AppSheetの料金プランを解説!目的別おすすめや注意点を紹介

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

こんにちは!EPICs株式会社です!

本記事では、業務の効率化や自動化が図れるアプリ開発が可能なノーコードツール、Appsheetの料金プランやおすすめのケースについて解説しています!

プランを検討する際の注意点も合わせてまとめていますので、今後Appsheetを利用した開発を行う際のプラン選択のご参考に、ぜひご覧ください!

目次
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    AppSheetのプラン一覧と目的別おすすめ

    Appsheetには、5つのプランがあります!

    それぞれできることや料金が異なるので、ケースに応じて選びましょう。

    プラン料金(月額)おすすめケース
    無料プラン無料・まずはAppsheetに触れてみたい・簡単な開発をしてみたい
    Starterプラン$5・Appsheetの使用感を確かめたい・個人使用のアプリを開発したい
    Coreプラン$10・身内向けにシンプルな開発をしたい
    Enterprise Plusプラン$20・複数の機能を実装した本格的な開発をしたい・一般向けにアプリの開発を行いたい
    PublisherProプラン$50・アプリを多くのユーザーに一般公開したい

    Appsheetの料金プランをそれぞれ解説

    下記では、appsheetのプラン内容を料金別に解説しています。

    1. 無料プラン(最大10ユーザーまで対応)

    無料プランでも、Googleスプレッドシートの連携をすることができ、基本的な開発や自動化機能は使用することが可能です。

    また開発したアプリケーションの共有やテストは最大10名まで対応しており、無料で複数ユーザーと開発アプリの共有できます。

    無料プランではアプリの共有人数や実装できる機能に制限がありますが、基本的な開発や機能は使えるため、個人的にアプリを開発して、Appsheetをとりあえず使ってみたいという方におすすめのプランです。

    2. Starterプラン(月間5ドル)

    Starterプランは、基本的な開発や自動化機能の実装に加えて、無料プランであった共有ユーザーの制限が解除されるため、10名以上のメンバーとアプリの共有やテストを行うことが可能になります。

    Starterプランでは開発に必要な機能は使用することができますので、個人向けの小さいアプリの開発を行いたい方やAppsheetの使用感を確かめたい方は、Starterプランの利用がおすすめです。

    3. Coreプラン(月間10ドル)

    Coreプランを契約すると、Starterプランよりも高度な機能やセキュリティ機能の利用が可能になります!

    Coreプランを契約することで利用可能になる主な機能は以下です。

    ・バーコードスキャンやイベントに基づいたデータ変更やWebhookの自動化

    ・アプリケーションのセキュリティ機能

    ・カスタマーサポート

    またCoreプランは、Google Workspaceの有料プランにも含まれているため、Google Workspaceの有料プランを利用している方は、無料で上記の機能を使用することが可能です!

    4. Enterprise Plusプラン(月間20ドル)

    Enterprise Plusプランは、高度な機能やセキュリティ機能に加え、API連携やチーム開発等を行うことが可能になります!

    Enterprise Plusプランを契約すると利用が可能になる主な機能は以下となります。

    ・光学文字認識や機械学習のモデリング

    ;外部サービスとのAPI連携

    ・高度な認証管理やユーザー、データ管理

    ・データ共有によるチーム開発

    ・組織やチームの管理

    ・より多くのガバナンスポリシーの実装

    ・アプリの一般公開

    Enterprise Plusプランでは主に上記の機能が利用可能になるため、より複雑な機能を実装した本格的な開発を検討されている方におすすめのプランとなります!

    5. PublisherProプラン(月間50ドル)

    PublisherProプランでは、外部ユーザーにアプリの公開をして、ログインなしで無制限のユーザーにアプリを使ってもらえることが可能になります!

    アプリを使用するユーザーが多い場合や、多くの一般ユーザーにアプリを公開したい場合は、PublisherProプランの契約を検討しましょう。

    ※Enterprise Plusプランでも一般公開向けのアプリの開発が可能です。そのため、Enterprise Plusプランを契約している場合は、新たにPublisherProプランを契約する必要はありません。

    StarterプランもしくはCoreプランを契約していて、アプリを多くのユーザーに公開したい場合は別の AppSheet アカウントを使用して、Publisher Proプランの購入が必要となります。

    参考:Appsheetヘルプ「アプリをすべての人と共有する(公開アクセス)場合に必要なサブスクリプション

    GoogleWorkspace有料ユーザーならCoreプランが使える

    AppsheetのCoreプランは、GoogleWorkspaceの有料プランのほとんどにオプションとして一緒に含まれています!

    もしGoogleWorkspaceの有料プランをすでに利用している場合は、Coreプランを無料で使える可能性がありますので、Appsheetのサブスクリプションを契約する前に自分のGoogleWorkspaceの契約しているプランを必ず事前に確認し、利用しているプランにCoreプランが無料で使用できるオプションがついているか必ずチェックしましょう!

    AppSheetのプラン選びで注意したい「カウント方法」

    AppSheetのライセンス数は、「ログインして使用するユーザー」と「ログインなしでアクセスするゲストユーザー」を区別してライセンス数をカウントします。

    ユーザー数は、ログインしているメールアドレスを一つのユーザーとして認識してライセンス数をカウントします。

    またログインをしていないゲストユーザーは端末やアクセス状況でカウントされることがありため、一人が2つのデバイスでゲストユーザーとしてアプリを開いた場合はゲストユーザーを2人としてカウントされます。

    必要なライセンス数を検討する際は、上記のライセンス数のカウント方法に注意が必要です。

    非営利団体・教育機関には割引が適用されることも

    Appsheetは、非営利団体や教育機関には割引が適用されることがあります。

    割引対象の団体、期間であれば50%の料金割引が適応され、開発にかけるコストを下げることができます。

    該当する可能性がある場合は、プラン申し込みの前に割引が適応されるかどうか問い合わせて確認しましょう。

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