失敗しない宮城県アプリ開発会社の選び方!おすすめ16社と費用削減のコツ

宮城県でアプリ開発を検討している企業様にとって、どの開発会社を選ぶかは事業成功の鍵を握る重要な決断です。仙台を中心とした宮城県内には、それぞれ異なる強みを持つアプリ開発会社が数多く存在しています。

本記事では、企画段階からの並走支援、短納期でのMVP開発、業務システム連携、UI/UX重視の開発、そして長期的な保守運用まで、5つの選定軸に沿って16社を厳選してご紹介します。各社の特徴や評価を詳しく解説しますので、貴社のニーズに最適なパートナー選びの参考にしてください。

この記事でわかること
  1. 5つの選定軸で宮城県のアプリ開発会社16社を比較できる 企画並走、MVP・短納期、業務システム連携、UI/UX・グロース支援、保守運用・内製化の5軸で分類。仙台を中心に自社ニーズに合った会社を効率的に選定できる。
  2. ノーコード開発で費用・期間を従来の約1/3に抑えられる 最安30万円・最短2週間でアプリ開発が可能。スタートアップや新規事業の市場検証を、低リスクかつスピーディーに始められる。
  3. 補助金活用で開発費を大幅削減できる IT導入補助金(最大450万円)やものづくり補助金(最大4,000万円)が活用可能。申請にはGビズIDプライムの事前取得(2〜3週間)が必要なため早めの準備がポイント。

また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」は、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。大手ノーコードツールであるBubbleからも、公式代理店として認定されています。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

目次

企画・要件定義から並走できる会社

アプリ開発において、技術的な実装だけでなく、事業戦略の段階から一緒に考えてくれるパートナーをお探しの方におすすめの3社をご紹介します。

  • AppRuns(仙台)
  • SRIA(仙台)
  • funaku(仙台)

AppRuns(仙台)

AppRuns(仙台)

会社概要

項目内容
会社名株式会社AppRuns
最大の特徴開発×マーケ×クリエイティブの一気通貫
どんなケースにおすすめかマーケ連動で仮説検証を早く回したい

AppRunsは、アプリ開発とデジタルマーケティングを組み合わせた独自のアプローチが最大の強みです。単にアプリを作るだけでなく、リリース後のプロモーション戦略まで含めて一貫してサポートしてくれます。

特にBtoCアプリを手がけたい企業にとっては心強いパートナーとなるでしょう。ロボットリモコンアプリや金融情報管理アプリなど、多様な分野での開発実績を持っており、電子書籍や医療辞書アプリなどの専門性が高い案件も手がけています。

企画段階から参画し、ユーザーのニーズを深く理解した上でアプリの設計を行い、さらにリリース後の広告運用やWebデザインまで対応可能。仮説検証を素早く回しながらサービスを成長させていきたい企業様には特におすすめです。開発だけでなく、事業全体の成功を見据えた提案力が評価されています。

SRIA(仙台)

SRIA(仙台)

会社概要

項目内容
会社名株式会社SRIA
最大の特徴上流~運用までワンストップ体制
どんなケースにおすすめか要件未整理の段階から相談したい

SRIAは、要件定義がまだ曖昧な段階からでも安心して相談できる開発会社です。Web開発からスマホアプリ開発、さらにはクラウドサービス(AWS、Azure等)まで幅広い技術領域をカバーしています。

Windowsストアアプリ「miyagi_touch」やiOSアプリ「カツゼツ」など、実用的なアプリの開発実績があり、特に地域に根ざしたサービス開発に強みを持っています。ノーコード(プログラミング不要のツール)の活用も得意としており、コストを抑えながら素早くプロトタイプを作成することも可能。

プロセスフローが透明で、開発の進捗状況が分かりやすい点も特徴的です。また、アプリ完成後の保守運用まで継続してサポートしてくれるため、長期的なパートナーシップを築きたい企業に適しています。技術選定から運用まで、一貫した品質管理体制が整っている信頼性の高い会社といえるでしょう。

funaku(仙台)

funaku(仙台)

会社概要

項目内容
会社名funaku株式会社
最大の特徴クリエイティブ横断の相談体制
どんなケースにおすすめか事業/ブランド視点で企画から詰めたい

funakuは、「人・組織・事業の『不』を解決する」というコンセプトのもと、単なる技術開発を超えたトータルブランディング支援を得意としています。アプリ開発だけでなく、グラフィックデザイン、ブランディング、さらには撮影まで対応可能な多能工的な会社です。

上流工程における企画力や編集力に特に強みがあり、事業戦略の根本から一緒に考えてくれるパートナー。写真や映像制作も内製化しているため、アプリのプロモーション素材まで含めてワンストップで対応してもらえます。

規模的には中小企業向けの案件を得意としており、小回りの利いた柔軟な対応が期待できます。特に新規事業立ち上げやブランドイメージを重視したアプリ開発を検討している企業には最適な選択肢。技術面だけでなく、ビジネス全体を俯瞰した提案をしてもらいたい場合におすすめです。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

普段開発に携わっている立場からすると、16社の中から選ぶ際にまず確認すべきは「自社の開発予算」と「リリースまでの期限」です。予算500万円以下かつ3ヶ月以内にリリースしたい場合は「MVP/小規模・短納期に強い会社」から選ぶのが現実的。一方、予算1,000万円以上で半年〜1年かけて本格的なシステムを構築したい場合は「業務システム連携・DXに強い会社」が適しています。この2軸を最初に決めないまま複数社に相談すると、見積もりの幅が500万〜3,000万円と開きすぎて比較できなくなるケースが多いです。

MVP/小規模・短納期に強い会社

まずは小さく始めて検証したい、限られた予算と期間でプロトタイプを作りたいという企業におすすめの3社をご紹介します。

  • NIXE(仙台)
  • RAPiC(仙台)
  • アンデックス(仙台)
  • EPICs株式会社(東京)

NIXE(仙台)

NIXE(仙台)

会社概要

項目内容
会社名株式会社NIXE
最大の特徴企画~保守まで小回りよく一社完結
どんなケースにおすすめか予約/決済等のMVPを素早く形に

NIXEは、MVP(最小限の機能を持つ製品)開発において特に高い評価を得ている開発会社です。美容室予約システムや決済アプリなど、実用性の高いアプリケーションの開発実績を多数保有しています。

同社の最大の強みは、企画段階から保守運用まで一貫して対応できる体制。マッチングアプリや行政の給付金関連システムなど、幅広い分野での開発経験があり、特に予約や決済機能を含むアプリの開発ノウハウが豊富です。AWS等のクラウドサービスも活用しており、スケーラブルなシステム構築が可能。

仕様設計力に定評があり、曖昧な要件でも具体的な形に落とし込む提案力を持っています。また、開発完了後の運用保守まで継続してサポートしてくれるため、リリース後の改善や機能追加にも柔軟に対応。コストパフォーマンスも良好で、スタートアップや中小企業の初回アプリ開発に最適な選択肢といえるでしょう。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

ただし「MVP開発」という言葉には注意が必要です。当社の経験上、「最短2週間で開発可能」と謳っていても、実際には要件整理に2〜3週間、開発に3〜4週間、テスト・修正に1〜2週間、合計で2ヶ月程度かかるのが一般的。2週間で完成するのは、要件が明確かつシンプルな機能に絞り込めている場合に限られます。初回の打ち合わせで「いつまでに何を作りたいか」を具体的に伝えられるよう、事前に社内で優先機能を3つ程度に絞っておくことをおすすめします。

RAPiC(仙台)

RAPiC(仙台)

会社概要

項目内容
会社名株式会社RAPiC
最大の特徴アプリ×インフラを小規模で横断実装
どんなケースにおすすめかPoC/サイネージ/IoTなどスモールスタート

RAPiCは、アプリ開発だけでなく、インフラやネットワーク構築まで内製化している技術力の高い会社です。窓口案内表示のデジタルサイネージなど、IoT(モノのインターネット)分野での開発実績があり、特に小規模なPoC(概念実証)案件に強みを発揮します。

同社の特徴は、アプリケーション層からインフラ層まで一貫して対応できる技術の幅広さ。レガシー(古い)システムの移行相談も受け付けており、既存システムとの連携や段階的な更新にも対応可能です。サイネージやIoTデバイスと連携したアプリ開発では、ハードウェアの知識も必要になりますが、RAPiCならそうした複合的な案件もスムーズに進められます。

小規模PoCを素早く展開したい企業や、従来のWebアプリの枠を超えた新しいサービスを検討している企業にとって頼もしいパートナー。技術的な挑戦を伴う案件でも、柔軟に対応してくれる体制が整っています。コスト面でも良心的で、実験的な取り組みから始めたい企業におすすめです。

アンデックス(仙台)

アンデックス(仙台)

会社概要

項目内容
会社名アンデックス株式会社
最大の特徴地域課題×モバイルの具体事例が豊富
どんなケースにおすすめか地域/公共系や現場起点のMVP検証

アンデックスは、地域課題解決に特化したアプリ開発で豊富な実績を持つ会社です。子育て支援アプリ「まちのび」や海洋データ確認アプリ「ウミミル」など、社会性の高いアプリケーションの開発を手がけています。

同社の強みは、iOS/Androidの両プラットフォームに対応し、ネイティブ開発とクロスプラットフォーム開発の両方に精通していること。

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証も取得しており、セキュリティ面でも信頼できる体制を構築しています。kintone(キントーン:業務アプリ作成ツール)との連携にも対応しており、既存の業務システムとの統合も可能。

地域の現場で実際に使われるアプリ開発の経験が豊富で、ユーザビリティ(使いやすさ)を重視した設計に定評があります。公共機関や地域企業との協働実績も多く、地域に根ざしたサービス開発を検討している企業には特におすすめ。地場での実運用知見を活かした提案力が期待できるでしょう。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

「まちのび」や「ウミミル」のような地域課題解決アプリが成功している背景には、開発前の現場ヒアリングの徹底があります。当社の経験でも、実際にアプリを使う現場担当者に5〜10回ヒアリングを重ねたプロジェクトは定着率が高く、逆に「経営層の意向だけで要件を決めた」プロジェクトはリリース後に使われなくなることが多いです。地域・公共系のアプリ開発を検討している場合は、開発会社に「現場ヒアリングにどれくらい同行してくれるか」を事前に確認することをおすすめします。

EPICs株式会社(東京)

手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についてもご紹介させていただきます。

EPICs株式会社

会社概要

項目内容
会社名EPICs株式会社
最大の特徴日本最大級のノーコード開発実績で最速MVP実現
どんなケースにおすすめか最短・最安でアイデアを形にしたい

EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、最安30万円、最短2週間という圧倒的なスピードでMVP開発を実現しています。ノーコード開発とは、プログラミング知識がなくても直感的な操作でアプリケーションを作成できる手法のこと。

同社の最大の強みは、複数のノーコードツールに精通していることです。Bubble、Adalo、Glide、AppSheetなど、用途に応じて最適なツールを選定できるため、開発期間の短縮と費用削減を同時に実現。単一ツールしか扱えない会社では難しい、真の意味での「ベストソリューション」を提供できます。

また、アプリ開発だけでなくマーケティング支援にも対応しているのが特徴的。せっかく素晴らしいアプリを作っても、ユーザーに届かなければ意味がありません。EPICs株式会社では、リリース後のプロモーション戦略立案から実行まで一貫してサポートしており、「作って終わり」ではない総合的な成功支援を提供しています。

スタートアップや新規事業部門で、まずは小さく始めてユーザーの反応を見たい企業には特におすすめ。従来の開発手法では数百万円かかっていたようなアプリも、ノーコード開発なら大幅なコスト削減が可能です。アイデアを素早く形にして市場検証を行いたい企業におすすめです。

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    業務システム連携・DXに強い会社

    既存の業務システムとの連携や、企業のデジタル変革(DX)推進を重視したアプリ開発をお考えの企業におすすめの3社をご紹介します。

    • 日立ソリューションズ東日本(本社:仙台)
    • アーセス(仙台)
    • サイバーコム(本店:仙台/本社:横浜)

    日立ソリューションズ東日本(本社:仙台)

    日立ソリューションズ東日本(本社:仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社日立ソリューションズ東日本
    最大の特徴ノー/ローコードで部門主導の業務アプリ内製を支援
    どんなケースにおすすめか既存業務の連携・標準化・段階的DX

    日立ソリューションズ東日本は、宮城県に本社を置く大手システムインテグレーター(SI)です。同社が提供する「AppSQUARE」は、ノーコード・ローコード(プログラミング知識が少なくても開発できるツール)を活用した業務アプリ構築基盤として注目を集めています。

    ITRの調査によると、国内ローコード/ノーコード開発市場は2023年度に812億2,000万円(前年度比14.5%増)に達し、2028年度には2023年度の1.8倍に拡大すると予測されています。DXや業務改革推進の時流を受け、こうしたツールの需要は今後も拡大が見込まれます。

    出典 ITR Market View:ローコード/ノーコード開発市場2025/株式会社アイ・ティ・アール/2025年

    同社の最大の強みは、企業のDX推進を包括的にサポートできる体制。既存の基幹システムとの連携や、Microsoft Power Platformとの統合など、企業が抱える複雑な要件にも対応可能です。SynViz等の自社製品も活用しながら、顧客の業務プロセス全体を見直し、最適化する提案力を持っています。

    大規模企業の案件統制や品質管理に豊富な経験があり、セキュリティや可用性(システムが安定して動作すること)の要件が厳しい案件でも安心して任せることができます。特に製造業向けの業務システム開発実績が豊富で、AppSQUAREを活用することで従来よりもスピーディーに内製化を進められる点が評価されています。コストは他社と比べて高めですが、その分確実性と品質の高さは折り紙付きです。

    EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

    一方で、IT部門がない従業員100名以下の中小企業がいきなり大手SIerに依頼すると、要件定義の段階で専門用語が飛び交い、社内で意思決定できる人がいないまま開発が進んでしまうリスクがあります。当社でも過去に「大手に依頼したが途中で頓挫した」という相談を受けることがありました。社内にIT担当者がいない場合は、まずノーコード・ローコードで小さく作って運用してみて、本当に必要な機能を見極めてから本格開発に移行する方が、コストも時間も抑えられるケースもあります。

    アーセス(仙台)

    アーセス(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社アーセス
    最大の特徴kintone×受託で”現場起点”のDXを伴走
    どんなケースにおすすめか既存業務の部分最適から始めたい

    アーセスは、サイボウズ公式パートナーとしてkintoneのカスタマイズを得意とする開発会社です。気象データ可視化システムなど、データ活用に関する開発実績があり、現場の業務効率化に直結するソリューション提供に強みを持っています。

    同社の特徴は、大規模なシステム刷新ではなく、現場の課題に寄り添った段階的なDX推進をサポートできること。kintoneをベースとしながらも、必要に応じて本格的な受託開発も組み合わせることで、現実的なコストでDXを実現できます。ISMS認証も取得しており、セキュリティ面での信頼性も確保されています。

    気象データのような複雑なデータを扱った実績もあり、データドリブン(データに基づく意思決定)な業務改善を検討している企業には特におすすめ。kintoneプラグインの提供も行っており、既にkintoneを導入している企業の機能拡張にも対応可能です。相談から保守まで継続的にサポートしてくれるため、長期的なDXパートナーとしても頼りになる存在といえるでしょう。

    サイバーコム(本店:仙台/本社:横浜)

    サイバーコム(本店:仙台/本社:横浜)

    会社概要

    項目内容
    会社名サイバーコム株式会社
    最大の特徴通信~業務まで大規模案件の実績と体制
    どんなケースにおすすめか基幹/通信系の堅牢性重視・長期案件

    サイバーコムは、仙台に本店を置く独立系システム開発会社として長い歴史を持つ企業です。通信系システムから業務アプリケーションまで幅広い技術領域をカバーしており、特に堅牢性(システムの安定性と信頼性)が要求される大規模案件に強みを発揮します。

    同社の特徴は、通信キャリアや大手企業向けのミッションクリティカル(停止が許されない重要な)システムの開発経験が豊富なこと。

    クラウドサービスやインフラ構築から業務ソフトウェアまで、システム全体を俯瞰した提案が可能です。品質管理やセキュリティ体制についても明確に公開されており、コンプライアンス(法令遵守)要件の厳しい業界でも安心して依頼できます。

    老舗の独立系SI企業としての技術力と実績があり、長期間にわたる大規模プロジェクトの運営にも慣れています。基幹系システムとの連携が必要なアプリ開発や、高い可用性が求められる業務システムの開発を検討している企業には最適な選択肢。コストは高めですが、その分確実性と技術力の高さは業界でも定評があります。

    UI/UX・グロース支援が得意な会社

    ユーザー体験を重視し、リリース後の継続的な改善や成長支援まで見据えたアプリ開発をお求めの企業におすすめの3社をご紹介します。

    • クラウドスミス(仙台)
    • クレスト(仙台)
    • ピクセル(仙台)

    クラウドスミス(仙台)

    クラウドスミス(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社クラウドスミス
    最大の特徴UI/UXと業務SaaSの両面実績
    どんなケースにおすすめかSaaS/業務系の継続改善と運用最適化

    クラウドスミスは、UI/UX設計と業務SaaS(Software as a Service:インターネット経由で利用するソフトウェア)開発の両方に強みを持つバランスの良い開発会社です。人事評価SaaSやAIチャットボットなど、実用性とユーザビリティを両立させたシステム開発の実績が豊富にあります。

    同社の特徴は、単なる見た目の美しさだけでなく、業務効率化に直結するUI/UX設計ができること。AWS(Amazon Web Services)やAzure(Microsoft Azure)などのクラウドサービスを活用した開発も得意としており、スケーラブル(拡張性の高い)なシステム構築が可能です。また、RPA(Robotic Process Automation:業務自動化ツール)やサーバ構築まで対応できる技術の幅広さも魅力的。

    企画段階から保守運用まで一貫してサポートしており、リリース後の継続的な改善にも積極的に取り組んでくれます。特にBtoB向けのSaaSアプリケーション開発を検討している企業や、既存サービスのUI/UX改善を通じてユーザー満足度向上を図りたい企業におすすめ。複数の開発事例を公開しているため、事前に同社の開発スタイルを確認できる点も安心材料です。

    クレスト(仙台)

    クレスト(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名有限会社クレスト
    最大の特徴デザイン起点でアプリ/WEBを統合設計
    どんなケースにおすすめかビジュアル/ブランディング重視の案件

    クレストは、デザインを起点としたアプリ・Web開発を得意とする制作会社です。長年にわたる地元での制作実績があり、ビジュアルデザインとブランディングを重視したプロジェクトに強みを発揮します。

    同社の最大の特徴は、デザインとアプリ開発を一貫して手がけられること。アプリのUI/UXデザインだけでなく、関連するWebサイトやプロモーション素材まで統一感のあるビジュアルで制作できます。地場企業との長期的な関係構築を大切にしており、継続的な改善や機能追加にも柔軟に対応してくれる体制。

    小中規模の案件に特に強く、クライアントとの距離が近いコミュニケーションが可能です。ブランドイメージを大切にしたい企業や、アプリの見た目・使い心地にこだわりたい企業には最適な選択肢。デザインから運用まで一貫してサポートしてくれるため、複数の会社に分散発注する手間もかかりません。コストパフォーマンスも良好で、デザイン重視の案件を検討している中小企業におすすめです。

    ピクセル(仙台)

    ピクセル(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社ピクセル
    最大の特徴ゲームUI/体験設計の知見を横展開
    どんなケースにおすすめかエンタメ/ゲーミフィケーション導入

    ピクセルは、ゲーム開発で培ったユーザーエクスペリエンス(UX)設計のノウハウを、一般的なアプリ開発にも活用している特徴的な会社です。「ホーギーヒューwithフレンズ」などのゲーム開発実績があり、エンターテイメント性の高いアプリケーション制作を得意としています。

    同社の強みは、ユーザーを夢中にさせるUI/UX設計ができること。ゲーム業界で重要視される「ユーザーエンゲージメント(ユーザーの関与度)」を高める手法を、ビジネスアプリにも応用できます。ゲーミフィケーション(ゲーム要素を非ゲーム分野に応用する手法)を取り入れたアプリ開発を検討している企業には特におすすめ。

    体験重視のものづくりを重視しており、単に機能を実装するだけでなく、ユーザーが楽しく使い続けられるアプリ設計に定評があります。小規模で尖った表現にも対応できる柔軟性があり、従来の業務アプリとは一線を画したユニークなサービスを開発したい企業に適しています。イベント企画なども手がけているため、アプリと連動したプロモーション企画も相談可能です。

    保守運用・内製化支援が手厚い会社

    アプリ完成後の継続的な運用改善や、将来的な内製化移行を視野に入れたサポートを重視する企業におすすめの3社をご紹介します。

    • JET(石巻)
    • ティーダシステム(仙台)
    • リアルビット(仙台)

    JET(石巻)

    JET(石巻)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社JET
    最大の特徴地域密着のワンストップ運用体制
    どんなケースにおすすめか中小の長期運用・改善を伴う案件

    JETは石巻に拠点を置く地域密着型の開発会社で、ホームページ制作からWebシステム、EC(電子商取引)サイト、そしてアプリ開発まで幅広くカバーしています。同社の最大の強みは、開発完了後も長期間にわたって安定した運用サポートを提供できること。

    地域の中小企業との継続的な関係構築を重視しており、サーバ管理からコンテンツ更新まで、IT運用全般をワンストップで支援する体制が整っています。ECサイトの運用実績も豊富で、オンライン販売と連動したアプリ開発も相談可能。相談窓口が分かりやすく設定されており、技術的な知識が少ない担当者でも安心して相談できる環境。

    コストパフォーマンスが良く、中小企業の限られた予算内でも継続的なサポートを受けられる点が特徴的です。石巻という立地を活かし、地域企業の事業特性を理解した上でのシステム提案ができることも強み。アプリ開発だけでなく、Webサイトやオンラインショップとの連携も含めて総合的にサポートしてもらいたい企業に最適な選択肢といえるでしょう。

    ティーダシステム(仙台)

    ティーダシステム(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名株式会社ティーダシステム
    最大の特徴運用・保守/インフラまで一気通貫
    どんなケースにおすすめかIT体制が薄い企業の総合支援

    ティーダシステムは、業務システム、Webアプリ、スマホアプリの開発から、運用保守、サーバ・ネットワーク構築、さらにはレンタルサーバの提供まで、IT関連業務を総合的にサポートする会社です。特に社内にIT専門スタッフが少ない中小企業の総合的なIT支援に強みを発揮します。

    同社の特徴は、開発だけでなく運用・保守からインフラまで一貫して対応できること。アプリ開発後のサーバ運用やセキュリティ対策、さらには社内のIT機器導入相談まで幅広く対応しており、「ITのことなら何でも相談できる」パートナーとして機能します。仙台に拠点があることで、必要に応じて直接訪問でのサポートも期待できます。

    相談窓口が広く設定されており、運用・保守・機器調達まで含めてワンストップで対応可能。中小企業の内製化サポートにも適しており、将来的に自社でシステム運用を行いたい企業に対して、段階的な知識移転も行ってくれます。コストも良心的で、IT体制の構築から始めたい企業や、アプリ開発と併せてIT環境全体を見直したい企業におすすめです。

    リアルビット(仙台)

    リアルビット(仙台)

    会社概要

    項目内容
    会社名有限会社リアルビット
    最大の特徴Claris/FileMaker×iOSで現場データ活用
    どんなケースにおすすめか現場DBのモバイル化/紙業務の置換

    リアルビットは、Claris FileMaker(データベース作成ソフトウェア)とモバイルアプリを組み合わせた現場業務のデジタル化を得意とする会社です。特にiPadを活用した業務アプリ開発に豊富な実績があり、紙ベースの業務をデジタル化したい企業にとって最適なソリューションを提供します。

    同社の最大の強みは、FileMakerという親しみやすいデータベースツールを活用することで、高度なプログラミング知識がなくても保守・運用しやすいシステムを構築できること。iOS/Androidアプリ開発にも対応しており、既存のデータベースとモバイルアプリを効率的に連携させることが可能です。

    iPad活用による現場最適化に特に強く、製造業や物流業、医療機関など、現場でのデータ入力・参照が重要な業界での実績が豊富。既存のデータベースシステムとの連携手法にも精通しており、段階的なシステム移行もサポートしてくれます。地場での継続運用サポートに定評があり、システム導入後の現場定着まで責任を持って支援。コストパフォーマンスも良く、中小企業の現場業務改善を検討している企業に特におすすめです。

    多言語アプリ開発における補助金・助成金活用ガイド

    多言語アプリ開発には多額の費用がかかりますが、政府や自治体の補助金を活用すれば、開発コストを大幅に削減できます。以下の3つのステップで、効率的に補助金を活用していきましょう。

    • IT導入補助金の申請要件を確認する
    • ものづくり補助金で外注費を活用する
    • GビズIDプライムを早期取得する

    IT導入補助金の申請要件を確認する

    IT導入補助金2025では、多言語対応ソフトウェアやクラウドサービスの導入費用が補助対象となっています。補助額は最大450万円で、中小企業の多言語アプリ開発において強力な支援となります。

    中小企業庁の公式資料によると、補助率は通常枠で1/2(最低賃金近傍の事業者は2/3)、インボイス枠では小規模事業者に対し最大4/5が適用されます。また、2025年度からはクラウド利用料(最大2年分)に加え、IT活用の定着を促す導入後の「活用支援」も補助対象として拡充されました。

    出典 IT導入補助金2025 公式チラシ(令和7年10月時点版)/中小企業庁/2025年

    ただし、この補助金には重要な条件があります。IT導入支援事業者との共同申請が必須となっており、単独での申請はできません。支援事業者とは、事前に経済産業省に登録されたITベンダーやコンサルティング会社のことです。

    申請前に、導入予定のツールが補助対象として登録されているか確認が必要です。多言語翻訳システムやローカライズツールなど、アプリ開発に必要なソフトウェアが対象に含まれているかチェックしましょう。最低賃金近傍の事業者には補助率が引き上げられる特例もあるため、自社の条件を確認することで、より有利な条件での申請が可能になります。

    EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

    実際に補助金を活用した開発案件に関わった経験からすると、「最大450万円」という数字だけで判断するのは危険です。申請準備に1〜2ヶ月、審査に1〜2ヶ月、採択後の交付決定まで含めると、申請開始から開発着手まで3〜4ヶ月かかることも珍しくありません。また、IT導入支援事業者として登録されているツールしか補助対象にならないため、「使いたいツールが対象外だった」というケースもあります。補助金ありきでスケジュールを組むと、事業機会を逃すリスクがあるため、補助金なしでも進められる予算計画を立てた上で、採択されればラッキーくらいのスタンスが現実的です。

    ものづくり補助金で外注費を活用する

    革新的な多言語アプリ開発には、ものづくり補助金が最適です。最大4,000万円という大規模な補助を受けられ、特にグローバル展開を目指す企業には「グローバル枠」が用意されています。

    中小機構の公式情報によると、グローバル枠の補助額は100万円~3,000万円で、大幅な賃上げに取り組む場合は上限が最大1,000万円加算される特例措置があります。補助率は中小企業が1/2、小規模企業者・小規模事業者が2/3です。

    出典 ものづくり補助金のご案内/中小機構 補助金活用ナビ/2025年

    この補助金の特徴は、アプリ開発の外注費が補助対象になることです。システム構築費として開発委託費用が認められるため、専門的な開発会社への発注も可能になります。グローバル枠では、海外旅費や翻訳費も補助対象に含まれる点が魅力的。

    2025年度からは収益納付義務が撤廃され、補助金を活用した事業成果を自由に企業成長に活用できるようになりました。ただし、補助事業実施期間内にアプリ開発を完了させる必要があるため、開発スケジュールの綿密な計画が重要です。最低賃金引き上げに取り組む事業者には、補助率が1/2から2/3に引き上げられる特例も設けられています。

    GビズIDプライムを早期取得する

    補助金申請の第一歩は、GビズIDプライムの取得です。これはデジタル庁が発行する事業者向けIDで、補助金申請には必須となっています。

    取得には2〜3週間かかるため、補助金申請を検討した時点ですぐに手続きを開始すべきです。オンライン申請なら最短即日発行も可能ですが、郵送の場合は1〜2週間程度必要。締切直前に申請すると間に合わない恐れがあります。

    GビズIDプライムは一度取得すれば、IT導入補助金やものづくり補助金など複数の補助金申請に使用可能。有効期限もなく、年度更新も不要なので、早めの取得が賢明です。多言語アプリ開発の補助金申請前に、必ずこのIDを準備しておきましょう。法人代表者や個人事業主が取得でき、社会保険手続きなど他の行政サービスでも活用できる便利なツールとなっています。

    言語別開発コストと市場規模分析

    多言語アプリ開発を成功させるには、対象言語の優先順位付けと開発コストの正確な把握が不可欠です。以下の3つの観点から、効率的な多言語展開を計画しましょう。

    • 東アジア3言語を優先順位付けする
    • 文字数による翻訳単価を比較検討する
    • 言語別UIの表示領域を設計調整する

    東アジア3言語を優先順位付けする

    訪日外国人観光客のデータを見ると、中国語圏(中国・台湾・香港)、韓国、そして英語圏の順で来訪者数が多いことがわかります。2025年のインバウンド市場では、この3つの言語圏が全体の約7割を占めています。

    2024年の訪日外国人旅行者数は3,687万人(前年比47.1%増)で過去最高を更新しました。国籍別では韓国882万人、中国698万人、台湾604万人、米国272万人、香港268万人の順となっています。

    出典:日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数(2024年12月および年間推計値)」2025年1月15日

    中国語対応では、簡体字(中国本土)と繁体字(台湾・香港・マカオ)の区別が重要です。同じ中国語でも文字体系が異なるため、ターゲット地域に応じた使い分けが必要。韓国語はハングル文字の特性上、表示スペースが日本語より少なくて済むメリットがあります。

    開発リソースが限られる場合は、市場規模順に段階的リリースする戦略が効果的です。まず英語版で基本機能を確立し、次に中国語簡体字版、その後に韓国語版と展開することで、リスクを抑えながら市場を拡大できます。各言語版のユーザーフィードバックを次の言語版に活かせる点も、段階的アプローチの利点となっています。

    文字数による翻訳単価を比較検討する

    翻訳コストは言語によって大きく異なります。英語翻訳の相場は1文字あたり10〜30円ですが、実際の単価は翻訳の質や納期によって変動します。プロの翻訳者による人力翻訳は高品質ですが、コストが高額に。

    出典:一般社団法人日本翻訳連盟「翻訳料金(クライアント企業の翻訳発注価格)の目安」

    中国語や韓国語は、対応可能な翻訳者が英語より少ないため、単価が上昇する傾向にあります。特に専門用語を含むアプリの場合、さらに費用が増加。ただし、機械翻訳と人力チェックを組み合わせることで、実質的な単価を10円程度に抑えることも可能です。

    コスト削減の工夫として、頻出フレーズの用語集を作成し、翻訳の一貫性を保ちながら作業効率を上げる方法があります。また、アプリ内の固定テキストと更新頻度の高いコンテンツを分けて管理することで、長期的な翻訳コストを最適化できます。初期投資は大きくても、運用コストを抑える仕組み作りが重要となっています。

    言語別UIの表示領域を設計調整する

    多言語対応で見落としがちなのが、言語による文字数の違いです。英語は日本語の1.3〜1.5倍、ドイツ語では約2倍の文字数になることが一般的。これはボタンやメニューのレイアウトに大きく影響します。

    アラビア語やヘブライ語などのRTL(右から左に読む)言語では、UI全体の再設計が必要です。単純な文字の置き換えでは対応できず、画面レイアウトの左右を反転させる必要があります。アイコンの向きや画面遷移の方向も考慮が必要。

    設計段階から言語別の表示領域を想定しておくことで、後々の修正コストを削減できます。テキストが長くなることを見越して、ボタンサイズに余裕を持たせる、改行位置を自動調整する仕組みを導入するなどの工夫が有効です。また、アイコンを活用してテキスト依存を減らすことも、多言語対応の負担を軽減する効果的な手法となっています。


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    著者・監修者
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    監修者
    石森裕也
    EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
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