八王子でアプリ開発を検討中の方必見!目的別おすすめ開発会社11選

八王子エリアでアプリ開発を検討している企業や個人事業主の皆さんにとって、適切な開発パートナーを見つけることは事業成功の重要な鍵となります。アプリ開発会社は数多く存在しますが、それぞれ得意分野や提供サービスが大きく異なるのが現実です。

本記事では、要件定義から運用保守まで、開発フェーズや重視するポイント別に厳選した16社をご紹介。各社の特徴や強み、どのような案件におすすめかを詳しく解説していきます。八王子での事業展開を考えている方にとって、最適な開発パートナー選びの参考になれば幸いです。

この記事でわかること
  1. 開発会社は「目的×予算」で選ぶのが正解
    要件定義から伴走してほしいなら大手(i3DESIGN等)、短納期・低予算ならノーコード専門(EPICs等)、セキュリティ重視ならNTTデータMSE等と、目的に応じて最適なパートナーが異なります。
  2. ノーコード開発なら最安30万円・最短2週間でアプリが作れる
    従来の開発手法と比べ大幅なコスト削減が可能。MVPを素早く構築して市場検証を行いたいスタートアップや新規事業担当者にとって、現実的な選択肢となっています。
  3. 八王子には「IT協同組合」「25大学連携」「補助金」という独自の強みがある 130社が加盟するIT協同組合での共同受注や、産学連携補助金(最大50万円)の活用により、単独依頼では難しい大規模案件や開発コストの削減が実現できます。
日本最大級のノーコード開発実績!アプリ・システム開発サービス
目次

要件定義・PoCから相談できるアプリ開発会社

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

開発現場の実感として、「要件定義から相談」「PoC(概念実証)」が本当に必要なのは、年間予算1,000万円以上で基幹システムとの連携が必須なケースです。逆に、まずは顧客の反応を見たい、社内の業務改善を試したいという段階であれば、PoCに数ヶ月かけるより、ノーコードで2〜4週間でMVP(実用最小限の製品)を作り、実際に使いながら改善する方が結果的に早く成果が出るケースが多いと感じています。自社の状況が「検証フェーズ」なのか「本格構築フェーズ」なのかを見極めることが、開発会社選びの第一歩です。

以下の3社をご紹介します。

  • i3DESIGN(アイスリーデザイン)
  • Sun*(サンアスタリスク)
  • Monstarlab(モンスターラボ)

i3DESIGN(アイスリーデザイン)

i3DESIGN(アイスリーデザイン)

i3DESIGNは、ビジネス戦略の策定からUI/UXデザイン、システム実装、そして運用後のグロース支援まで、アプリ開発の全工程を一貫してサポートする開発会社です。

特に注目すべきは、単なる受託開発にとどまらず、クライアントのビジネス課題を深く理解し、戦略レベルから解決策を提案する姿勢。大和ハウスフィナンシャルのHeartOneポータルアプリや日本コープ共済の共済マイページなど、大手企業の重要なシステム開発を手がけた豊富な実績があります。

開発プロセスでは、要件が曖昧な段階から参画し、ビジネス目標の明確化から始めるアプローチを採用。これにより、技術的な実装だけでなく、市場での成功確率を高める戦略的なアプリ開発が可能となっています。

費用面では高めの設定となりますが、プロジェクトの成功確率と長期的なROIを重視する企業にとって、投資価値の高いパートナーといえるでしょう。

Monstarlab(モンスターラボ)

Monstarlab(モンスターラボ)

Monstarlabは、世界各地にオフィスを構えるグローバル体制を活かし、大規模で複雑なアプリ開発プロジェクトを得意とする開発会社です。東京ドームシティアプリの刷新や角上魚類の「セリ原票アプリ」など、エンターテイメントから流通業まで幅広い業界での実績を誇ります。

同社の特徴は、戦略コンサルティングから開発、運用まで、全工程を自社内で完結できる大所帯な組織力。特に、既存システムとの高度な連携が必要な大企業のデジタル変革プロジェクトや、複数の地域や拠点をまたぐサービス展開において、その真価を発揮します。

先進技術の導入実績も豊富で、AIやIoT、ARなどの最新技術を活用したアプリ開発にも対応。グローバルスタンダードの開発プロセスと品質管理により、国際的な事業展開を見据えた企業にとって最適な選択肢となるでしょう。

業界特化に強いアプリ開発会社

以下の3社をご紹介します。

  • DearOne(ModuleApps)
  • Fusic(フュージック)

DearOne(ModuleApps)

DearOne(ModuleApps)

DearOneは、NTTドコモグループの一員として、小売・流通業界に特化したアプリ開発・運用サービス「ModuleApps」を提供する専門会社です。ウエルシア公式アプリや東京ドーム公式アプリなど、大手チェーン店の導入実績を多数保有しており、業界特有のニーズを深く理解した開発が可能となっています。

同社の最大の強みは、単なるアプリ開発にとどまらず、店舗とオンラインを融合したOMO(Online Merge with Offline)戦略の実現にあります。会員プログラムとの連携、位置情報を活用した店舗送客、購買履歴に基づくパーソナライゼーションなど、小売業界で重要な機能を標準テンプレートとして提供。

これにより、開発期間の短縮とコスト削減を実現しながら、業界のベストプラクティスを取り入れたアプリ構築が可能です。また、リリース後の運用・グロース支援も充実しており、アプリを通じた売上向上や顧客ロイヤリティ向上を継続的にサポートしてくれます。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

ただし、こうした大手チェーン向けのOMO(オンラインとオフラインの融合)アプリが成功している背景には、「すでに数十万人規模の会員基盤がある」「店舗数が多く、位置情報施策の効果が出やすい」という条件があります。当社の経験では、店舗数が10店舗未満、または会員数が1万人以下の段階では、高機能なOMOアプリよりも、まずはLINE公式アカウントやシンプルな予約・ポイントアプリから始めた方が費用対効果が高いケースがほとんどです。「大手がやっているから」ではなく、自社の顧客接点の現状を冷静に見極めることが重要です。

Fusic(フュージック)

Fusic(フュージック)

Fusicは、福岡を拠点として先端技術を活用したアプリ開発を得意とする開発会社です。特に注目すべきは、100を超える自治体で導入されたプレミアム付商品券アプリの開発実績。公共分野での大規模展開において、安定性とセキュリティを両立したシステム構築のノウハウを蓄積しています。

同社の大きな特徴は、100%自社内開発というポリシーのもと、AR/VRやIoTといった先端技術領域に積極的に取り組んでいること。位置情報サービスやセンサーとの連携、AI技術の活用など、従来のアプリ開発の枠を超えた革新的なソリューションを提供できます。

自治体案件で培った厳格な品質管理プロセスと、大規模運用の実績は、民間企業の重要システム開発においても大きなアドバンテージとなるでしょう。技術革新を通じて新しい価値創造を目指す企業や、公共性の高いサービスを展開したい企業にとって、非常に頼りになるパートナーです。

アプリ・システム開発費用が1/3に!
\実績日本最大級のノーコード開発サービス/

短納期・小予算に強い(ノーコード/テンプレ活用)

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

当社で年間数十件のノーコード開発を手がけてきた経験から言えば、ツール選定で最も重要なのは「最終的にネイティブアプリが必要か」という点です。App StoreやGoogle Playでの配信が必須ならFlutterFlow、Webアプリで十分ならBubbleが第一選択になります。また、社内業務アプリのように利用者が限定される場合は、Adaloのようなシンプルなツールで十分なケースも多いです。「高機能なツールを選べば安心」という考えは逆効果で、要件に対してオーバースペックなツールを選ぶと、開発コストが膨らみ、改修も複雑になります。

株式会社アイ・ティ・アール(ITR)の調査によると、国内ローコード/ノーコード開発市場は2023年度に812億2,000万円(前年度比14.5%増)に達し、2028年度までの年平均成長率(CAGR)は12.3%と予測されています。また、Gartnerは「2025年までに企業が開発する新規アプリケーションの70%にはローコードまたはノーコード・テクノロジが使用される」と予測しており、IT人材不足が深刻化する中で、ノーコード開発は現実的な選択肢として急速に普及しています。
以下の3社をご紹介します。

  • Swooo(ゼロイチスタート)
  • シースリーレーヴ(C3reve)
  • EPICs株式会社

Swooo(ゼロイチスタート)

Swooo(ゼロイチスタート)

Swooоは、世界的に注目されているノーコードツール「Bubble」に特化した開発会社として、国内初の公式認定開発者が在籍する企業です。AI Writerやイマカフェ(カフェ検索・予約アプリ)など、様々な分野でのアプリ開発実績を持ち、数百万円規模でのコスト抑制を実現しています。

同社の強みは、Bubble公式認定という確かな技術力と、豊富な開発事例による高い再現性にあります。MVP(最小実行可能製品)の構築から始まり、市場での反応を見ながら段階的に機能を拡張していくアプローチが得意で、新規事業の立ち上げやアイデア検証に最適。

従来の開発手法と比較して大幅な期間短縮とコスト削減を実現できるため、限られた予算とスケジュールの中でもクオリティの高いアプリ開発が可能です。また、必要に応じてネイティブアプリへの移行サポートも提供しており、事業の成長段階に応じた柔軟な対応ができる点も評価されています。

シースリーレーヴ(C3reve)

シースリーレーヴ(C3reve)

シースリーレーヴは、BubbleとFlutterFlowという2つの主要なノーコード・ローコードツールの正規代理店認定を受けている開発会社です。結婚式準備アプリ「ブラリノ」(Bubble製)や推し活アプリ「推しUP!」(FlutterFlow製)など、多様な分野での開発実績を公開しており、透明性の高い事業運営が特徴的です。

同社の大きな魅力は、具体的な価格目安を公開していることで、予算計画を立てやすい点にあります。200〜300万円からの小規模案件にも対応しており、スタートアップや中小企業にとって利用しやすい価格設定となっています。

BubbleとFlutterFlowの両方に対応できるため、プロジェクトの要件や将来の拡張性を考慮した最適なツール選択が可能。自社での開発事例を積極的に公開しているため、実際の仕上がりイメージを事前に確認できるのも安心材料となるでしょう。

EPICs株式会社

EPICs株式会社

EPICs株式会社は、国内最大級のノーコード開発実績を持つ開発会社として、これまで多くの企業様の事業立ち上げを支えてまいりました。
経済産業省の試算では2030年に最大約79万人規模のIT人材不足が見込まれており、中小企業基盤整備機構の2024年調査においても、DX推進における最大のボトルネックとして人材確保の難しさが指摘されています。このような状況下で、専門エンジニアを必要としないノーコード開発は、現実解として急速に注目を集めています。

当社の強みは、ノーコードとAI駆動型開発を組み合わせることで、従来のスクラッチ開発と比較して費用を約3分の1にまで圧縮できる点にあります。いただくご相談の約9割が新規開発案件であり、ゼロからのプロダクト立ち上げに特化したノウハウを蓄積しています。

Bubble、FlutterFlow、Adaloをはじめとする複数のノーコードツールに対応し、案件ごとに最適な技術を選定することで、開発スピードとコストのバランスを最適化。
また、まずはノーコードで素早く開発・市場検証を行い、事業拡大のフェーズに応じてスクラッチ開発へ移行していくという柔軟な進め方にも対応しており、長期的な成長を見据えた設計が可能です。

さらに、開発して納品するだけで終わらせないのもEPICsの特徴です。リリース後の集客施策や運用改善といったマーケティング支援までワンストップで提供し、「作ったアプリが事業として成り立つ」ところまでを伴走いたします。

限られたリソースの中でアイデアを素早く形にし、市場で検証していきたいスタートアップや新規事業ご担当者様にとって、頼れるパートナーであり続けられるよう、これからも尽力してまいります。

セキュリティ・法令準拠に強いアプリ開発会社

以下の3社をご紹介します。

  • NTTデータMSE
  • SCSK

NTTデータMSE

NTTデータMSE

NTTデータMSEは、通信業界や決済分野での豊富な実績を持つ、高度なセキュリティ要件に対応できる開発会社です。d払いやドコモ関連サービスの開発実績があり、数千万人規模のユーザーが利用する重要なシステムの構築・運用ノウハウを蓄積しています。

同社の最大の強みは、金融や通信といった高信頼性が求められる業界での開発経験と、それに基づく厳格な品質管理プロセスにあります。セキュリティ設計から実装、テスト、運用まで、全ての工程でエンタープライズレベルの基準を満たす体制を構築。

特に、個人情報や決済情報を扱うアプリ開発では、法令遵守はもちろん、最新のセキュリティ脅威に対する対策も含めた包括的な保護機能を提供できます。大規模なトラフィックにも対応できる堅牢なインフラ設計と、24時間365日の運用監視体制により、ビジネスクリティカルなアプリケーションでも安心して任せられる信頼性を備えています。

SCSK

SCSK

SCSKは、大企業のIT部門が求める厳格な品質基準と監査要件に対応できる、エンタープライズ向けアプリ開発の専門会社です。金融、製造業、公共分野など、リスク管理がシビアな業界での豊富な開発実績を持ち、企業の内部統制やコンプライアンス要件を満たすシステム構築に長けています。

同社の強みは、アプリ開発だけでなく、セキュリティ対策やクラウドインフラの設計・構築まで一体的に提供できる総合力にあります。企業のIT審査部門や監査法人の厳しいチェックにも対応できる文書化プロセスと、継続的なセキュリティ監視体制を標準装備。

長期間にわたる安定稼働と、定期的なセキュリティアップデートによる継続的な保護により、企業の信頼性とブランド価値を守りながらデジタル変革を推進できる、信頼性の高いパートナーとして評価されています。

運用保守・内製化支援に強いアプリ開発会社

以下の3社をご紹介します。

  • ゆめみ(YUMEMI)
  • クラスメソッド(Classmethod)

ゆめみ(YUMEMI)

ゆめみ(YUMEMI)

ゆめみは、600社を超える企業との協業実績と、6,000万MAU(月間アクティブユーザー)の運用実績を持つ、アプリの運用グロースに特化した開発会社です。単発の開発案件ではなく、長期的なパートナーシップを前提とした継続的な改善支援を得意としており、多くの有名B2Cアプリの成長を支えてきた豊富な経験を持ちます。

同社の最大の特徴は、アジャイル開発手法の定着化支援と、データドリブンなグロース戦略の実行にあります。KPI設定から効果測定、改善案の立案・実装まで、アプリの成長に必要な全てのプロセスをチーム一体となってサポート。

また、クライアント企業の内製化を積極的に支援しており、開発ノウハウの移転や技術者育成プログラムも提供しています。

単にシステムを作って終わりではなく、組織の成長とアプリの成長を同時に実現する伴走型のアプローチにより、長期的な成功を目指す企業にとって理想的なパートナーといえるでしょう。コミュニケーション能力の高さも評価されており、社内の様々なステークホルダーとの調整もスムーズに行えます。

クラスメソッド(Classmethod)

クラスメソッド(Classmethod)

クラスメソッドは、AWSクラウドサービスとモバイルアプリ開発を組み合わせた総合的なソリューション提供を得意とする開発会社です。スターバックスのモバイル活用支援やココカラファインなどの大手企業でのアプリ開発実績があり、特にクラウドインフラとアプリケーションを一体化した運用設計に強みを持ちます。

同社の特徴は、開発から運用まで一貫したAWSベースの技術スタックを活用することで、スケーラブルで効率的なシステム構築を実現していること。DevOps(開発と運用の融合)の思想に基づき、継続的なインテグレーションやデプロイメントの自動化により、アプリの改善サイクルを高速化できます。

また、豊富な技術ナレッジの公開と内製化支援プログラムにより、クライアント企業の技術力向上も積極的にサポート。運用コストの最適化やパフォーマンス改善など、長期的な運用の成功に必要な要素を総合的に提供できるため、持続的な成長を目指す企業にとって非常に価値の高いパートナーとなるでしょう。


費用相場を知って予算の失敗を防ぐ

アプリ開発の予算で失敗する企業には共通点があります。「総額だけ」で比較している点です。

アプリ開発の費用は、種類×開発手法×保守運用の3変数で決まります。この3つのうち1つでも見落とすと、見積もりの「安さ」に引かれて発注し、リリース後に想定外の追加費用が発生するという典型的な失敗パターンに陥ります。

ここでは、費用判断の精度を上げるために押さえるべきポイントを3つに絞って整理します。具体的には、以下の3点です。

  • 種類別の費用相場を事前に把握しておく
  • 見積もりは内訳の粒度で比較する
  • 保守運用費も含めた総額で判断する

種類別の費用相場を事前に把握しておく

アプリ開発の費用は「何を作るか」で桁が変わります。まず自社が作りたいアプリがどのカテゴリに該当するかを把握することが、適正予算を組む起点です。

以下は、フルスクラッチ開発(ゼロからコードを書く開発方式)で外注した場合の一般的な費用レンジです。

アプリの種類費用相場(フルスクラッチ)費用を左右する主な変数
業務連絡・情報共有アプリ100〜300万円対応OS数、通知機能の有無
予約・スケジュール管理アプリ200〜500万円決済連携、キャンセル処理の複雑さ
EC・ショッピングアプリ300〜1,000万円以上商品数、在庫管理、外部決済API連携
SNS・コミュニティアプリ500〜1,500万円以上チャット、位置情報、不正検知

この表を見てわかるとおり、「アプリ開発の相場は○○万円」と一概に語ることは不可能です。業務用の情報共有アプリとECアプリでは、必要な機能の層が根本的に異なるため、費用に3〜5倍の差が生じます。

ここで注目すべきは開発手法による費用差です。ノーコード開発(プログラミングなしで視覚的にアプリを構築する手法)を採用すると、フルスクラッチ比で1/2〜1/3のコストに圧縮できるケースがあります。

開発手法費用目安開発期間目安向いているケース
フルスクラッチ500〜1,000万円以上4〜12ヶ月高度な独自機能、大規模トラフィック
クロスプラットフォーム(Flutter等)300〜800万円3〜8ヶ月iOS/Android同時対応、中規模アプリ
ノーコード(Bubble等)30〜300万円2週間〜3ヶ月MVP検証、業務アプリ、スモールスタート

たとえば、フルスクラッチで500〜800万円と見積もられた業務アプリが、ノーコード開発により80〜150万円で実現できた事例は少なくありません。ただし、ノーコードにもトレードオフがあります。高負荷環境下でのパフォーマンス制約や、ツール固有の仕様による機能制限は事前に確認が必要です。

つまり、費用を正しく把握するには「何を作るか」と「どう作るか」の2軸で整理すること。片方だけでは適正予算は見えてきません。

見積もりは内訳の粒度で比較する

複数社から見積もりを取った際、総額だけを横並びにするのは危険です。同じ「300万円」でも、含まれている工程の範囲がまったく異なることがあるためです。

見積もりの信頼性を測る指標は、内訳の粒度、つまりどこまで工程が分解されて明示されているかです。

評価見積もりの粒度注意点
◎ 信頼度高設計・デザイン・フロント開発・バックエンド開発・テスト・PM管理が工数別に記載各工程の人日単価と工数が明示されており、根拠を確認できる
○ 標準「設計」「開発」「テスト」の3区分で記載開発の中にデザインが含まれるか等、曖昧な部分を要確認
△ 要注意「一式○○万円」のみ何がどこまで含まれているか不透明。追加請求リスクが高い

実務上、見積もりの比較で確認すべき項目は以下の5つです。

確認項目なぜ重要か
要件定義・設計費含まれていない場合、別途30〜100万円が発生する
デザイン費(UI/UX)画面数が増えると費用が比例して増加する
テスト・品質保証費省略されていると、リリース後の不具合対応コストが跳ね上がる
プロジェクト管理費PM工数が見積もりに含まれていないケースがある
iOS/Android両対応の扱い片方だけの費用か、両OS込みかで1.5〜2倍の差が出る

「一式見積もり」を出す会社がすべて悪質というわけではありませんが、内訳を求めても開示しない会社は、開発途中での仕様変更時に追加費用の根拠を示せないリスクを抱えています。見積もり段階で「この金額の根拠を教えてください」と聞いたときの対応で、開発会社の誠実さはかなりの精度で見極められます。

保守運用費も含めた総額で判断する

アプリ開発で見落とされやすいコストが、リリース後にかかる保守運用費です。開発費だけで会社を選び、運用フェーズに入ってから月額費用の高さに気づくケースは後を絶ちません。

保守運用費の目安は、初期開発費の15〜20%が年間で発生すると考えておくのが妥当です。つまり、開発費300万円のアプリであれば、年間45〜60万円(月額3.8〜5万円)の保守費用が別途かかる計算になります。

保守運用で発生する費用の内訳は以下のとおりです。

費用項目内容月額目安
サーバー・インフラ費クラウドサーバーの利用料、SSL証明書等1〜10万円
OS・ライブラリアップデート対応iOS/Androidの更新に伴う改修3〜10万円
バグ修正・軽微な改修リリース後に発覚した不具合の修正都度見積もり
機能追加・改善ユーザーフィードバックに基づく改修都度見積もり
ストア維持費Apple Developer Program(年間99ドル)、Google Play(初回25ドル)約1,000〜1万円

この構造を理解すると、「開発費が安い会社」が必ずしも「総コストが安い会社」ではないことがわかります。

たとえば、A社の開発費が200万円・月額保守費が10万円、B社の開発費が300万円・月額保守費が3万円だった場合、1年間の総コストはA社が320万円、B社が336万円。しかし2年目以降はA社の累積コストがB社を逆転し、3年間で見るとA社が560万円に対しB社は408万円と、152万円の差が生まれます。

開発費だけの比較は「初月の家賃だけでマンションを選ぶ」のと同じ構造です。正しい比較軸は「リリース後1〜3年間のTCO(Total Cost of Ownership、つまり総保有コスト)」であり、この視点を持てるかどうかが予算の成否を分けます。。現場スタッフと管理部門のコミュニケーションも円滑になり、業務効率の向上が見込めます。


八王子IT協同組合・大学連携の開発支援

八王子市には約130社のIT企業が参画する「八王子IT協同組合(HIT)」や、25の大学・短大・高専が集まる学園都市としての強みがあります。単独の開発会社に依頼するだけでなく、こうした地域ネットワークを活用することで、より高度な技術や協業体制を得られる可能性があります。

ここでは、八王子ならではの開発支援体制を3つの観点から紹介します。

  • 協同組合による共同受注の仕組み
  • 大学との産学連携による技術支援
  • 補助金を活用した費用負担の軽減

HIT加盟130社の協業体制

八王子IT協同組合(HIT)は、地元のIT企業約130社が加盟する協業ネットワークです。

各社が得意とする分野を持ち寄り、単独では受注が難しい大規模プロジェクトや、複数の技術が必要な案件に共同で対応する仕組みが整っています。

実際に八王子市役所の行政システム開発案件で入札を落札した実績もあり、信頼性の高い協業体制が評価されています。アプリ開発においても、UI/UXデザインが得意な会社、セキュリティに強い会社、データベース設計に長けた会社など、複数の専門企業が連携してプロジェクトを進めることが可能。一社に依存しないため、途中で開発が止まるリスクも低く、安心して任せられる体制です。

25大学と産学連携で開発

八王子には25の大学・短大・高専があり、約11万人の学生が学ぶ全国有数の学園都市です。

「大学コンソーシアム八王子」を通じて、企業と大学が連携しやすい環境が整っており、最新の研究成果をアプリ開発に活かすことができます。

特にAI・機械学習分野では、大学の研究室が持つ専門知識や解析技術を活用した開発が可能。工学院大学内に設置された「八王子市新産業創出センター」では、企業が研究開発の拠点として施設を利用できる仕組みもあります。学生のインターンシップ受け入れや、共同研究を通じた若手エンジニアの育成にもつながるため、長期的な視点で技術力を高めたい企業にとって大きなメリットです。

共同研究型補助で費用軽減

八王子市の「経営力強化補助金(産学連携事業・共同研究型)」を活用すれば、大学との共同研究や委託研究にかかる費用の3分の2、最大50万円まで補助を受けられます。

研究室と契約を結んでAI技術の開発やデータ解析システムの構築を進める場合、この制度を利用することで開発コストを大幅に抑えることが可能です。

また、大学が保有する研究機器を利用する「機器利用型」の補助金もあり、こちらは最大10万円まで支援されます。高額な分析装置や測定機器を自社で購入せずに活用できるため、初期投資を抑えながら高度な技術検証ができる点が魅力。産学連携の補助金は国や都の制度と重複受給できない点に注意が必要ですが、地域の大学と連携したアプリ開発を検討している企業にとって心強い支援制度です。

EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント

補助金活用は魅力的ですが、申請書類の準備から採択、実際の開発開始まで3〜6ヶ月かかるのが一般的です。「今すぐアプリを作りたい」という緊急性がある場合は、補助金を待たずに開発を進め、別の補助金サイクルで運用改善費用を申請する方が現実的なケースもあります。また、産学連携は「研究要素がある新技術の開発」には向いていますが、一般的な業務アプリ開発では大学側のメリットが薄く、連携が成立しにくいのが実情です。自社の開発内容が「研究テーマになり得るか」を冷静に判断することが、産学連携活用の第一歩です。


八王子のアプリ開発ならEPICs株式会社

八王子エリアで新たなアプリやサービスの立ち上げをご検討中の企業様に、EPICs株式会社をおすすめいたします。
当社は国内最大級のノーコード開発実績を有しており、ノーコードとAI駆動型開発を組み合わせることで、従来のスクラッチ開発と比較して費用を約3分の1に抑えることが可能です。

お問い合わせの約9割が新規開発案件であり、ゼロからのサービス構築を得意としている点が当社の強みです。Bubble、FlutterFlowをはじめとする複数のノーコードツールに精通したメンバーが在籍しており、プロジェクトの特性に応じて最適な技術を選定いたします。
まずはノーコードで素早く開発・市場検証を行い、事業の成長フェーズに応じてスクラッチ開発へ移行できる柔軟な開発体制も、当社ならではの特長です。スモールスタートから本格展開まで、段階的にサービスを育てていくことができます。

さらに、当社のサポートは開発のみにとどまりません。リリース後のマーケティング施策までワンストップで対応しており、アプリを「作る」ことだけを目的とせず、「ユーザーに届き、事業成果を生み出す」ところまで併走いたします。ITRのアナリストも「多くの企業がDXに注力する中、高スキルのエンジニアを必要としないローコード/ノーコード開発プラットフォームへの期待がますます高まっている」と指摘しているとおり、限られた人材・予算の中でデジタル変革を進めたい八王子エリアの企業様にとって、ノーコード開発は極めて合理的な選択肢と言えるでしょう。

八王子での新規事業立ち上げや既存事業のデジタル化をお考えの際は、ぜひ一度ご相談ください。

アプリ/システム開発を検討されている方へ
その開発費用、ノーコードなら1/3に削減できるかも知れません。

創業よりBubbleやAdaloなどのノーコードに特化した
アプリ・システムの受託開発事業を展開するプロフェッショナル集団です。

これまで多くの企業様にご依頼をいただき、
お陰様で日本最大級のノーコード開発実績を誇っています。

✓新規システム/アプリの開発を検討している
✓開発会社に見積もりを取ったけど高かった
✓費用を削減しつつスピーディーに開発したい
✓PoC/MVPのリスクを押さえたい

サービス資料をダウンロードする

ノーコード開発ツールを使ったアプリ・システム開発にお困りですか?
1からの開発も、途中からの開発も、お気軽にEPICsにご相談ください!
監修者
石森裕也
EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
監修者
中原啓
EPICs株式会社のエンジニア。NTTデータビジネスシステムズにてWebアプリケーション開発に従事した後、EPICsに参画。PMとしてBubbleやFlutterFlowを使用したモバイル・Webアプリケーション開発において、プロジェクト全体の工程に横断的に携わる。
目次