MVP開発の進め方!各ステップの注意点や成功のコツを紹介
こんにちは!EPICs株式会社です!
新規事業や検証を行う際に、MVPの開発を検討することも多いと思います。
そこで本記事では、MVP開発をする際の進め方や注意点などをお伝えしていきます!
MVPとは最低限の機能を実装した製品
まずはMVPとは何か?ということをお伝えします!
MVP(Minimum Viable Product)とは、顧客に与えたい価値を提供できる最小限のプロダクトやサービスのこと!
MVPは、最初から完璧な製品・サービスを作るのではなく、顧客に与えたい価値を提供できる最小限のプロダクトや開発を提供し、 いち早く顧客や市場からのフィードバックを得て、プロダクトやサービスの改善に反映をするために使用されるものです!
MVP開発の進め方|各ステップを詳細に解説
ではここからはMVP開発はどのように進めればいいのか?をお伝えしていきます!
ステップ1. MVP開発で検証する仮説を整理する
仮説は解釈の余地がないよう明確に
MVPの一番の目的は仮説の検証です。
そのため、開発するMVPを用いてどのような仮説を検証したいのか?を明確にしましょう!
また解釈が人それぞれで違うようでは、検証後の結果を正しく捉えることが出来ないので、揺れのない仮説を立てましょう!
検証する仮説は絞り込む
仮説を立てる際は、仮説の数にも注意が必要です。
あまりにも検証したい仮説が多いと、MVPを作る際に機能の整理が行えずスムーズに開発に進めないことがあります。
そのため仮説は絞り込みを行いましょう!
ステップ2. MVPにつける機能を絞り込む
不必要に機能を増やさない
仮説が立てられたら、早速MVPを作るフェーズに進みましょう!
まず行うことは必要機能の整理です!その際、機能を増やし過ぎてしまうと確かめたい仮説の検証が行いにくくなってしますので、機能は最小限にしましょう!
コアバリューの提供に最低限必要な機能は入れる
機能が少ない方がいいからといって、絞り込み過ぎにも当然注意が必要です!
仮説の検証にあたり必須な機能はなにか?を整理しましょう!
ステップ3. MVPを作成する
完璧を目指しすぎない
ここまで来たら、実際にMVPを作っていきます!
改めてMVPの定義を確認すると、MVPとは「顧客に与えたい価値を提供できる最小限のプロダクトやサービスのこと」なので、全てにおいて完璧を目指すのではなく、最適な状況を目指しましょう!
途中変更は慎重に
MVPの機能などを途中変更する際には注意が必要です!
途中変更をすると、前提となる仮説等の見直しが必要になるケースもあります。
そのため途中変更はしなくて済むのであれば、しない。がおすすめです!
ステップ4. 仮説を検証する
ユーザーサンプルは偏りのないように
MVPが出来たら仮説の検証をおこないましょう!
その際、サービスの提供をするユーザーはペルソナとなる方に絞ってサービス提供を行いましょう!
無差別に提供をしてしまうと、行いたい検証が行えなくなってしまいます。
都合の良いデータ解釈をしない
収集したデータの解釈は、あくまで仮説ありきで、仮説を検証するためのデータだけをフラットに検証しましょう!
データをじっくり確認すると、全く新しい解釈が浮かぶこともあるかと思いますが、このタイミングでは仮説の確認のみにとどめましょう。(本当はたまたまでただけのデータでも何かしらの意味がありそうな解釈はできてしまうため)
ステップ5. 改善を行う
コアユーザーを不必要にぶらさない
最後に改善です。実際に検証した内容を元にサービスやプロダクトのブラッシュアップを行います。
その際の1つ目のポイントはコアユーザーはぶらさないことです。
あまりにもかけ離れたユーザーを次のペルソナに設定などすると、ここまでの検証の意味がうすれてしまいます。検証の中でわかった情報を元に、コアユーザーの整理は慎重に行いましょう!
PDCAを継続的に実施する
MVPの目的は仮説の検証を短スパンで繰り返し、スピード感をもってサービスを改善することです!
そのため仮説の検証は、得たい結果が得られるため継続的に行いましょう!
MVP開発を始める前にしておくべき準備
MVPの開発前に行うこととして最も重要なことは「事前の仮説立て」です!
MVPの開発及び検証の全ての礎になるものは「仮説」なので、仮説を立てることには十分に時間を使うといいですね!
本プロダクトをリリースするタイミングは?
本プロダクトのリリースタイミングは、「仮説検証において得たい結果が得られた時!」になることが多いです。
MVPから、本プロダクトに移行をしていく際には下記の2パターンが有ることを知っておくといいでしょう!
- MVPとして作ったものをそのまま改修&ブラッシュアップ
- 例:アプリやシステムをMVPとして開発をした場合
- MVPとして作ったもののverを更新し機能を追加していく。など
- 例:アプリやシステムをMVPとして開発をした場合
- MVPとは別で本プロダクトを作る
- 例:アプリやシステムをMVPとして開発をした場合
- MVPはノーコードツールで開発。MVPをベースに本プロダクトはスクラッチで開発する。など
- 例:アプリやシステムをMVPとして開発をした場合
MVPを格安・迅速に開発するならノーコード
ここまでMVP開発やアジャイル開発について紹介しましたが、MVPをアジャイル開発する際には、ノーコード開発が非常におすすめです!
従来のスクラッチ開発とは異なり、ノーコードでの開発のため「低コスト」「短期間」での開発が行えるため、予算を抑え、高速で改善を行っていきたいというMVPの開発にはとてもマッチした開発方法になります!
弊社ではノーコードに特化したアプリ/システム開発も行っておりますので、MVPの開発を検討している方は是非下記の無料相談よりお声掛けください!