BubbleにWordPressの個別記事データを動的に表示させる方法

著者:大熊滉希
ノーコード特化のアプリ/システム開発事業を展開するEPICsの代表。
前職にて新規事業コンサルティングを行う企業で役員を歴任した後、
最小の経営資源で開発を行えるノーコードに可能性を感じEPICsを創業。

運営会社:EPICs株式会社
日本最大級の開発実績を誇るノーコード特化のアプリ/システム開発会社。
最安30万円・最短2週間から、BubbleやAdaloなど多様なツールの中からニーズに合わせた最適な開発を提案・実施している。Adalo公認エキスパートも在籍。

ノーコードツール「Bubble」でWordPressの個別記事データを動的に表示させる方法を紹介します。

このTipsのポイントは、API Connectorで指定するエンドポイントにパラメーターを使うことです。

今回の記事は前回の「BubbleにWordPressの記事一覧を表示させる方法」の続きなので、そちらまだの方はぜひ順番に確認していただくと理解が深まるかと思います!

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目次
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実装イメージ

前回の記事でWordPress REST APIを使って表示した記事一覧の各記事をクリックしたときに、記事詳細ページへ遷移させ、該当のWordPress個別記事データを表示させるのが今回の実装イメージです。

Bubbleの記事詳細ページではWordPress個別記事の以下を表示させます。

  • 記事タイトル
  • 公開日時
  • アイキャッチ画像
  • カテゴリー
  • 記事本文

post_idやパラメーターが今回の肝となります。

実装手順

以下の手順で実装します。

  1. WordPressの個別記事データを取得するAPIの設定をする
  2. 記事一覧の各記事ブロックをクリックしたときのワークフローを設定する
  3. 記事詳細ページで、取得した個別記事データを流し込む

WordPressの個別記事データを取得するAPIの設定をする

まずはプラグイン「API Connector」の設定画面から新しくCallするAPIの設定をしましょう。

API名は適当に「getPost」などの名前にして、エンドポイントとURL parametersを以下のように設定します。

弊社WordPressブログの個別記事データを取得するAPI設定例

WordPress REST APIの個別記事のエンドポイントは、/posts/記事IDのフォーマットですが、今回はベタ打ちではなく、動的に記事IDをセットしてデータを取得したかったので、添付のように[]の中にURL parametersのKeyを入れました。

Keyに対してValueは適当な記事IDを入れてinitialize callしましょう。

/wp-json/wp/v2/posts/[post_id]?_embed

エンドポイントのオプションで、_embedを加えることで、postエンドポイントにアイキャッチ画像のデータを含めることができます。

記事一覧の各記事ブロックをクリックしたときのワークフローを設定する

記事詳細に記事IDをパラメーターで渡す

APIの準備完了したら次は、記事一覧の各記事をクリックしたときに詳細ページへ遷移するワークフローを設定します。

Go to pageで記事詳細ページを指定するのは言うまでもありませんね。

今回のポイントは、「Send more parameters to the page」です。

  • Send more parameters to the pageにチェックをつける
  • Keyに、post_idを、値はクリックした各記事のAPIで取得したデータのid(例:Current cell's API Call's id)をセットします

このようにidをパラメーターで遷移先に渡すことで動的に個別記事データを流し込むことができます。

記事詳細ページで、取得した個別記事データを流し込む

仕上げです。一覧から飛ばしてきた個別記事データを、記事詳細ページで表示させるためにType of contentと、Data sourceなどの設定を添付画像のようにしましょう!

Data sourceの(path)には、Get data from page URLを使って、さきほど一覧ページから引き継いできたパラメーターpost_idを指定すればOKです。

※記事タイトル、公開日時、アイキャッチ画像、カテゴリーをセットする方法は前回の記事で解説したのとほぼ同じなので割愛させていただきます。

なかなかボリューミーで大変だったとは思いますが、今回もここまで読んでくださってありがとうございました!

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