愛媛のアプリ開発会社を同業者が厳選!企画から運用まで信頼できる13社
愛媛県でアプリ開発を検討している企業や個人の方にとって、適切な開発会社選びは成功の鍵となります。県内には地域密着型から全国展開まで、さまざまな特色を持つアプリ開発会社が存在しており、それぞれが独自の強みを活かしたサービスを提供しています。
本記事では、愛媛県でアプリ開発を依頼できる会社を5つの軸で分類し、各社の特徴や評価を詳しく紹介。企画段階から相談できる会社、地域密着型の会社、UI/UXデザインに特化した会社など、あなたのニーズに最適な開発パートナーを見つけるお手伝いをいたします。
EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント
当社の経験上、初めてアプリ開発を外注する企業が最も迷うのは「自社がどの軸で選ぶべきか分からない」という点です。目安として、年商10億円未満の中小企業であれば「地域密着型」か「低予算・短納期」から検討するのが現実的。大手向けのUI/UX特化型や企画支援型は、1案件500万円以上の予算が前提になるケースが多く、費用対効果が合わないことがあります。まずは「予算」と「社内にIT担当者がいるか」の2軸で絞り込むことをおすすめします。
1. 自社の目的に合った開発会社を「5つの軸」から選べる
企画支援、地域密着、UI/UX、業務・基幹、低予算・短納期の5軸で13社を分類。予算500万円以上でUX重視ならPIVOT、地元で伴走支援ならエイチビーソフトスタジオ、短期・低コストならノーコード対応会社が候補になります。
2. 愛媛県内企業は最大1,000万円の補助金でアプリ開発費を圧縮できる
ものづくり補助金デジタル枠、愛媛県産業DXモデル横展開補助金、松山市デジタル化推進補助金の3制度が活用可能。ただし公募の3ヶ月前から準備を始め、開発会社選定と並行して進めるのが現実的です。
3. 予算・納期に制約があるなら「ノーコード開発」が有力な選択肢
最安30万円・最短2週間で開発可能。顧客管理や在庫管理など定型業務アプリはノーコードで十分対応でき、ツール選定の柔軟性がある会社を選ぶことで、開発期間とコストを大幅に削減できます。
企画から相談できるアプリ会
アプリ開発において、技術的な実装だけでなく、企画段階から戦略的にサポートしてくれる会社をお探しの方におすすめです。以下の3社をご紹介します。
- PIVOT
- ニジボックス(NIJIBOX)
PIVOT

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社PIVOT |
| 最大の特徴 | UXリサーチ起点で戦略〜実装 |
| どんなケースにおすすめか | UI/UXから事業成長まで見たい案件 |
PIVOTの強みは、徹底したUXリサーチに基づく要件定義から始まる開発プロセスにあります。ぴあの公式アプリUI改善やBEAUTY TRIPアプリの開発実績が示すように、ユーザー視点を重視した設計思想が特徴的。単に見た目の良いアプリを作るだけでなく、実際のユーザー行動やニーズを深く分析してから開発に着手するため、完成後のユーザビリティが高いアプリが期待できます。
特にBtoCサービスや一般消費者向けアプリの開発において、ユーザーエクスペリエンスを最重要視したい企業にとって理想的な選択肢。リサーチから実装まで内製で対応できるワンストップ体制も魅力で、外注による情報伝達のロスを最小限に抑えられます。
ニジボックス(NIJIBOX)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ニジボックス(リクルート) |
| 最大の特徴 | 事業課題に寄り添うUX/開発 |
| どんなケースにおすすめか | 金融等の大規模UI刷新 |
ニジボックスは、リクルートグループの一員として培ったノウハウを活かし、特に金融業界での実績が光る開発会社です。ちばぎんアプリのUI/UX改善プロジェクトに代表されるように、既存の大規模システムを抱える企業のデジタル変革を得意としています。金融機関特有の厳格なセキュリティ要件や複雑な業務フローを理解した上でのUX設計に定評があります。
リクルートという大手企業のバックボーンを持つことで、プロジェクト管理体制や品質保証の仕組みが整備されているのも安心材料。既存事業のデジタル化や大規模なシステム刷新を検討している企業、特に金融や大手企業での実績を重視する場合には、信頼できるパートナーとなるでしょう。
愛媛・四国密着のアプリ会社
地域の特性や商習慣を理解し、密着したサポートを提供してくれる愛媛・四国エリアの開発会社をお探しの方におすすめです。以下の3社をご紹介します。
- セーバー株式会社(松山)
- 株式会社エイチビーソフトスタジオ(松山)
- 有限会社オートニクス(松山)
セーバー株式会社(松山)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | セーバー株式会社 |
| 最大の特徴 | WebRTC×映像配信の自社基盤 |
| どんなケースにおすすめか | 低遅延ライブ/遠隔操作/医療配信 |
セーバー株式会社は、WebRTC技術を活用した映像配信システムの専門性で他社と大きく差別化されている松山の開発会社です。オンライン英会話システムや手術ライブ映像配信システムなど、リアルタイム性が重要な案件での豊富な実績を持ちます。特に医療分野での映像配信システムは、高度な技術力と信頼性が求められる領域であり、同社の技術的優位性を示しています。
WebRTCは、ブラウザ間でリアルタイム通信を可能にする技術で、従来の映像配信よりも大幅に遅延を削減できるのが特徴。セーバーは独自の基盤を持っているため、他社では対応困難な低遅延配信要件にも応えられます。SaaSとオンプレミス両方に対応しており、企業の既存システムとの連携も柔軟。
EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント
補足すると、WebRTCが必要になるのは「0.5秒以下の遅延が求められる」ケースに限られます。例えば、オンライン診療や遠隔操作、ライブコマースでのリアルタイム質問対応などです。一方、録画配信や数秒の遅延が許容される社内研修動画であれば、YouTubeやVimeoの埋め込みで十分なことも多いです。当社でも「WebRTCが必要」と相談を受けた案件の約半数は、要件を整理すると既存サービスで代替可能でした。技術選定の前に「本当にリアルタイム性が必要か」を見極めることで、開発費を数百万円単位で抑えられる可能性があります。
地域密着でありながら専門技術を持つ貴重な存在として、映像配信やリアルタイム通信が必要なアプリ開発では第一候補となるでしょう。
株式会社エイチビーソフトスタジオ(松山)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社エイチビーソフトスタジオ |
| 最大の特徴 | AWSに強い地場システム/アプリ |
| どんなケースにおすすめか | クラウド前提の地域伴走 |
エイチビーソフトスタジオは、AWS(Amazon Web Services)を活用したクラウドベースのシステム・アプリ開発に強みを持つ松山の開発会社です。AWSパートナーとしての実績を持ちながら、地元愛媛での密着サポートを提供できる点が大きな特徴。現代のアプリ開発では、サーバーやデータベースをクラウド上に構築するのが主流となっており、同社はその分野での専門性を地域企業に提供しています。
全国リモート対応も可能でありながら、愛媛という地の利を活かした直接的なコミュニケーションも取れるハイブリッド体制が魅力。中小企業にとって、東京の大手開発会社は敷居が高く感じられがちですが、同社なら地域の商習慣を理解した上で最新のクラウド技術を導入できます。
コストパフォーマンスと技術力のバランスが取れており、愛媛県内でモダンなアプリ開発を検討している企業には心強いパートナーとなるでしょう。
有限会社オートニクス(松山)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 有限会社オートニクス |
| 最大の特徴 | FA/業務/アプリまで自社開発 |
| どんなケースにおすすめか | 位置情報やEC連携アプリ |
オートニクスは、製造業向けのFA(ファクトリーオートメーション)システムから始まり、現在は位置情報共有アプリやECサイト用アプリ、動画配信アプリまで幅広く手がける松山の開発会社です。製造業出身ならではの堅実な開発体制と、ハードウェアからソフトウェアまでの横断的な技術力が強み。単なるアプリ開発会社では対応困難な、既存の製造設備や業務システムとの連携も得意としています。
位置情報共有アプリの実績は、GPS機能を活用した業務効率化や安全管理システムの開発経験を示しており、建設業や運送業など位置情報が重要な業界のニーズにも対応可能。ECサイト用アプリの開発実績もあることから、オンライン販売と実店舗を連携させたオムニチャネル戦略のサポートも期待できます。
愛媛の地域密着企業でありながら、製造業で培った品質管理のノウハウをアプリ開発にも活かしている点が他社との差別化要因です。
「ノーコード開発会社の選び方」「EPICs株式会社 ノーコード開発の実績集」
「ノーコード受託開発サービスの特徴」が同梱されたお役立ち資料セット。
UI/UXに強いアプリ会社
アプリの見た目や使いやすさにこだわり、ユーザーエクスペリエンスを重視したい方におすすめの開発会社です。以下の3社をご紹介します。
- フェンリル
- bravesoft
フェンリル

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | フェンリル株式会社 |
| 最大の特徴 | 「デザイン×技術」大手直実績 |
| どんなケースにおすすめか | ネイティブ高品質/共同開発 |
フェンリルは、600を超えるアプリ開発実績を持ち、Nintendo Switch Onlineのコンソールアプリ開発など、大手企業との直接取引実績が豊富な開発会社です。同社の最大の強みは、美しいUI/UXデザインと高度な技術力を両立させた「デザイン×技術」のアプローチ。単にデザインが優れているだけでなく、ネイティブアプリの性能やユーザビリティにもこだわった開発を行います。
特に注目すべきは、任天堂という世界トップクラスのゲーム会社から信頼を得ている技術力とクオリティ管理体制。ゲーム業界は特にユーザーエクスペリエンスに対する要求が厳しく、その基準をクリアした実績は他業界でも通用する品質の証明といえます。共同開発という形でクライアント企業と密接に連携しながらプロジェクトを進める体制も特徴的で、外注というよりもチームの一員として参画してくれる心強いパートナーです。
bravesoft

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | bravesoft株式会社 |
| 最大の特徴 | UI/UX推進と大量実績 |
| どんなケースにおすすめか | マーケ/グロース意識の新規開発 |
bravesoftは、多数のアプリ開発実績を持ちながら、特にマーケティング観点とグロース戦略を意識したUI/UX設計を得意とする開発会社です。単に見た目の美しいアプリを作るだけでなく、リリース後の事業成長やユーザー獲得を見据えたデザイン設計を行う点が特徴的。アプリストアでのコンバージョン率向上や、ユーザーのアプリ内回遊率向上など、ビジネス成果に直結するUI/UX改善提案を得意としています。
量的な実績の豊富さは、さまざまな業界・規模のプロジェクトで培ったノウハウの蓄積を意味しており、類似案件での成功パターンを活用した効率的な開発が期待できます。グロース志向のアプローチは、特にスタートアップや新規事業でアプリを立ち上げる企業にとって価値があるでしょう。
UI/UXの専門性とビジネス成長への貢献を両立させたい企業には、コストパフォーマンスの良い選択肢となります。
業務・基幹に強いアプリ会社
社内の業務効率化や基幹システムとの連携を重視したアプリ開発をお考えの方におすすめの開発会社です。以下の3社をご紹介します。
- NTTデータ四国
- 富士通四国インフォテック
- コンピューターシステム株式会社(松山・CSC)
NTTデータ四国

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社NTTデータ四国 |
| 最大の特徴 | OutSystems等ローコード+SI |
| どんなケースにおすすめか | 基幹/業務アプリを短期に構築 |
NTTデータ四国は、OutSystemsやSalesforce、kintoneなどのローコード・ノーコードプラットフォームを活用した業務アプリ開発に特化した開発会社です。
四国大学でのkintone業務DX化事例や「らく2文書主任®」とクラウドサインの連携システムなど、地域の教育機関や企業のデジタル変革を支援してきた豊富な実績があります。ローコード開発により、従来の開発手法と比較して大幅な工期短縮とコスト削減を実現できるのが最大の魅力。ITRの調査によると、国内のローコード/ノーコード開発市場は2023年度に812億2,000万円(前年度比14.5%増)に達し、2028年度には2023年度の約1.8倍に拡大すると予測されています。こうした市場の成長は、開発効率化へのニーズの高さを裏付けています。
NTTデータグループの一員として、大規模システムの構築・運用ノウハウと地域密着のサポート体制を併せ持つ点が強み。基幹システムとの連携や既存データの移行、セキュリティ対策など、企業の重要なシステムを扱う上で必要な技術力と信頼性を備えています。
業務効率化を目的とした社内アプリや、既存システムとの連携が必要なアプリ開発では、技術力・実績・サポート体制すべてにおいて安心して任せられるパートナーといえるでしょう。
富士通四国インフォテック

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 富士通四国インフォテック株式会社 |
| 最大の特徴 | 富士通系の地域SI/クラウド |
| どんなケースにおすすめか | 自治体/企業の統合基盤導入 |
富士通四国インフォテックは、富士通グループの一員として、地域の自治体や企業向けに統合的なシステム基盤の導入・運用を行う開発会社です。富士通という大手ITベンダーのノウハウと技術力を背景に、四国地域に密着したサポートを提供。特に自治体システムや大企業の基幹システムなど、高い信頼性とセキュリティが求められる領域での実績が豊富です。
同社の最大の特徴は、富士通グループが長年培ってきた標準化されたシステム構築手法と運用ノウハウを地域企業が利用できること。大手企業レベルの品質管理体制やセキュリティ対策を、地域の中小企業でも導入可能な形で提供してくれます。
また、システム構築後の保守・運用体制も充実しており、長期的な安定稼働を重視する企業にとっては理想的なパートナー。特にコンプライアンスや情報セキュリティに厳格な要求がある業界では、その実績と信頼性が大きな安心材料となるでしょう。
コンピューターシステム株式会社(松山・CSC)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | コンピューターシステム株式会社(CSC) |
| 最大の特徴 | 業務/インフラ/組込みまで幅広い |
| どんなケースにおすすめか | 業務フルスクラッチ/廉価ニアショア |
コンピューターシステム株式会社(CSC)は、松山に本社を置きながら全国展開を行う、業務ソフトウェアから組込みシステムまで幅広い技術領域をカバーする開発会社です。
愛媛という地方拠点を活かしたニアショア開発により、東京の開発会社と比較してコストパフォーマンスに優れたサービスを提供。特に業務システムのフルスクラッチ開発では、クライアントの独自要件に合わせた柔軟な対応が可能です。
地方企業でありながら全国に拠点を持つことで、地域密着のきめ細かいサポートと、大都市圏の案件にも対応できるスケールメリットを両立。組込みシステムから業務アプリまで対応できる技術の幅広さは、製造業や物流業など、ITとハードウェアが密接に関わる業界のニーズにも応えられます。
コストを抑えながらも品質を確保したい中小企業や、地方企業との連携を重視する案件では、地理的な利便性と技術力のバランスが取れた理想的な選択肢となるでしょう。
低予算・短納期(ノーコード/テンプレ活用等)
予算や開発期間に制約があり、効率的にアプリを導入したい方におすすめの開発会社です。以下の3社をご紹介します。
- ジョイゾー(kintone専門)
- DearOne(ModuleApps)
- デジタルテクノロジー四国(kintone)
- EPICs株式会社(ノーコード全般)
ジョイゾー(kintone専門)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ジョイゾー |
| 最大の特徴 | 5日で要件定義〜開発「5Days」 |
| どんなケースにおすすめか | 業務アプリを即時立上げ |
ジョイゾーは、kintone(キントーン)というサイボウズ社のクラウド型業務アプリ構築プラットフォームに特化した開発会社です。
最大の特徴は「5Days」と呼ばれる5日間での要件定義から開発完了までを実現するスピード開発サービス。従来であれば数ヶ月かかる業務アプリ開発を、わずか5日間で完成させる革新的なサービスモデルを確立しています。
kintoneは、プログラミング知識がなくても業務アプリを作れるノーコードプラットフォームですが、本格的な業務要件に対応するには専門的なノウハウが必要。ジョイゾーは、数多くの導入事例で培った豊富な経験により、クライアントの業務フローを瞬時に理解し、最適なアプリ設計を提案できます。
特に、売上管理、顧客管理、在庫管理など、中小企業でよく必要とされる業務アプリについては、テンプレート化されたノウハウを活用して効率的な開発が可能。とにかく早く、安く業務効率化を実現したい企業にとって最適な選択肢です。
デジタルテクノロジー四国(kintone)

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社デジタルテクノロジー四国 |
| 最大の特徴 | kintone等ノーコードで内製促進 |
| どんなケースにおすすめか | 業務アプリを安価に内製/拡張 |
デジタルテクノロジー四国は、kintoneを中心としたノーコード・ローコードプラットフォームの導入支援と、企業の内製化促進に特化した四国地域の開発会社です。
同社の最大の特徴は、単にシステムを構築して納品するのではなく、クライアント企業の担当者がkintoneを使いこなせるようになるまでの教育・支援を重視していること。将来的に企業が自社でシステムを改善・拡張できるよう、技術移転と人材育成に力を入れています。
内製化支援のアプローチは、長期的なコスト削減と業務改善の持続性につながる大きなメリット。外部業者に依存せず、社内で迅速にシステム改修や新機能追加ができるようになれば、変化の激しいビジネス環境への対応力が格段に向上します。
EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント
ただし、内製化が成功するには条件があります。当社の経験上、「週に最低4時間以上、システム改善に時間を割ける担当者がいるか」が分岐点です。多くの中小企業では、担当者が他業務と兼任しており、導入直後は熱心に触っていても、3ヶ月後には誰も更新しなくなるケースを何度も見てきました。内製化を目指すなら、まずは「誰が・週何時間・いつまで」担当するかを経営層と合意してから着手すべきです。それが難しい場合は、月額数万円の保守契約で外部に任せる方が、結果的にコストパフォーマンスが良いこともあります。
地域密着型の企業として、四国エリアの中小企業の実情を理解した上で、現実的で実践的な提案を行ってくれる点も魅力。
中小企業基盤整備機構の「中小企業のDX推進に関する調査(2024年)」によると、DX推進にあたっての課題として「ITに関わる人材が足りない」が25.4%、「DX推進に関わる人材が足りない」が24.8%と、人材不足が上位を占めています。こうしたIT人材が不足しがちな地方企業にとって、システム導入と同時に人材育成も受けられる同社のサービスは、非常に価値の高い投資となるでしょう。
EPICs株式会社
手前味噌で恐縮ですが、弊社EPICs株式会社についても紹介させてください。

会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | EPICs株式会社 |
| 最大の特徴 | 複数ノーコードツール対応の開発会社 |
| どんなケースにおすすめか | 最適ツール選びで短期・低コスト開発 |
EPICs株式会社は、ノーコード開発において日本最大級の実績を持つ開発会社として、最安30万円、最短2週間という業界トップクラスのスピードでアプリ開発を提供しています。
EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント
ただし、すべての案件が30万円・2週間で完了するわけではありません。当社の実績では、この価格帯で対応できるのは「顧客管理」「在庫管理」「日報・勤怠管理」など、データの入力・閲覧・集計が中心の業務アプリです。一方、外部システムとのAPI連携が5つ以上必要な場合や、1日1万件以上のトランザクションが発生する場合は、ノーコードでは性能面で限界があり、従来型の開発を推奨するケースもあります。「ノーコード=何でも安くできる」ではなく、要件によって最適な手法が変わる点はご理解ください。
他社との最大の違いは、複数のノーコードツールに精通していること。kintoneやBubble、Adalo、Glideなど、さまざまなプラットフォームの特性を理解した上で、お客様の要件に最も適したツールを選定できます。
ノーコード開発では、ツール選びが開発期間とコストを大きく左右するため、この柔軟性は非常に重要。例えば、社内業務システムならkintone、顧客向けWebアプリならBubble、スマートフォンアプリならAdaloといった具合に、用途に応じて最適な選択を行うことで、開発期間の短縮と費用削減を両立しています。
さらに、アプリ開発だけでなくマーケティング支援まで一貫して対応できる点も特徴。せっかく良いアプリを作っても、ユーザーに使ってもらえなければ意味がありません。同社では、アプリのリリース後の集客戦略や運用改善まで含めたトータルサポートを提供しており、事業成果につながるアプリ開発を実現。
予算と時間の制約がある中で、確実に成果を上げたい企業にとって頼れるパートナーといえるでしょう。
愛媛県内企業が使えるアプリ開発の補助金制度
アプリ開発には数百万円から数千万円の費用がかかるケースも珍しくありません。愛媛県内の中小企業や自治体がアプリ開発を検討する際、国や県、市町村が提供する補助金制度を活用することで、開発費用の負担を大幅に軽減できます。本章では、愛媛県の企業が実際に申請できる3つの補助金制度について、それぞれの特徴と申請時のポイントを解説します。
主な補助金制度は以下の3つです。
- ものづくり補助金デジタル枠
- 愛媛県産業DXモデル横展開補助金
- 松山市デジタル化推進補助金
ものづくり補助金デジタル枠の申請要件を確認する
アプリ開発で最も採択実績が豊富なのが「ものづくり補助金」のデジタル枠です。中小企業庁の発表によると、16次締切ではデジタル枠に1,209者が申請し、569者が採択されています(採択率約47%)。中小企業がDX(デジタル変革)を推進する革新的な製品やサービスの開発に対して、最大1,000万円までの補助を受けられます。
申請にあたって重要なのが、労働生産性向上の数値目標を満たすこと。具体的には「1年後に3%以上、3年後に9%以上の伸び率」という要件が設定されています。アプリ開発によってどれだけ業務効率が改善され、生産性が向上するのかを具体的な数値で示す必要があります。
EPICs株式会社CTO 石森裕也からのコメント
当社がクライアントの補助金申請を支援した経験から言うと、「公募開始から申請締切まで」の期間だけで準備を始めると、ほぼ間に合いません。事業計画書の作成に1〜2ヶ月、認定支援機関との調整に2〜3週間、社内決裁に2週間程度を見込む必要があります。また、採択後も交付決定まで1〜2ヶ月かかるため、「補助金が出てから開発開始」では、事業タイミングを逃すリスクがあります。補助金活用を前提にするなら、公募の3ヶ月前から準備を始め、並行して開発会社との要件定義も進めておくのが現実的です。
また、開発費用の対象範囲も確認が必要です。エンジニアの人件費や外注費は補助対象になりますが、汎用的なパソコンやタブレットの購入費は対象外となるケースがほとんど。事前に「何が補助対象経費に含まれるのか」を公募要領で確認しておくことが採択への近道です。
愛媛県産業DXモデル横展開補助金の活用

愛媛県が独自に実施しているのが「産業DXモデル横展開補助金」です。この制度の特徴は、令和4年度から6年度に採択された先行事例を参考にしながら、自社のデジタル化を推進できる点にあります。
フラグシップモデル導入型では、浅川造船の経理業務デジタル化や、竹中金網の生産管理システム構築など、愛媛県内の製造業が実際に取り組んだDX事例が参考モデルとして公開されています。自社と同じ業種や規模の企業がどのようなアプリを開発したのかを確認できるため、事業計画書の作成時に具体的なイメージを持ちやすいのがメリットです。
補助金を受けた企業には、県内産業のDX推進に関する報告会での発表や、現地視察の受け入れ対応が求められます。地域全体のデジタル化に貢献する意識が重要です。
松山市デジタル化推進補助金との併用を検討

松山市内に拠点を持つ事業者であれば、国の補助金に加えて松山市独自のデジタル化推進補助金も視野に入れられます。複数の補助金を併用することで、自己負担額をさらに抑えることが可能です。
ただし、補助金の併用には注意点があります。同じ経費に対して複数の補助金を重複して申請することはできません。例えば、アプリの基本機能開発費をものづくり補助金で申請し、追加機能の開発費を市の補助金で申請するといった使い分けが必要になります。
また、自治体によって補助金制度の有無や内容が異なります。新居浜市や今治市など、松山市以外に拠点がある企業は、まず自社所在地の市町村ホームページや商工会議所で独自の支援制度を確認することをおすすめします。地域によっては申請時期や対象業種が限定されている場合もあるため、早めの情報収集が重要です。
アプリ開発ならEPICs株式会社
愛媛でアプリ開発をお考えなら、EPICs株式会社へご相談ください。当社は複数のノーコードツールに精通した日本最大級の実績を持つ開発会社として、お客様の要件に最適なツール選定から開発、マーケティング支援まで一貫してサポートいたします。
最安30万円、最短2週間という業界トップクラスのスピードを実現できるのは、豊富な経験に基づく最適なツール選択があるから。kintone、Bubble、Adalo、Glideなど、それぞれの特性を活かした提案により、開発期間とコストを大幅に削減します。
また、アプリを作って終わりではなく、リリース後の集客戦略や運用改善まで含めたトータルサポートを提供。デロイト トーマツ ミック経済研究所の調査では、ノーコードプラットフォーム市場は2023年度に前年比約32%増の316億円に達し、急拡大が続いています。
こうした市場環境の中、限られた予算と時間で確実に成果を上げたい愛媛の企業様にとって、最適なパートナーとしてお役に立てるでしょう。ぜひお気軽にご相談ください。
1からの開発も、途中からの開発も、お気軽にEPICsにご相談ください!


