【Bubble】RepeatingGroupのセルの背景色を交互に設定する方法!演算子modulo使用

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

ノーコードツール「Bubble」でデータベースのデータを繰り返し表示するときに使用するRepeatingGroup。

この記事では、RepeatingGroupの背景色を交互に設定する方法を紹介します。たとえば、奇数番目のときはデフォルトのBackground colorで、偶数番目のときは別の背景色を指定したいというときに活躍するTipsです。WordPressの管理画面の記事一覧で使われてるアレです。

Bubbleで元から用意されている演算子moduloを使えば簡単に実装できるのでぜひ試してみましょう!

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    実装イメージ

    上の添付画像が今回の実装イメージです。

    RepeatingGroupの中のGroupエレメントのデフォルト背景色は白色にしておき、偶数番目のセルのみ別の色を指定する実装をしています。

    このような実装を演算子moduloを使ってサクッと実現できます。

    Bubbleの演算子moduloとは?

    Bubbleで元から用意されている演算子「<- modulo ->」は、最初の数値を2番目の数値で割ったときの余りを返すというものです。

    たとえば、「4 <- modulo -> 2」は結果0となり、「3 <- modulo -> 2」は1となります。

    したがって、実際使用する際は最初の数値を2番目の数値(2)で割ったときの余りが0のときは偶数番目のセルと判断することができますね。

    参考:Bubble公式ドキュメント

    実装方法

    実装方法はいたって簡単。知っていれば30秒で実装できます。

    下図のようにRepeatingGroupの中にGroupエレメントを設置してその中にTextエレメントなどを配置しておきます。

    GroupエレメントのBackground colorを設定します。これがセルのデフォルトの背景色です。

    今回の主役、偶数番目のセルのときだけ別の背景色を設定するにはConditionalタブで行います。

    下図では、Current cell’s indexを2で割った余りが0のときに別のBackground colorにする、という設定をしています。

    Current cell’s index <- modulo -> 2 is 0

    上記の設定で偶数番目のセルのときだけRepeatingGroupのGroupの背景色が#FAEED1で適用されるようになりました。

    思っていた以上に簡単だったんではないでしょうか?ぜひ試してみてくださいませ!

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