健康アプリ開発会社おすすめ16選!失敗しない選び方と費用を抑える秘訣

健康アプリの開発を検討する際、「どの会社に依頼すべきか」は大きな悩みの種です。戦略設計から開発、運用まで一気通貫で対応できる会社もあれば、ウェアラブルデバイスとの連携に特化した会社、医療機関とのデータ連携に強みを持つ会社など、各社で得意分野が異なります。

本記事では、健康アプリ開発を得意とする16社を5つの軸で分類し、それぞれの特徴や強み、どんなケースにおすすめかをご紹介します。自社のニーズに合った開発パートナーを見つける参考にしてください。


また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」は、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。大手ノーコードツールであるBubbleからも、公式代理店として認定されています。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

目次

戦略設計から相談できる健康アプリ開発会社

プロジェクトの初期段階から、「何を作るべきか」「どう設計すべきか」といった戦略面から伴走してくれる会社をお探しの方向けに、以下の3社をご紹介します。

  • Sun*(サンアスタリスク)
  • Goodpatch(グッドパッチ)
  • フェンリル

Sun*(サンアスタリスク)

Sun*(サンアスタリスク)

基本情報

項目内容
会社名Sun*(サンアスタリスク)
最大の特徴上流~開発~運用を一気通貫で伴走
どんなケースにおすすめか0→1設計~実装まで短期で検証したい

評価

項目評価
費用の安さ3
課題解決能力5
法規・セキュリティ適合4
実績・専門性4
体制・品質5

Sun*は、UI/UXデザインから開発、グロース支援まで、すべてを自社内で完結できる点が最大の強み。特に「何を作るべきか」が明確でない段階から相談できるため、ゼロから立ち上げるプロジェクトに最適です。大手企業を含む大型プロジェクトの支援実績を公開しており、ヘルスケア領域のプラットフォーム支援にも言及しています。

デザイン、開発、グロースの3つの機能を横断的に内製で回せる体制は、他社と比較しても際立った特徴。「きれいなデザイン」だけでなく、「使われるプロダクト」を目指す企業にとって、頼れるパートナーとなるでしょう。スケールが必要な案件でも、明確な体制で対応できる点が安心材料です。

Goodpatch(グッドパッチ)

Goodpatch(グッドパッチ)

基本情報

項目内容
会社名Goodpatch
最大の特徴医療/ヘルスケア特化の調査・設計ナレッジ発信
どんなケースにおすすめか要件不確実で検証主導の設計が必要

評価

項目評価
費用の安さ3
課題解決能力5
法規・セキュリティ適合3
実績・専門性4
体制・品質4

Goodpatchは、ヘルスケア×デザインの連載記事や事例を多数発信しており、医療・健康分野への深い理解が特徴です。ユーザー調査から要件定義、UIデザインまでの知見を豊富に公開しており、「まだ何が必要かわからない」という曖昧な段階から仮説検証を牽引してくれます。

行動変容デザインに関する示唆も社内外で発信しており、健康アプリに不可欠な「継続利用を促す設計」のノウハウが蓄積されている点が魅力。単なる見た目の美しさではなく、ユーザーの行動を変える設計を求める企業におすすめです。調査から設計までの厚みが、他社との決定的な違いと言えるでしょう。

フェンリル

フェンリル

基本情報

項目内容
会社名フェンリル
最大の特徴600アプリ超の実績と大規模品質管理
どんなケースにおすすめか品質・規模重視のエンタープライズ開発

評価

項目評価
費用の安さ2
課題解決能力4
法規・セキュリティ適合4
実績・専門性4
体制・品質5

フェンリルは、400社600アプリ以上という圧倒的な開発実績を誇り、品質と規模感が求められる案件に強みを持ちます。健康保険申請システムなど、セキュリティや安定性が重要なヘルスケア領域での実績も公開。

監視・運用を含めた大規模対応の経験が豊富で、「リリースして終わり」ではなく、長期にわたって安定稼働させる必要がある案件に最適です。エンタープライズ向けの開発に慣れているため、複雑な要件や高い品質基準にも対応可能。費用面では他社より高めですが、大規模・高品質の案件運用に慣れているという点で、投資に見合った価値を提供してくれるでしょう。



運用グロースに強い健康アプリ開発会社

リリース後の継続的な改善や機能追加を重視する方向けに、以下の3社をご紹介します。

  • テックファーム
  • ネオス
  • ゆめみ

テックファーム

テックファーム

基本情報

項目内容
会社名テックファーム
最大の特徴アジャイル×運用改善での機能成長
どんなケースにおすすめかリリース後の改善を継続したい

評価

項目評価
費用の安さ3
課題解決能力5
法規・セキュリティ適合4
実績・専門性4
体制・品質4

テックファームは、第一生命の『健康第一』アプリや健康増進アプリ『QOLism』など、大手企業の健康アプリを継続的に改善してきた実績が光ります。アジャイル開発を活用し、リリース後も機能拡張や改善を柔軟に進められる体制が特徴。「作って終わり」ではなく、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していきたい企業に最適です。

保険×健康増進といったビジネスサイドを巻き込んだ改善推進の経験も豊富で、技術だけでなく事業成長の視点からプロダクトを育てられる点が強み。生活者向けヘルス領域での機能グロース実績があるため、「使われるアプリ」に育てるノウハウを持っています。長期的なパートナーシップを築きたい企業におすすめです。

ネオス

ネオス

基本情報

項目内容
会社名ネオス
最大の特徴健康増進アプリのリニューアル/新機能追加に強み
どんなケースにおすすめか既存アプリのUI/機能刷新

評価

項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
法規・セキュリティ適合4
実績・専門性4
体制・品質4

ネオスは、太陽生命や大同生命など、生命保険会社の健康増進アプリを多数支援してきた実績が特徴。特に既存アプリのリニューアルや新機能追加に強く、歩数計測や睡眠管理といった定番機能の改善経験が豊富です。

企画からUI/UX、開発まで一気通貫で対応できるため、「今のアプリが使いづらい」「もっと魅力的にしたい」といった課題を持つ企業に最適。

生命保険×ヘルスケアという運用文脈に精通しており、業界特有の要件やユーザー層への理解が深い点も安心材料です。新規開発よりも、既にあるアプリをより良くしたい、機能を追加して価値を高めたいという企業にとって、心強いパートナーとなるでしょう。

ゆめみ

ゆめみ

基本情報

項目内容
会社名ゆめみ(YUMEMI)
最大の特徴データ/AIを絡めた健康系PoC~プロトタイプが速い
どんなケースにおすすめか短期で検証→改善サイクルを回したい

評価

項目評価
費用の安さ3
課題解決能力4
法規・セキュリティ適合3
実績・専門性4
体制・品質4

ゆめみは、東芝の生活習慣病リスク予測AIのプロトタイプ化支援など、データやAIを活用した健康アプリの開発スピードが強み。FitbitなどウェアラブルデバイスとのAPI連携実績もあり、「アイデアを素早く形にして検証したい」という企業に最適です。PoC(概念実証)からMVP(実用最小限の製品)への移行が速く、短期間で仮説検証のサイクルを回せる点が魅力。

Web/モバイル一体での実装にも対応しており、複数のプラットフォームで展開したい場合にも便利です。AI/データのUX具現化が速いため、「AIを使った健康アプリを作りたいが、どう実装すればいいかわからない」という企業の初期検証パートナーとして適しています。


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    ウェアラブル連携に強い健康アプリ開発会社

    スマートウォッチや活動量計などのデバイス連携を重視する方向けに、以下の3社をご紹介します。

    • エイブリッジ
    • PHrontier
    • メタテクノ

    エイブリッジ

    エイブリッジ

    基本情報

    項目内容
    会社名エイブリッジ(Abridge)
    最大の特徴ウェアラブル/AR×アプリの開発ラインナップ
    どんなケースにおすすめかデバイス連携×業務/健康活用

    評価

    項目評価
    費用の安さ4
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合3
    実績・専門性4
    体制・品質3

    エイブリッジは、ウェアラブル端末アプリの開発を明示的に強みとしており、専門記事でも紹介される実績を持ちます。AR/MRといった拡張現実技術も含め、現場適用の引き出しが多い点が特徴。スマートウォッチでのバイタルデータ取得や、AR技術を活用したリハビリ支援など、デバイス連携と健康管理を組み合わせた案件に最適です。

    費用面でも比較的柔軟に対応できる点が魅力。ウェアラブル×ARという実装幅の広さは、他社にはない独自の強みと言えます。「単なるスマホアプリではなく、デバイスと連動した体験を作りたい」という企業や、現場での活用を前提とした健康管理システムを検討している企業におすすめです。

    PHrontier

    PHrontier

    基本情報

    項目内容
    会社名PHRONTIER(サービス/開発事例サイト)
    最大の特徴PHR/疾患データ取得アプリ×研究活用の実績
    どんなケースにおすすめか実証/研究×PHR×ウェアラブル

    評価

    項目評価
    費用の安さ3
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合4
    実績・専門性4
    体制・品質3

    PHrontierは、PHR(Personal Health Record:個人健康記録)とウェアラブルデバイスを組み合わせた研究活用に強みを持ちます。自治体のヘルスケア施策や臨床研究のデジタル化事例があり、1型糖尿病向けAIカーボカウンターの開発も公開。心不全管理アプリ「ハートサイン」の共同開発にも参画しており、疾患管理とセンサーデータを組み合わせた実証研究の経験が豊富です。

    大学や自治体との連携前提でPHRやセンサー活用を進めたい企業に最適。単なる商用アプリ開発ではなく、研究的な視点でのエビデンス構築も視野に入れた開発が可能な点が、他社との大きな差別化ポイントとなっています。

    メタテクノ

    メタテクノ

    基本情報

    項目内容
    会社名メタテクノ
    最大の特徴モバイル×サーバ×IoTまで一気通貫連携
    どんなケースにおすすめかデバイス連携/IoT込みの案件

    評価

    項目評価
    費用の安さ4
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合3
    実績・専門性3
    体制・品質4

    メタテクノは、iOS/Androidのモバイル開発に加え、サーバやファームウェアまで対応できる技術カバレッジの広さが特徴。仕様が未確定の試作やR&D段階からの対応も可能で、IoT機器や医療機器との連携の下地づくりができる点が強みです。

    「スマホアプリだけでなく、デバイス側の開発も必要」という案件や、「まだ仕様が固まっていないが、とにかく試作したい」というR&D案件に最適。モバイル+IoT/組込みという広い技術カバレッジは、健康デバイスとアプリを一体で開発したい企業にとって大きな魅力。費用面でも比較的柔軟に対応できるため、初期検証段階から相談しやすいパートナーです。


    低予算スモールスタートに強い会社

    予算を抑えてMVPを素早く作りたい方向けに、以下の4つをご紹介します。

    • DEV01
    • WanoSoftジャパン
    • 株式会社GeNEE
    • EPICs株式会社

    DEV01

    DEV01

    基本情報

    項目内容
    会社名DEV01
    最大の特徴小回り×技術力でコスト最適化に柔軟
    どんなケースにおすすめかMVPで早く出して検証したい

    評価

    項目評価
    費用の安さ5
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合3
    実績・専門性3
    体制・品質3

    DEV01は、相談から納期・コスト調整まで柔軟に対応できる点が最大の強み。小規模・短納期の開発に強く、困難案件の巻取り事例も持っています。スモールチームでの意思決定速度が速いため、「まずは最小限の機能で作って市場の反応を見たい」という企業に最適です。

    大規模開発よりも、アイデアを素早く形にして検証することを重視する案件に向いています。費用の安さは5段階評価で最高点であり、限られた予算でスタートアップや新規事業を立ち上げたい企業にとって心強い選択肢。ただし、医療機器認証が必要な案件や、大規模なセキュリティ要件がある案件の場合は、事前に対応可能範囲を確認することをおすすめします。

    WanoSoftジャパン

    WanoSoftジャパン

    基本情報

    項目内容
    会社名WanoSoftジャパン
    最大の特徴オフショア活用でコスト圧縮
    どんなケースにおすすめか予算制約のある新規開発

    評価

    項目評価
    費用の安さ5
    課題解決能力3
    法規・セキュリティ適合3
    実績・専門性3
    体制・品質3

    WanoSoftジャパンは、日本品質とベトナムの開発体制を組み合わせることで、コストとスピードの両立を実現しています。モバイルからクラウドまで一気通貫で対応でき、企画から保守までワンストップで依頼可能。オフショア開発というと品質面での不安を感じる方もいるかもしれませんが、日本側での品質管理体制があるため安心です。

    ただし、医療適合要件については事前に詳細な確認が必要。予算が限られている新規事業や、まずは小さく始めて段階的に拡大したいという企業に向いています。費用対効果を最優先したい場合の有力な選択肢ですが、医療機器プログラムとしての認証が必要な場合や、厳格なセキュリティ基準への適合が求められる場合は、対応範囲を事前に確認しましょう。

    GeNEE

    GeNEE

    項目内容
    会社名株式会社GeNEE
    最大の特徴低コストで始められる開発体制
    どんなケースにおすすめか予算を抑えて確実に開発したい
    評価項目スコア(5段階)
    費用の安さ5
    課題解決能力4
    技術適合性4
    プロジェクト遂行力4
    品質・セキュリティ4

    GeNEEは、コストパフォーマンスの高いアプリ開発を提供する会社です。限られた予算の中で、品質を保ちながら開発を進めたい企業に適しています。

    同社の最大の強みは、費用を抑えた開発体制。大手企業と比較して開発単価を抑えることで、中小企業やスタートアップでも手の届く価格帯でのアプリ開発を実現しています。低コストだからといって品質を犠牲にするのではなく、効率的な開発プロセスと適切な技術選定により、コストと品質のバランスを取っている点が特徴です。

    中小規模のプロジェクトや、初めてアプリ開発を依頼する企業にとって、費用面での不安を軽減できる選択肢となります。「まずは小さく始めて、様子を見ながら拡張したい」というニーズにも柔軟に対応。必要な機能に絞り込んだ開発提案により、無駄なコストを削減しながらプロジェクトを進められる体制です。


    EPICs株式会社

    恐縮ながら、弊社EPICs株式会社もご紹介させていただきます。

    EPICs株式会社

    基本情報

    項目内容
    会社名EPICs株式会社
    最大の特徴ノーコード開発で最短2週間・最安30万円を実現
    どんなケースにおすすめかスピード重視でMVPを作り、早期検証したい

    評価

    項目評価
    費用の安さ5
    課題解決能力5
    法規・セキュリティ適合3
    実績・専門性2
    体制・品質4

    弊社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、最短2週間・最安30万円からのスピード開発を実現しています。ノーコードとは、プログラムコードを書かずにアプリを作る手法のこと。開発工数を大幅に削減できるため、従来の開発手法と比べて圧倒的な短納期・低コストでの提供が可能です。

    ノーコード開発で重要なのは「ツール選び」。作りたいアプリの種類や機能によって最適なツールは異なりますが、弊社は複数のノーコードツールに対応しているため、お客様の目的に合わせて最適なツールを選定できる点が強み。これにより、開発期間とコストをさらに最小限に抑えられます。

    また、アプリ開発だけでなくマーケティング支援にも対応しており、「作って終わり」ではなく「どう広めるか」「どう使ってもらうか」まで伴走可能。

    リリース後の成果にもコミットできる体制が整っています。「まずは小さく始めて検証したい」「予算を抑えながらスピード重視で開発したい」という企業様に最適です。



    医療機関/PHR連携に強い会社

    病院や自治体との連携、個人健康記録の活用を重視する方向けに、以下の3社をご紹介します。

    • キュアコード
    • Omi Japan
    • ISB

    キュアコード

    キュアコード

    基本情報

    項目内容
    会社名キュアコード
    最大の特徴大学病院/自治体と共同のPHR・疾患アプリ
    どんなケースにおすすめか医療機関連携/実証研究前提

    評価

    項目評価
    費用の安さ3
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合4
    実績・専門性4
    体制・品質4

    キュアコードは、心不全管理アプリ「ハートサイン」の開発など、大学病院や自治体と共同で疾患管理アプリを手がけてきた実績が光ります。医療×研究の実証系に強く、地域や行政との連携経験も豊富。PHRや疾患管理のUI実装経験があり、医療現場で実際に使われるアプリ開発のノウハウを持っています。

    病院/大学と”三者体制”での開発経験があるため、医療機関との調整やデータ連携の要件定義にも慣れている点が強み。「エビデンスを取りながらアプリを開発したい」「医療機関と連携した実証研究を進めたい」という企業に最適です。単なる一般向け健康アプリではなく、医療グレードのデータ管理や研究活用を視野に入れた開発ができる点が、他社との大きな差別化要因となっています。

    Omi Japan

    Omi Japan

    基本情報

    項目内容
    会社名Omi Japan
    最大の特徴PHRアプリの複数実績と継続運用
    どんなケースにおすすめか保険者/医療機関連携PHR

    評価

    項目評価
    費用の安さ3
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合4
    実績・専門性4
    体制・品質4

    Omi Japanは、保険者から医療機関、薬局まで、複数の関係者間でデータ連携するPHRアプリの実績が豊富です。医療情報ポータルアプリや、Salesforceと連携した健診PHRアプリなど、実用的な案件を多数手がけており、長期保守・運用を継続している点が信頼の証。

    PHR×CRM(Salesforce)連携の経験があるため、既存の業務システムと健康データを統合したい企業に最適です。「作って終わり」ではなく、長期的に安定稼働させることを前提とした開発・運用体制が整っている点が強み。保険者や医療機関との複雑なデータ連携要件にも対応できるため、エコシステム全体を見据えた健康管理プラットフォームを構築したい企業におすすめです。

    ISB(アイ・エス・ビー)

    ISB(アイ・エス・ビー)

    基本情報

    項目内容
    会社名ISB
    最大の特徴薬機/医療規格対応~DICOMまで対応可能
    どんなケースにおすすめか医療機器/医療情報連携が絡む

    評価

    項目評価
    費用の安さ3
    課題解決能力4
    法規・セキュリティ適合5
    実績・専門性4
    体制・品質4

    ISBは、医療DXやモバイル開発に加え、薬機法(医薬品医療機器等法)対応や医療規格への準拠まで対応できる点が最大の強み。3省2ガイドライン(厚労省などが定める医療情報システムのガイドライン)への準拠を明記しており、医療機器領域の設計から認証支援まで実績があります。

    DICOM(医用画像の通信規格)対応も明示しており、画像や通信規格の実装知見が豊富。規格・認証ドリブンな開発の実務経験があるため、「医療機器プログラムとしての認証が必要」「病院の電子カルテと連携したい」といった高度な要件を持つ企業に最適です。

    法規・セキュリティ適合の評価が5点満点であり、医療情報の取り扱いに厳格な基準が求められる案件では、最も信頼できるパートナーと言えるでしょう。


    健康アプリ開発会社を選ぶ5つのポイント

    健康アプリの開発会社を選ぶ際、どこに注目すれば失敗を避けられるのでしょうか。以下の5つのポイントを押さえることで、自社に最適なパートナーを見つけやすくなります。

    達成したい目的とKPIを明確にする

    まず最初に、「何のためにアプリを作るのか」を明確にしましょう。単に「健康アプリが欲しい」では、開発会社も提案しづらくなります。

    例えば「ユーザーの歩数を20%増やす」「健診受診率を30%向上させる」といった具体的な数値目標(KPI)を設定することで、会社側も最適な機能や設計を提案できます。目的が曖昧なまま進めると、途中で方向性が揺らぎ、予算超過や納期遅延の原因となることも。

    大熊滉希

    まずは社内で目的とKPIをしっかり固めてから相談に臨むことが重要です。

    薬機法の該当性を事前に判定する

    健康アプリの中には、薬機法(医薬品医療機器等法)の規制対象となるものがあります。例えば、病気の診断や治療に関わる機能を持つアプリは「医療機器プログラム」として認証が必要になる場合も。

    該当するかどうかの判断は専門的で難しいため、開発会社に相談する際は「このアプリは薬機法の対象になりますか」と確認しましょう。対象となる場合、認証取得の経験がある会社を選ぶことが必須です。

    大熊滉希

    対応実績のない会社に依頼すると、後から「実は認証が必要でした」となり、プロジェクトが大幅に遅れるリスクがあります。

    実際の開発事例を実機で確認する

    会社のWebサイトに掲載されている事例だけでなく、実際にアプリをダウンロードして触ってみることをおすすめします。スクリーンショットでは分からない操作感や動作速度、UI/UXの丁寧さが体感できます。

    特に健康アプリは毎日使うものなので、「使い続けたくなる」設計になっているかが重要。可能であれば、似た業界や機能のアプリを作った実績がある会社を選ぶと、業界特有の課題にも対応しやすくなります。

    大熊滉希

    実機確認は手間に感じるかもしれませんが、後悔しないための重要なステップです。

    見積もりの内訳を詳細に比較する

    複数社から見積もりを取る際、合計金額だけでなく内訳を必ず確認しましょう。「デザイン費」「開発費」「サーバ費」「保守費」など、何にいくらかかるのかが明確な会社ほど信頼できます。

    曖昧な見積もりだと、後から「これは別料金です」と追加費用が発生するリスクも。また、安すぎる見積もりにも注意が必要。品質や機能が削られている可能性があるため、「なぜこの金額なのか」を確認することが大切です。

    大熊滉希

    内訳を比較することで、どの会社がコストパフォーマンスに優れているかが見えてきます。

    保守・運用のサービスレベルを確認する

    アプリは「作って終わり」ではなく、リリース後の保守・運用が重要。OSのアップデートへの対応、バグ修正、機能追加など、継続的なメンテナンスが必要です。

    開発会社を選ぶ際は、SLA(サービスレベル契約)として「障害時の対応時間は何時間以内か」「月何回まで機能修正できるか」などを確認しましょう。保守費用が安くても対応が遅いと、ユーザーに迷惑をかけることに。

    大熊滉希

    長期的なパートナーシップを前提に、保守体制がしっかりしている会社を選ぶことが成功の鍵です。



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      健康アプリ開発のコストを抑える3つの工夫

      健康アプリの開発費用は数百万円かかることも珍しくありません。しかし、工夫次第でコストを大幅に削減できます。以下の3つのポイントを押さえることで、品質を落とさずに予算を最適化できます。

      MVPで最小限の機能から始める

      MVP(Minimum Viable Product:実用最小限の製品)とは、最低限の機能だけを搭載した製品のこと。「あれもこれも」と機能を詰め込むと開発費が膨らみますが、まずはコア機能だけに絞ってリリースすることで、初期コストを大幅に削減できます。

      例えば、歩数記録機能だけを先行リリースし、ユーザーの反応を見てから食事記録や睡眠管理を追加する、といった段階的なアプローチが効果的。

      大熊滉希

      実際にユーザーが求めている機能だけを開発できるため、無駄な投資を避けられる点もメリットです。

      既存の仕組みを積極的に活用する

      ゼロから開発すると時間もコストもかかりますが、既存のSDK(ソフトウェア開発キット)やOSS(オープンソースソフトウェア:無料で使える公開プログラム)を活用することで大幅に削減可能。

      例えば、歩数計測にはスマートフォンの標準機能を使い、地図表示にはGoogle Mapsのような既存サービスを組み込むことで、開発工数を減らせます。

      大熊滉希

      デザインも最初からオリジナルで作るのではなく、標準的なUIコンポーネント(ボタンやメニューなどの部品)を使ってスタートし、予算に余裕ができてからカスタマイズする段階導入も有効です。

      要件を固めてから開発をスタートする

      開発中の仕様変更は、コスト増加の最大の要因。「やっぱりこの機能も欲しい」「この画面のデザインを変えたい」といった変更が発生するたびに、作り直しのコストと時間がかかります。

      要件凍結を徹底し、開発が始まる前に「何を作るか」を明確に固めることで、手戻りを防げます。例えば、コンテンツの更新やお知らせの配信などは、管理画面を用意してもらえば自社で対応でき、毎回外注する必要がなくなります。

      大熊滉希

      運用フェーズでできることは内製化するのも一つの手です。


      健康アプリ開発ならEPICs株式会社

      弊社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社です。ノーコードとは、プログラムコードを書かずにアプリを作る手法のこと。開発期間とコストを大幅に削減できるため、最短2週間、最安30万円からのスピード開発が可能です。

      ノーコード開発で重要なのは「ツール選び」。作りたいアプリの種類や機能によって、最適なツールは異なります。弊社は複数のノーコードツールに対応しているため、お客様の目的に合わせて最適なツールを選定し、開発期間と費用を最小限に抑えられる点が強み。

      また、アプリ開発だけでなく、マーケティング支援にも対応しています。「作って終わり」ではなく、「どう広めるか」「どう使ってもらうか」まで伴走できるため、リリース後の成果にもコミット。

      「まずは小さく始めて検証したい」「予算を抑えながらスピード重視で開発したい」という企業様に最適なパートナーです。

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        著者・監修者
        大熊滉希
        日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。

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        監修者
        石森裕也
        EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
        目次