【2024年最新】ノーコードBubbleの新料金プランを徹底解説!無料でできること・できないこと

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

こんにちは!EPICs合同会社です!

今回は「Bubbleの新料金プラン」について解説していきます!

どのプランからはじめるか、どのプランが目的とあっているのかを判断するのに参考にしていただけると幸いです!

なお、ノーコードBubbleの概要については以下の記事で解説しています。ぜひ、合わせてチェックしてみてください!

【公認代理店が解説】ノーコードツールBubbleとは?使い方やデメリット、料金を解説

目次
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Bubble新料金プランの変更点一覧

Bubble新料金プランの変更点一覧

Bubbleは、プログラミングの知識がなくてもアプリやウェブサイトを作成できるノーコードツールの一つです。

2023年にBubbleは新しい料金プランを発表し、ワークロードという新しい使用量の計測基準が追加され、従量課金制が導入されました。これにより必要に応じてコストを抑えながら、開発に取り組めるようになりました!

今回は、この新料金プランについて詳しく説明していきます!

変更点1. 「ワークロード」という指標が追加された

アプリでAPI処理、データベース操作、ワークフロー、UXの変化(コンディショナルの設定)などの作業を計測する指標をワークロードと言います!

新しい料金プランにより、純粋なサーバー負荷などではなくこのワークロードが使用量の基準となりました。

変更点2. 従量課金制が追加された

従量課金制とは、アプリが消費するデータ量や機能の使用頻度に基づいて料金が計算されるシステムです。

アプリがデータを多く使う場合や、多くのユーザーがアクセスする場合に料金が発生します!

先ほど紹介したワークロードにはプランごとに規定となる上限回数があります。

上限の回数を超えた場合はワークロードを買い足すということが可能です!

今までのプランでは容量制限がありましたが、速度とパフォーマンスの制限がなくなり、利用しやすくなったということですね!

変更点3. 従量課金に伴ってプランが変更された

従量課金制が導入されたことにより、基本的なプラン(Free、Starter、Growth、Team)に加え、プランの使用量を超えた場合にデータの従量課金制やサブスクを組み合わせて支出を工夫することができるようになりました!

アプリやビジネスの成長に合わせて柔軟にプランを変更することができるようになり、開発コスト削減にもつながるでしょう!

次に、どのプランがどのような用途に合っているか具体的に見ていきましょう。

Bubbleのプランを一覧表で紹介

Bubbleでは、以下4つのプランを用意しています!

プランの特徴によって開発の幅が異なります!詳しくみていきましょう!

プラン対象主な特徴価格帯
Free開発初心者、テスト開発テスト開発や基本的な機能のみ使用可、データ量制限あり無料
Starter小規模プロジェクト
アプリのリリース
商用利用可能、基本的な機能に加えていくつかの拡張機能使用可$29/月(年契約)
Growth成長中のスタートアップ高度な機能アクセス、より多くのデータ処理量、セキュリティ機能強化$119/月(年契約)
Team中規模〜大規模企業多人数でのアクセス許可、サブアプリ開発可能$349/月(年契約)

結局どれ?Bubbleのオススメプランを目的別に紹介

ノーコードBubbleのオススメプラン

Bubbleの料金プランを選ぶときには、どのプランが自分たちの開発したいアプリの目的とあっているのかを確認して選ぶことが非常に重要になります!

プラン別にみていきましょう!

目的別のBubbleオススメプラン
  • テスト開発ならFreeプラン
  • アプリを実際にリリースするならStarterプラン
  • 複雑なアプリ開発やチームでの開発ならGrowthプラン
  • さらに大規模な開発をするならTeamプラン

テスト開発ならFreeプラン

Bubbleを使ってのテスト開発や開発を学びたいだけであれば、Freeプランがおすすめです。

このプランでは、基本的な機能が利用でき、小規模なアプリを作成してテスト開発をすることができます。

ただし、アプリをリリースしたい場合は有料プランを契約する必要があります。

アプリを実際にリリースするならStarterプラン

小規模~中規模のアプリをリリースしたい場合は、Starterプランがおすすめです。

このプランでは、商用利用が可能で、基本的ながらも強力な機能を利用してアプリをリリースすることができます。

ただし、セキュリティ強化や大きなデータ容量などを伴う大規模な開発や複数人で開発を進めたい場合はGrowthプランやTeamプランを利用することをお勧めします。

複雑なアプリ開発やチームでの開発ならGrowthプラン

もっと複雑なアプリを開発する必要があるか、チームでの開発が求められる場合、Growthプランがおすすめです。

セキュリティ強化や、高度な管理機能を提供し、複数人(2人)での共同作業をスムーズに進行できます。

さらに大規模な開発をするならTeamプラン

企業レベルでのアプリ開発や、複数のプロジェクトを同時に管理したい場合は、Teamプランを選択することがおすすめです。

共同編集できる人数も5人に増え、サブアプリの開発など、機能、サポートともに非常に整っているプランです。

目的にあったプランを選ぶことで、効率よくアプリを開発することができるでしょう!

次に、Bubbleの料金プランの特徴について、さらに詳しく説明します。

Bubbleの料金プランの特徴

ノーコードBubbleの料金プラン

Bubbleの料金プランを契約する前に特徴をおさえることで、最適な料金プランを選ぶことになります!

以下の点に気を付けてプランを選んでみると良いでしょう!

アプリ単位で料金が発生する

Bubbleでは、アプリごとに料金が発生します!

つまり、一つのアカウントで複数のアプリを開発する場合、それぞれのアプリに対して料金が発生するということになります。

最初は安いプランからでOK

最初は安いプランから契約していくことがおすすめです

はじめはコストを抑えつつ、アプリの改善が必要になった場合、成長に合わせていつでも別のプランにアップグレードすることができます。

無料でテスト開発をして、有料プランでアプリをリリースすることもできます!

無駄なく、柔軟にプランを考えていくことが重要ですね!

ワークロードユニットについて

ワークロードユニットは、アプリの運用に必要なリソースの量を指します。

これは、データベース操作、ワークフローの実行、データの読み込みなど、アプリで実行するさまざまな機能により、消費されます。

各プランにはワークロードユニットの月間使用量が定められており、この限度を超えると追加料金が発生します。

実際のアプリ使用状況を把握し、適切なプラン選びを行うことが必要になります!

特徴を理解することで、Bubbleを使ってのアプリ開発に最適なプラン選びにつながると思います。

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Bubble料金プランの各項目について解説|無料でできること、できないこと

ここからは、それぞれの料金プランで何ができて何ができないのかを見ていきましょう!

1. アプリをリリースできるか:Starter以上の有料プランが必要

プランアプリのリリース(Access to live version)
Free 不可
Starter 可
Growth 可
Team 可

アプリのリリースにはStarterプラン以上の契約が必要になります!

Freeプランではテスト開発は行えますが、リリースをすることはできません。

2. ワークフローの繰り返し設定ができるか:Starter以上の有料プランなら毎日可

プランワークフローの繰り返し設定(Recurring workflows, Scheduled workflows)
Free 不可
Starter1日ごとに可能(毎日)
Growth1日ごとに可能(毎日)
Team1日ごとに可能(毎日)

有料プランでは、ワークフローの繰り返し設定を毎日行うことができます

メールマガジンの自動送信設定、イベントのリマインダー通知、トライアル期間の終了設定というようなスケジュールを予約して処理するものに役立ちます!

3. 独自のドメインを設定できるか:Starter以上の有料プランが必要

プラン独自のドメイン(Custom domain)
Free 不可
Starter 可
Growth 可
Team 可

有料プランでは自分だけの独自ドメインを設定することができるようになります!

SSL化、URLを作ることができるようになります。

4. チームで開発できるか:Growth以上の有料プランなら可能

プラン複数人での開発(Application editors)
Free  不可
Starter 不可
Growth2人まで
Team5人まで

上位2プランでは複数人での開発が可能です!

Growthプランでは2人まで、Teamプランでは5人までなため、企業での大規模な開発や3人以上での開発ではTeamプランを選択する必要が出てきます!

5. Bubbleバナーを削除できるか:Starter以上の有料プランなら削除可

プランBubbleバナー(Branding & SEO)
Free削除不可
Starterなし
Growthなし
Teamなし

有料プランではBubbleのバナーである「Bubble on Bubble」というバナーを消すことができます。

6. APIと連携できるか:Starter以上の有料プランなら可

プランAPI連携
Free 不可
Starter 可
Growth 可
Team 可

有料プランではAPIの連携ができるようになります。

無料プランではAPI連携のテスト開発はできないため、有料プランで行う必要があります。

7. データバックアップ期間の長さ:Growth以上で一気に長くなる

プランバックアップ期間(Data backup & restore)
Free6時間
Starter2日間
Growth14日間
Team20日間

Bubbleではデータベース、サーバー、バージョンのバックアップをすることができます。

プランが上位になるにつれ、重要で大規模なプロジェクトになるので、期間が長くなっているのが特徴です。

8. バージョン管理ができるか:Freeは不可、StarterはBASIC、Growth以上はPREMIUM

プランバージョン管理(Version control)
Free なし
StarterBASIC
GrowthPREMIUM
TeamPREMIUM

Bubbleのバージョン管理機能は、BASICとPREMIUMの二つのレベルで提供されています!

BASICレベルでは、セーブポイントの作成、セーブポイントの復元、本番環境へのリリースが提供され、PREMIUMレベルではBASICの機能に加え、ホットフィックスブランチの利用、カスタムブランチの利用、ブランチの同期が利用できるようになります。

9. ストレージ容量はいくつか:高額プランほど多くの容量

プランストレージ容量(File storage)
Free0.5GB
Starter50GB
Growth100GB
Team1TB

Bubbleの各プランには、使用できるストレージの量が異なります。

ストレージ容量は、アプリ内で利用される画像、動画、ファイルなどのデータを保存するためのスペースを指します。

より高いプランほどより多くのストレージ容量が利用できるため、大規模なデータを扱うアプリを開発する場合などはおすすめです!

10. 許容データベース数はいくつか:Freeは200まで、Starter以上は無制限

 プラン許容データベース数(Database things)
Free200個
Starter無制限
Growth無制限
Team無制限

データベース数とは、アプリの作成や管理のできるデータベースの最大数を指します。

Freeプランではデータベース数が200個までと制限されていますが、有料プランではこの制限がなくなります

11. 一月に消費できるワークロードユニット数はいくらか:徐々に伸びていく

プラン月に使用できるワークロードユニット(Monthly workload units)
Free50K
Starter175K
Growth250K
Team500K

先ほど述べたように、ワークロードユニット(WU)は、アプリが月に消費するリソースの量を表します。

各プランにはワークロードユニットの使用枠が設定されており、この枠を超えると追加の料金が発生するしくみになっています。

12. ワークロードユニット超過にかかる料金はいくらか:有料プランなら変化なし

プランワークロードユニット超過にかかる料金(Monthly workload overages)
Free ー
Starter1K当たり0.3ドル
Growth1K当たり0.3ドル
Team1K当たり0.3ドル

ワークロードユニットが契約プランの許容範囲を超えた場合、超過分に対して追加料金が発生します。

有料プランのであれば、超過しても料金は変わりません。

13. 2段階セキュリティ認証が可能か:Growth以上なら可能

プラン2段階認証(Two-factor authentication)
Free 不可
Starter 不可
Growth 可
Team 可

BubbleのGrowthプラン以上で提供される2段階認証は、アプリのセキュリティを大幅に強化する機能です。

特に、顧客データや重要なビジネス情報を扱うアプリを開発する場合は2段階認証を取り入れると良いでしょう!

14. パスワード保護が可能か:Starter以上なら公開したアプリにも可能

プランパスワード保護(Password protection)
Freeエディター
Starterエディターとアプリ
Growthエディターとアプリ
Teamエディターとアプリ

Bubbleではパスワードの設定が可能です。

パスワードを設定することで、部外者による編集や情報漏洩を保護することができます。

無料プランではエディターのみパスワード保護が可能ですが、有料プランではリリースしたアプリやサイトにもパスワードを設定することができます。

15. サブアプリを作れるか:最上位のTeamプランのみ可能

プランサブアプリの作成(Main app + sub apps)
Free 不可
Starter 不可
Growth 不可
Team 可

Teamプランでは、サブアプリの作成が可能です。

これは、メインアプリから独立して機能やデータベースを持つことができる追加アプリを作成できる機能のことです。

複数のプロジェクトを管理する場合や顧客ごとにデータベースの異なるSaaSアプリを開発する際に役に立つ機能になります!

16. CSVのインポートとエクスポートできるか:Starter以上なら可能

プランCSVのインポート/エクスポート(Import / Export CSV)
Free 不可
Starter 可
Growth 可
Team 可

有料プランでは、CSVファイルのインポートとエクスポート機能がついています

ユーザーは既存のデータをBubbleに簡単に取り込むことができます。また、アプリ内のデータをCSVの形でエクスポートして、外部のアプリで利用することも可能になります。

17. Bubble公式からのサポート:全プランで可能

プランサポート内容(Support)
FreeEmail&フォーラム
StarterEmail&フォーラム
GrowthEmail&フォーラム
TeamEmail&フォーラム

Bubbleでは、すべてのプランで一定レベルのサポートが提供されます!

コンタクトページから、問い合わせをすることができます!

こちらから:お問い合わせ |バブル (bubble.io)

Bubbleのどのプランが目的や開発したいアプリとあっているのかを吟味して、最適な料金プランの選択の一助になれば幸いです!

ノーコードBubbleの料金支払い方法

Bubbleの月額料金の支払い方法はクレジットカード払いとなっており、請求書払いなどは対応していません。

また米ドルで請求がかかりますので、米ドル支払いに対応したクレジットカード・デビットカードを使用する必要があることにも注意しましょう。

ノーコードBubbleの料金についてよくある質問

Bubbleのサブスクリプションをキャンセルした場合はどうなりますか?

プランのキャンセルをした場合は、キャンセルした時点でプランは変更がされます。

そのため公開をしていたアプリがある場合は有料のプランをキャンセルした瞬間に公開中のアプリは使用ができなくなるので注意が必要です!

年払いと月払いで料金は変わりますか?

変わります!2024年5月時点では月払いの場合は$32/月で、年間払いの場合は$29/月となるので、年払いの方が少し安くなっています!

支払いは日本円で可能ですか?

Bubbleの支払いは原則米ドルでの支払いとなるため、円での支払いはできません。

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