【Bubble開発】ブラウザのエラーメッセージをカスタム表示に変更する方法

Bubbleでログインや処理エラーが発生したとき、英語で表示される標準のブラウザメッセージでは、ユーザーにとって内容が伝わりづらいケースがあります。

しかし、Bubbleではエラーコードを活用して、開発者自身が任意の日本語メッセージを表示するカスタマイズが可能です。

この記事では、Bubbleのエラーハンドリングイベントを使って、UXを高めるカスタムエラーメッセージ表示方法を解説します。

実装の流れ

また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」では、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

EPICs株式会社の特徴
  • 日本最大級のノーコード開発実績 → 高度な開発もスピーディー
  • 複数のノーコードツールに対応 → 最適なツール選びで開発費用・期間を最大限抑えられる
  • マーケティングまで支援が可能
目次

実装手順

  1. 「An unhandled error occurs」イベントでシステムエラーを検出
  2. エラーコードに応じて条件分岐し、Alertを表示
  3. 「An element has an error running a workflow」イベントで特定のエレメントのエラーを補足することも可能

実装方法

方法①:「An unhandled error occurs」でエラーコードを検出 → Alertで表示

1. エラー発生イベントを設定

  • Workflowで「An unhandled error occurs」イベントを追加
  • Catch に「Element workflow error…」を選択

「Only when」には以下の条件を指定

Current Workflow Error’s code is INVALID_LOGIN_CREDENTIALS

2. カスタムメッセージの表示

  • 「Show message in Alert login_error」アクションを追加
  • 表示時間(Fade in / Hold / Fade out)を適宜設定

3. アラートの設定

  • Alert login_error エレメントに任意のメッセージを入力
    例:「ログインに失敗しました。」
  • 表示位置を「Position the alert at the top」で画面上部に

方法②:「An element has an error running a workflow」を活用して、要素単位で補足

1. 対象エレメントを指定

  • イベント:「Button ログイン has an error running a workflow」
  • 対象エレメント:「Button ログイン」を指定

2. Show Alertを使ってメッセージ表示

上記と同様に Alert を表示するアクションをセットすればOK

※「An element has an error running a workflow」は、ボタンなどのUIエレメントでワークフローが何らかの理由で実行に失敗したときに発火するイベントのため、すべての操作・エレメントで発生するわけではない点に注意が必要です。

<無料>資料ダウンロード
【ノーコード開発】お役立ち資料3点セット
「ノーコード開発会社の選び方」「EPICs株式会社ノーコード開発の実績集」
「受託開発サービス概要」が同梱されたお役立ち資料セット

    氏名


    法人名

    メールアドレス

    電話番号

    送信ボタンを押すことで、個人情報の取扱いについてに同意したとみなされます

    エラーコードの確認方法(重要)

    1. エディター内の Settings > Languages を開く
    2. 本記事に掲載している動画の場合だと、「 CORE – Invalid login credentials.」 の下に表示されている薄い文字列「INVALID_LOGIN_CREDENTIALS」がエラーコードです

    この実装を行うことで、従来は英語のシステムメッセージに頼っていたエラー通知を、ユーザーにとって理解しやすい日本語のカスタムメッセージに置き換えることができます。

    単なるエラーハンドリングではなく、ユーザー体験を意識した「伝わるフィードバック設計」が可能になります。

    アラート表示の最適化や文言チューニングも加えながら、プロダクトの完成度をさらに高めていくことが大切です。

    【日本最大級のノーコード開発実績】
    無料でアプリ・システム開発の相談を受付中

      氏名

      法人名

      メールアドレス

      日中繋がりやすい電話番号

      お問い合わせ詳細 ※分かる範囲でご記入ください

      フォームの送信によりGoogleのプライバシーポリシー利用規約に同意したものとみなされます。

      日本最大級のノーコード開発実績!アプリ・システム開発サービス
      「勉強になった!」「役に立った!」と思っていただけたら、是非シェアもお願いします!
      ノーコード開発ツールを使ったアプリ・システム開発にお困りですか?
      1からの開発も、途中からの開発も、お気軽にEPICsにご相談ください!
      著者・監修者
      大熊滉希
      日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。
      監修者
      石森裕也
      EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
      目次