Bubbleでネイティブアプリを開発する方法!スマホの機能は使える?
こんにちは!EPICs株式会社です!
Bubbleは、コードを書かずにWebアプリを開発できるノーコードツールです。
企業の業務システムから個人向けのアプリまで、幅広い分野のアプリを開発できます。
BubbleはWebアプリの開発に向いているノーコードツールですが、Adaloなどのほかのツールのようにネイティブアプリは開発することができるのでしょうか?
本記事では、Bubbleでネイティブアプリを開発する方法について具体的に解説していきます!
Bubbleのネイティブアプリ開発は可能?
結論から伝えると、Bubbleでネイティブアプリを開発することは可能です!
Bubbleは基本的にWebアプリ開発に向いているノーコードツールですが、下記でご紹介するいくつかの方法を使えばネイティブアプリを開発することができます!
招待制でネイティブアプリ開発が可能
Bubbleは2024年10月に「Native mobile app editor(β版)」を発表し、招待制でネイティブアプリを開発できる機能を提供しています!
Waitlistに申し込むことで招待をまつことができます。
しかし、まだ試験的な運用ということもあるのか、いつ招待が来るかはまだ不明となっています。
弊社でも上記の機能が発表されたときにWaitlistに申し込みを行い、その後の状況確認等の連絡をBubble社へしましたが、連絡はない状況となっており別の方法でネイティブアプリ開発を行っています。
外部ツールを使えば可能
Bubbleでネイティブアプリを開発する場合、外部ツールを使うことでネイティブアプリを開発するが可能になります!
主な外部ツールは下記となります。
・Native mobile app editor
・BDK
・GoNative
・Codeless Academy
・Nativator.io
上記のツールを使うことで、Bubbleでネイティブアプリを開発できます。
Bubbleでネイティブアプリを開発する方法
下記にて、Bubbleでネイティブアプリを開発する方法を具体的に解説します。
<h3>Native mobile app editorを使用する</h3>
Native mobile app editorBubble
Native mobile app editorBubbleは、Bubbleが提供している公式機能です。
現在、この機能はベータ版として提供されており、利用を希望する場合はWaitlistに登録する必要があります。
しかし、正式なリリース時期や招待のタイミングは明確になっていないという注意点があります。
BDKを利用する
BDKは、一度の購入で利用可能な買い切り型のツールで豊富なネイティブ機能の実装が可能となっています。
このツールを使うことで、プッシュ通知、GPS、カメラアクセスなどのネイティブアプリに必要な機能が実装できます。
弊社では、このBDKを利用してネイティブアプリを開発しています!
GoNativeを利用する
GoNativeもBubbleでネイティブアプリを開発できるツールですが、料金は非常に高額なツールとなっています。
プッシュ通知、ファイルアップロード、オフラインアクセスなどのネイティブ機能が実装できます。
Full-Service Agencyプランでは7200ドルの費用が発生するため、コスト面での負担が大きいです。
Codeless Academyを利用する
Codeless Academyは、BDKのような買取型ではなく、サブスクリプション型のツールとなります。
Codeless AcademyもBubbleでネイティブアプリを開発することができ、豊富なネイティブアプリの機能を実装でき、Bubbleのプラグインストアから購入できます。
Codeless Academyを活用することで、Face IDやTouch ID、Apple Pay、プッシュ通知といったネイティブ機能を実装できます。
Nativator.ioを利用する
Nativator.ioでも、Bubbleで開発したアプリをネイティブアプリとしてリリースすることが可能です。
弊社では以前Buildだけ作成依頼したことがあり、支払いのみ完了しサービスが使えなかったといったことがありました。
その際は、BDKに切り替えて事なきを得ましたが、上記のような事象を弊社では実際に経験していますので、利用の際は注意が必要です。
Bubbleのネイティブアプリ開発で対応できること
Bubbleでネイティブアプリを開発すると、ネイティブアプリに必要な機能が様々利用できるようになります。
下記では、Bubbleでネイティブアプリを開発することで対応できることについて解説します。
AppStoreなどストアへの公開申請
Bubbleで開発したアプリは、上記でご紹介したツールを活用することでネイティブアプリとして、App StoreやGoogle Playといったストアに公開申請することができます。
公開申請をする場合は、Apple Developer ProgramやGoogle Play Consoleへの登録が必要です。
また、提出前にストアのガイドラインを満たしているかを確認なども行い、アプリとしてストア申請が問題ないかチェック等を行います。
プッシュ通知などデバイス機能の活用
Bubbleでネイティブアプリを開発する場合、プッシュ通知を実装することが可能です。
プッシュ通知は、アプリを利用しているユーザーに必要な情報を届けたり、予約アプリの場合はリマインドの通知をするなど、アプリの利便性を向上させることができる機能となります。
Bubbleでネイティブアプリを開発するとこの機能が実装できるので、よりユーザーの利便性を高めたアプリを開発できます。
GPSへのアクセス
Bubbleで開発するネイティブアプリには、GPS機能にも対応できます。
GPS機能を活用することで、ユーザーの位置情報を取得し、ユーザーの現在地を活用したアプリを開発が可能となります。
こちらの機能を使えば、地図アプリやチェックイン機能が実装されたアプリなども開発できますね!
iOSやAndroidでは、アプリ使用時に位置情報アクセスの許可が必要となります。
カメラへのアクセス
Bubbleのネイティブアプリはカメラ機能が利用できます!
カメラへのアクセスを有効化することで、アプリ内での画像や動画の撮影、バーコードスキャンなどの機能を実装したアプリが作れます。
カメラへのアクセスを対応させるときはプライバシーの観点から、アプリ利用時にカメラアクセスの許可を求める必要があります。
ネイティブアプリ開発に向いたノーコードツール
ノーコードツールには、Bubble以外にもネイティブアプリを開発することができるツールがあります!
ネイティブアプリを開発できるノーコードツールは主に下記のツールとなります!
AdaloはシンプルなMVPなどに
Adaloは、シンプルなMVPなどのネイティブアプリ開発に適したノーコードツールです。
Adaloは、直感的でシンプルな操作性でアプリを開発することができ、コードの入力などプログラミングスキルがなくても、気軽にアプリ開発ができます。
デザインのテンプレートもあるため、開発期間を短く、低価格で開発を行えます。
Adaloはシンプルなツールの分、利用できる機能やデザインは制限があり、柔軟性がややかけるツールです。
そのため、シンプルなMVP開発といった開発期間を短く、低予算でネイティブアプリを開発したいときに利用したいノーコードツールと言えます。
FlutterFlowはより高度なネイティブアプリに
FlutterFlowは、より高度なネイティブアプリの開発に適したツールです!
デザインが豊富で、複雑な機能を実装したいときはコードを書くことで対応できるなど、非常に柔軟性に優れたツールとなっています。
開発するネイティブアプリに、複雑で高度なロジックの機能を実現したい時や、細部までデザインをこだわって開発したいなど高品質なネイティブアプリを作りたいときは、FlutterFlowを使うことで実現が可能です。
Bubbleで作られたネイティブアプリ開発事例3選
弊社では、実際にBubbleを使ってネイティブアプリを開発しています!
下記にて、Bubbleを使って開発したネイティブアプリをご紹介します。
商品購入の促進まで行えるSNSアプリ『DemoType』
『DemoType』は、ユーザーが商品のレビューやライフスタイルに関する情報を、TikTokのようにショート動画として投稿、閲覧ができるSNSアプリです!
ショート動画の投稿や閲覧機能に加えて、ユーザー間でのフォロー機能やお気に入り機能など、SNSアプリにおいて必要な機能を実装しています。
こちらのネイティブアプリの開発期間は、約6か月です。
スキマ時間情報アプリ『buzaar』
『buzaar』は、毎日更新されるお得なセール情報を手軽に探せるニュースアプリです!
商品の投稿や閲覧機能やユーザーに適切な情報が届けられるよう、顧客の情報に基づく緻密なアルゴリズムを実装しています。このアルゴリズムでは、登録情報に加えてユーザーの閲覧履歴などからもおすすめ情報が届くような実装も行いました!
開発期間約8か月を経て、ネイティブアプリとして開発されました!
知識の定着が促せる研修アプリ『推す!研修』
『推す!研修』は、社員が受講している研修の管理や研修の効果を測定するといった、研修教育効果の見える化と定着を目的とした企業向けの研修アプリです!
アプリ内で受講した研修へのコメント投稿機能や検索機能といった様々な機能を実装したネイティブアプリとなっています。
約6か月の開発期間を経て、リリースされています!
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