にユーザーに使ってもらうには、Starter以上の有料プランへの切り替えが必要です。

    ただし、Freeプランでも開発作業自体は本格的に行えます。まずはFreeプランでアプリを完成させ、リリース直前に有料プランへ移行するという流れがおすすめです。

    Q. 有料プランに切り替えるベストなタイミングはいつですか?

    有料プランへの切り替えタイミングは、主に以下の2つです。

    1. アプリをリリースする直前:外部公開には有料プランが必須のため
    2. API連携が必要になったとき:外部サービスとの連携はFreeプランでは不可のため

    開発中はFreeプランで問題ありません。「アプリが完成して、いよいよ公開する」というタイミングで有料プランに切り替えましょう。

    Q. ワークロードユニットが足りなくなったらアプリは止まりますか?

    有料プランの場合、デフォルト設定ではアプリは止まりません。

    ワークロードユニットを使い切ると、自動的に従量課金(0.3ドル/1kWU)で追加購入される仕組みになっています。そのため、急なアクセス増加があってもサービスが停止する心配はありません。

    ただし、予算を超えた請求が発生する可能性があるため注意が必要。設定画面から「超過時にアプリを停止する」オプションを選択することもできます。

    Q. 日本語でサポートを受けることはできますか?

    残念ながら、Bubble公式のサポートは英語のみの対応です。

    問い合わせフォームやフォーラムも英語で記載されているため、日本語でのやり取りはできません。英語に自信がない場合は、DeepLなどの翻訳ツールを活用して問い合わせを行いましょう。

    日本語でのサポートを希望する場合は、国内のBubble開発会社に相談するのも一つの選択肢です。

    Q. Bubbleの料金は他のノーコードツールと比べて高いですか?

    Bubbleは、ノーコードツールの中ではやや高めの料金設定といえます。

    たとえば、Wixの最安有料プランは月額約1,200円程度ですが、BubbleのStarterプランは月額29ドル(約4,500円)。単純な料金比較ではBubbleの方が高く見えます。

    しかし、Bubbleは他のノーコードツールと比べてカスタマイズ性が圧倒的に高く、本格的なWebアプリの開発が可能。単純なWebサイト制作ツールとは用途が異なるため、一概に「高い」とは言い切れません。

    作りたいものの複雑さや規模に応じて、最適なツールを選ぶことが大切です。

    Q. Bubbleの開発を外注する場合、費用の目安はどれくらいですか?

    Bubble開発の外注費用は、アプリの規模や複雑さによって大きく異なります。

    一般的な目安としては、従来のプログラミング開発と比べて1/2〜1/3程度のコストで開発できるケースが多いといわれています。シンプルなアプリであれば数十万円から、複雑な機能を持つアプリでも数百万円程度で開発可能です。

    ただし、開発会社によって料金体系や品質は様々。複数の会社から見積もりを取り、実績や対応力を比較検討することをおすすめします。

    「どんなアプリが作れるのか知りたい」「予算内で実現できるか不安」という方も、まずはお気軽にお問い合わせください。お客様の予算と目的に合わせた最適なプランをご提案いたします。


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    著者・監修者
    日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。

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    監修者
    石森裕也
    EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
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