AdaloでStripeを使ってクレジットカード決済機能を実装する方法

Stripeを使って、ノーコードツール「Adalo」で作るアプリにクレジットカード決済機能を実装する方法を紹介します。

Stripeアカウントの審査が通過済みの方であれば意外と簡単に導入できるTipsです。

AdaloでECサイトを作りたくて、Stripe決済を実装する手順を探している方の開発の一助になれば幸いです!

動画解説バージョンはこちら!!

また、本メディアを運営する「EPICs株式会社」では、ノーコードを活用したアプリ・システム開発を行っております。

従来のスクラッチ開発に比べ、ノーコードツールを活用した開発には以下のメリットがあります。

  • 開発期間をおよそ1/3に抑えられる → 検証や新規事業に向いている
  • 開発費用をおよそ1/3に抑えられる → 浮いた費用を別の領域に利用できる
  • リリース後の改修スピードも早い → PDCAを早く回せる

日本最大級のノーコード開発実績を持つ弊社なら、高度なものもスピーディーに開発することが可能です。ぜひご相談ください。

EPICs株式会社の特徴
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  • マーケティングまで支援が可能
目次

実装イメージ

AdaloとStripeを連携し、Stripe Paymentコンポーネントを設置すると上記のようなクレジットカード情報入力フォームが表示されるようになります!

カード番号と期限を入力して決済ボタンを押すとStripeの決済処理が走り、決済完了ページへ遷移させる、といった感じです。

AdaloでStripe決済を実装する手順

以下の手順で実装します。

  1. Stripeアカウントを作成して審査に通過する
  2. Stripeのプラグインをインストールする
  3. 商品購入などの決済処理を実行したいページにStripeコンポーネントを設置する
  4. AdaloとStripeを連携させる
  5. Publishable keyとSecret keyを入力する
  6. 決済ボタンのクリックアクションを設定する
  7. Stripeテスト用のカード情報でテスト決済してみる

Stripeアカウントを作成して審査に通過する

Adaloに限らずですが、Stripe決済を導入するにはまずStripeアカウントを作成して以下のようなビジネス情報を入力して審査を受け、認証されたアカウントが必要不可欠です。

  • 事業所在地
  • 業種
  • 事業のウェブサイト
  • 商品、サービス内容の詳細
  • 顧客サポートの詳細
  • 銀行口座情報
  • 本人確認書類の提出
  • etc…

この記事ではStripeアカウントの作成方法については割愛させていただきますが、アカウント作成の手順や注意点を分かりやすくまとめた解説記事は探せば腐るほどあるので、はじめてStripeアカウントを作る方はそちらを参考にしてください。

Stripeアカウントの審査には数日かかることを念頭に入れて、案件に取り組むときはクライアントにStripeアカウントの作成を早め早めに依頼しておくと良いでしょう。

Stripeのプラグインをインストールする

MarketplaceでStripeコンポーネント「Stripe Kit」をインストールします。

商品購入などの決済処理を実行したいページにStripeコンポーネントを設置する

Stripe Paymentコンポーネント

商品などの購入を確定させるページにStripe Paymentコンポーネントを設置します。

決済金額と通過の設定をします。

  • Payment Amount:決済金額を入力します。サンプルでは、Current Productのpriceをセットしています。
  • Currency Type:通過を選択します。日本円(=JPY)を選択しましょう。

AdaloとStripeを連携させる

Stripeと連携完了していないとこの青いボタンが表示されます

StripeコンポーネントのConnect with Stripeと書かれた水色のボタンをクリックした先のページでAdaloとStripeを連携させるための作業を行います。

画面の指示に従って手を動かせば出来る作業なので、筆者が実装した際のキャプチャを何枚か添付して、詳細は割愛させていただきます。

Publishable keyとSecret keyを入力する

ストライプアカウントは正常に接続されました。
安心してこのウィンドウを閉じてください。

前項で連携が成功したら、上のような画面が表示され、Adaloに戻ると青いボタンが消え、「Stripe Connect active」と表示されることを確認できると思います。

そうしたら次は、テストのために「Test Mode」タブを開いてPublishable keyとSecret keyを入力しましょう。

Publishable keyとSecret keyは、Stripeのダッシュボードからコピーできますよ。

決済ボタンのクリックアクションを設定する

決済完了後に実行するアクション例

Stripe Paymentコンポーネントの設定項目の「Submit Button」をクリックすると、決済が完了したときに実行したいアクションを設定できる欄が現れます。

設定するアクションの例を以下に列挙します!

  • 商品のステータス(例:isSold)をTrueに更新する
  • 購入者(Logged in User)と出品者(Current Productのseller)で取引やチャットルームを新規作成する
  • Trigger Notificationでプッシュ通知を飛ばす
  • 決済完了ページ(例:Payment Complete)へ遷移させる

Stripeテスト用のカード情報でテスト決済してみる

最後に、Stripeが用意してくれているテスト用のカード情報でテスト決済して検証しましょう!

テストカードの使用方法の公式ドキュメントはこちら:https://stripe.com/docs/testing#cards

※一度決済すると、そのクレカ情報はSripeに保存されて次回以降は自動でセットされます。

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    著者・監修者
    大熊滉希
    日本最大級のノーコード開発実績を誇るEPICs株式会社の代表。株式会社DRAFT役員として新規事業のコンサルティングに従事した後、EPICsを創業。ノーコード開発の顧問として上場企業に支援も行っている。
    監修者
    石森裕也
    EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
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