【2026年最新】MVP開発に本当におすすめな開発会社10選!選び方・費用の目安も解説

新しいサービスや事業を立ち上げるとき、多くの担当者を悩ませるのが「どこまで作り込むべきか」という問題です。

最初から機能を詰め込んだプロダクトを開発すると、費用も期間も膨らみ、いざ世に出したら思ったほど使われなかった、という失敗も少なくありません。

そこで近年注目を集めているのが、必要最小限の機能だけを素早く形にして市場の反応を確かめる「MVP開発」です。とはいえ、MVP開発を任せる会社選びは簡単ではなく、「小さく作れる」だけでは十分といえません。仮説の整理から改善までをどこまで伴走してくれるかが、成果を大きく左右します。

本記事では、2026年最新版として、MVP開発に本当におすすめできる開発会社10社を厳選してご紹介します。

選び方のポイントや費用の目安もあわせて解説しますので、発注先選びの判断材料としてお役立てください。

なお、私たちEPICs株式会社は、国内最大級となる200件以上のノーコード開発実績を持つ会社です。ノーコードとAIを組み合わせた開発により、従来の一から作るスクラッチ開発と比べて費用を約1/3に抑えられます。相談の9割が新規開発案件であり、まずはノーコードで素早く検証し、事業の成長に合わせて後からスクラッチ開発へ移行できる柔軟さも強みです。MVP開発の第一歩に、ぜひご相談ください。

この記事でわかること

Q1. MVP開発でおすすめの会社はどこ?
EPICs株式会社、GeNEE、mofmof、divx、Mambacom、CitrusApp、ヒューマンモードなど計10社を紹介。ノーコードに強い会社、アプリ開発専門、料金が明快な会社などタイプはさまざま。自社の目的や作りたいものに近い実績を持つ会社を選ぶのがおすすめです。

Q2. MVP開発会社はどう選べばいい?
確認したいのは4点。要件定義から相談できるか、ノーコードなど短期間・低コストで作れるか、本開発・改善まで一貫して任せられるか、自社に近い開発実績があるか。料金や知名度だけで決めず、仮説整理から伴走してくれる会社を選ぶと成果につながります。

Q3. MVP開発の費用と期間はどのくらい?
機能を絞った小規模なら50万〜150万円・約1〜1.5か月、決済や管理画面を含む中規模で150万〜400万円・約1.5〜3か月が目安。ノーコードを活用すれば、一から作るスクラッチ開発より費用も期間も抑えやすくなります。

日本最大級のノーコード開発実績!アプリ・システム開発サービス
目次

MVP開発とは最小限の機能で素早く市場検証する開発手法

MVP開発とは、必要最小限の機能だけを備えたプロダクトを短期間で立ち上げ、実際に使ってもらったユーザーの反応やデータをもとに改善を重ねていく開発の進め方です。MVPは「Minimum Viable Product」の頭文字をとった言葉で、日本語にすると「実用に足る最小限の製品」といった意味になります。

この手法の核心は、最初から完璧を目指さないという点にあります。まずはサービスの中心となる機能だけに絞って世に出し、「本当にニーズがあるのか」「どこが使いにくいのか」を実際のユーザーから教えてもらう。そのうえで、改善すべき点を見極めて次の開発につなげていく。このサイクルを繰り返しながら、少しずつ完成度を高めていく考え方です。

なぜこの進め方が支持されているのでしょうか。理由は大きく分けて、次の4つのメリットにあります。

まず、初期の開発コストと期間を大きく抑えられること。作る機能を絞り込むため、無駄な開発を避けられます。次に、実際の利用者の声をもとに進めるので、顧客の本当のニーズをつかみやすいという利点。さらに、早い段階でフィードバックを得られることで、方向性のズレを軌道修正でき、大きな作り直しという失敗のリスクを最小限にできます。そして、素早く市場に出せるため、競合がまだ少ないうちに参入して有利な立場を築ける、いわゆる先行者としての強みも得やすくなります。

一方で、MVP開発は単に「小さく作ればよい」というものではありません。どの機能を最小限とするか、どの仮説を検証したいのかを見極める力が問われます。ここを誤ると、検証したいことが検証できないまま、ただ機能の乏しいプロダクトができあがってしまうおそれもあります。だからこそ、事業の狙いを整理する段階から一緒に考えてくれる開発会社を選ぶことが重要になるのです。

なお、MVP開発は「アジャイル開発」や「PoC」といった手法としばしば混同されます。それぞれの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

PoCの段階から発注先を探している方は、以下の記事もご参照ください。

PoC開発のおすすめ会社16選!開発会社の選び方やコストを抑える方法も解説

MVP開発におすすめの開発会社10選

ここからは、MVP開発を任せられるおすすめの開発会社10社を、それぞれの特徴とともにご紹介します。ノーコード(プログラミングをせずに開発できる仕組み)に強い会社から、アプリ開発を専門とする会社まで、得意分野はさまざまです。自社の目的に近い会社を見つける手がかりとしてください。

今回ご紹介するのは、以下の10社です。

  • EPICs株式会社
  • 株式会社GeNEE
  • 株式会社mofmof
  • 株式会社divx
  • 日本インキュベイトパートナーズ
  • 株式会社Mambacom
  • 合同会社CitrusApp
  • AtomBase株式会社
  • 株式会社ヒューマンモード
  • からくり株式会社

EPICs株式会社

EPICs株式会社
項目内容
設立〈自社情報を記載〉
本社所在地〈自社情報を記載〉
対応領域Webシステム・アプリ・業務システム(ノーコード×AI駆動開発)
特徴国内最大級の200件以上の実績。費用を約1/3に抑え、新規開発に強い

EPICs株式会社は、ノーコードとAIを組み合わせた開発を主軸とする会社です。BubbleやAdalo、FlutterFlowといった主要なノーコードツールに幅広く対応しており、「そもそもどのツールで作るべきか」という入り口の相談から一緒に考えられる点が特徴といえます。

強みは、大きく3つあります。1つ目は、国内最大級となる200件以上の開発実績。豊富な経験が、開発のスピードと品質に直結します。2つ目は、ノーコードとAI駆動型開発を掛け合わせることで、従来の一から作るスクラッチ開発と比べて費用を約1/3まで抑えられること。3つ目は、まずノーコードで素早く検証を始め、事業が軌道に乗った段階で後からスクラッチ開発へ移せる柔軟さです。

さらに、開発して終わりではなく、リリース後のマーケティング支援まで一気通貫で対応しています。相談の9割が新規開発案件であるため、「アイデアはあるが、何から手をつければいいかわからない」という段階からのご相談も歓迎です。

株式会社GeNEE

株式会社GeNEE
項目内容
設立2017年4月
本社所在地東京都港区六本木1-4-5 森ビルアークヒルズサウスタワー
対応領域業務・Webシステム、スマホアプリ、DX・AI開発
特徴ビジネス・技術・UI/UXの三位一体型チーム。開発実績350件超

株式会社GeNEEは、東京・六本木に本社を置く開発会社です。プロジェクトマネージャー、エンジニア、UI/UXデザイナーの三位一体型チーム体制で開発を進める点が特徴で、事業・技術・デザインの3つの視点をバランスよく取り入れられます。

事業内容の一つに「MVP開発・新規事業創造」を掲げており、単にシステムを作るだけでなく、事業の立ち上げそのものに寄り添う姿勢を持っています。大手企業や官公庁との取引実績も豊富で、しっかりした体制のもとで進めたい企業に向いた会社です。品質や運用体制を重視する新規事業に、心強い選択肢となるでしょう。

株式会社mofmof

株式会社mofmof
項目内容
設立2015年4月
本社所在地東京都渋谷区桜丘町
対応領域Webシステム・アプリ開発
特徴新規事業向けの開発が得意。スクラムで週次に伴走、月額制の開発チームレンタルも

株式会社mofmofは、2015年に設立された東京都渋谷区の開発会社で、「新規事業のためのシステム開発」を得意としています。

開発の進め方には、アジャイル開発の一種である「スクラム」を採用。週単位で開発する範囲を決め、毎週の打ち合わせで実際に動くものを見てもらいながら、フィードバックを次の開発に反映していきます。数カ月ほどでMVPを形にし、検証しながら必要な機能を足していくスタイルです。お客様自身にも開発に参加してもらう伴走型の姿勢が、この会社らしさといえます。

企業関係者様からのコメント

特に注目すべきは、プロジェクトの目的確認を徹底し、よくある失敗パターンを事前に回避する取り組みです。
スタートアップでは技術的な判断ミスが致命的な影響を与える可能性がありますが、同社の経験豊富なチームがリスクを最小化してくれます。
また、UI/UXの構築からプロダクト開発までをワンストップで対応するプランも用意されており、予算に応じて、スピード感のあるPoCからハイクオリティな製品開発まで依頼することが可能です。

─── 株式会社mofmof 岩井様より(ノーコードゼミ編集部が取材・編集)

株式会社divx

株式会社divx
項目内容
設立2021年
本社所在地東京都港区赤坂
対応領域Webシステム・AI・クラウド開発
特徴AIを活用した「MVP開発パック」で高速開発。AWSパートナー認定

株式会社divx(ディブエックス)は、2021年創業の、AI技術を活用したソフトウェア開発を手がける会社です。東京・赤坂に拠点を構え、2022年にはAWSのパートナー認定を受けており、クラウド技術の面でも一定の評価を得ています。

MVP開発においては「MVP開発パック」という専用サービスを用意しているのが特徴です。AIを活用した開発手法を取り入れることで、一般的な開発方法よりもスピーディーで効率のよいシステム開発を可能にしています。「どの機能から作り始めればいいかわからない」という段階でも、ビジネスの目標から逆算して必要な機能と優先順位を整理してくれるため、初めての新規開発でも相談しやすい会社です。

日本インキュベイトパートナーズ

日本インキュベイトパートナーズ
項目内容
運営会社株式会社日本テレアポセンター(2020年6月設立)
本社所在地東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F
対応領域新規事業の開発・支援、人材マッチング
特徴独自メソッドで、開発から成長までを継続的にサポート

日本インキュベイトパートナーズは、株式会社日本テレアポセンターが手がける事業の一つで、新規事業の開発や支援に特化したサービスです。他社と少し毛色が異なり、システムを作ること自体よりも「新規事業を立ち上げ、育てること」に重点を置いています。

独自のメソッドを用いて、新規事業の開発から成長までを継続的にサポートするほか、新規事業開発に長けた人材や事業を伸ばす人材をマッチングし、人手不足の課題解決も支援しています。開発だけでなく、事業を進めるための人の面まで含めて相談したい企業に適した相手といえるでしょう。

株式会社Mambacom

株式会社Mambacom
項目内容
設立2021年7月
本社所在地東京都
対応領域Webサイト・アプリ開発、システム開発
特徴最短1ヶ月・110万円(税込)のスピードMVP開発。月額定額制にも対応

株式会社Mambacomは、「スピードMVP開発」を看板に掲げる会社です。最大の特徴は、料金と期間が明快なこと。最短1ヶ月、110万円(税込)でプロダクトの開発を実現するとうたっており、初めて開発を発注する方でも予算とスケジュールの見通しを立てやすくなっています。

打ち合わせは最大2回まで無料で、契約後はデザインからシステムまで開発し、リリースまで対応。週に1回、進捗や今後の方針を共有するミーティングを行うため、進み具合が見えにくいという不安も抑えられます。「開発経験がない」「予算も時間も限られている」という段階から、まず小さく始めたい方に向いています。

合同会社CitrusApp

合同会社CitrusApp
項目内容
設立2021年11月
本社所在地東京都調布市
対応領域ノーコードアプリ・専用SaaS開発、MVPコンサルティング
特徴初期費用0円・月額5万円〜、最短2週間の高速開発

合同会社CitrusAppは、中小企業向けにAI駆動で「専用SaaS」を開発する会社です。SaaSとは、インターネット経由で使えるソフトウェアのことで、同社は営業管理や在庫管理など、その会社の業務にぴったり合ったシステムを提供しています。

料金面のわかりやすさも魅力で、初期費用0円、最短2週間、月額5万円からという手軽さで始められます。新規サービスのPoC・MVPの高速開発にも対応しており、業務整理から要件定義、開発、運用改善までを一貫して支援。必要な機能だけを小さく導入し、使いながら育てていく進め方なので、費用を抑えつつ現場に定着するシステムを求める企業に適しています。

AtomBase株式会社

AtomBase株式会社
項目内容
設立2023年
本社所在地東京都渋谷区神宮前
対応領域Webシステム・スマホアプリ(ノーコード)
特徴ノーコードで短納期・低価格。平均約2週間でローンチ

AtomBase株式会社は、東京都渋谷区に本社を置く、ノーコードツールを活用した短納期の開発を強みとする会社です。自社プロダクト開発では、ノーコードツールによって平均で約2週間でのローンチを実現しており、スピード感のある立ち上げを得意としています。

MVP開発を経て、市場やユーザーの反応を見ながら開発と成長を進める流れを、自社での開発を通じて熟知している点も心強いところ。代表は金融システムや民泊システムの開発を手がけた経験を持ち、上流工程のコンサルティングにも対応できます。課題はあるが具体的な要件はこれから、という企業の相談先として頼りになるでしょう。

株式会社ヒューマンモード

株式会社ヒューマンモード
項目内容
設立2020年7月
本社所在地東京都千代田区二番町5-2 麹町駅プラザ901
対応領域Bubble・AI活用の受託開発(MVP・プロトタイプ)
特徴Bubbleを軸にしたプロダクトスタジオ。自社サービスも運営

株式会社ヒューマンモードは、Bubbleを活用したMVP開発に強みを持つプロダクトスタジオです。Bubbleは代表的なノーコードツールの一つで、これを軸にすることで、一から作るスクラッチ開発と比べてスピーディーに形にできます。

要件定義から設計、開発、リリースまでを一気通貫で進めやすく、初期検証のスピードを重視する企業に向いています。さらに、自社でもプロダクトを運営しているため、単なる受託開発にとどまらず、事業目線を持ってMVPを組み立てられる点も特徴。短期間で市場に出してユーザーの反応を見たい企業にとって、相性のよいパートナーです。

からくり株式会社

からくり株式会社
項目内容
設立2010年12月
本社所在地東京都港区芝1-4-3 SANKI芝金杉橋ビル2F
対応領域iOS・Android・Webアプリ開発、インフラ構築
特徴社員の9割がエンジニア。国内開発でアプリに強い

からくり株式会社は、iOS・Android・Flutterのアプリ開発を強みとする、東京都港区の開発会社です。2010年に設立され、大手企業向けのアプリ開発でも数多くの実績を積み上げてきました。

特徴は、社員の9割がエンジニアで構成されていること。ディレクターを介さずエンジニアと直接やり取りできるため、要望をスムーズかつきめ細かく形にできます。オフショア開発は行わず国内で開発する方針で、近年はAI駆動開発を前提に、インフラ構築からアプリ実装までを一貫して担える体制を強化しています。スマートフォン向けのアプリでしっかりしたものを作りたい企業に、有力な選択肢となります。

MVP開発会社10社の比較一覧表

ここまで紹介した10社を、一覧で比較できるようまとめました。会社選びの参考にしてください。

会社名特徴(一言)対応領域こんな企業におすすめ
EPICs株式会社ノーコード×AIで費用を約1/3に。リリース後の集客まで一貫支援Webシステム、アプリ、業務システム費用を抑えつつ新規事業を素早く検証したい企業
株式会社GeNEE事業・技術・デザインの三位一体型チーム。大手実績も豊富システム、アプリ、DX、AI開発品質や体制を重視して進めたい企業
株式会社mofmof新規事業に特化。スクラムで週次に伴走Webシステム、アプリ二人三脚で新規事業を育てたい企業
株式会社divxAI活用の「MVP開発パック」で高速開発Webシステム、AI、クラウドAIを活かしてスピーディーに検証したい企業
日本インキュベイトパートナーズ新規事業支援に特化。人材マッチングも新規事業開発、事業グロース支援開発と人手の両面で支援がほしい企業
株式会社Mambacom最短1ヶ月・110万円(税込)の明快な料金Webアプリ、システム開発予算と期間の見通しを重視する企業
合同会社CitrusApp初期費用0円・月額5万円〜の専用SaaS専用SaaS、PoC/MVP、業務改善現場に合った業務システムを安く始めたい企業
AtomBase株式会社ノーコードで平均約2週間のローンチWebシステム、アプリとにかく早く立ち上げたい企業
株式会社ヒューマンモードBubble活用のプロダクトスタジオWebシステム、アプリ(ノーコード)ノーコードで効率よく検証したい企業
からくり株式会社社員9割がエンジニア。国内でのアプリ開発に強みiOS/Android/Webアプリ品質の高いスマホアプリを作りたい企業

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MVP開発会社の選び方4つのポイント

MVP開発を任せられる会社は数多くあり、どこに外注すべきか迷ってしまう方も多いでしょう。ここでは、受託先を選ぶときに確認しておきたい4つのポイントを解説します。料金や知名度だけで決めてしまうと、「思っていた進め方と違った」というすれ違いが起こりがちです。次の観点をおさえておくことで、自社に合った委託先を見極めやすくなります。

確認したいポイントは、以下の4つです。

  • 事業の整理や要件定義から相談できるか
  • ノーコード開発など短期間・低コストで対応できるか
  • MVP後の本開発・運用・改善まで一貫して任せられるか
  • 開発実績・事例はあるか

事業の整理や要件定義から相談できるか

MVP開発でまず大切なのは、「何を作るか」よりも「何を作らないか」を決めることです。

あれもこれもと機能を詰め込んでしまうと、検証したいことがぼやけてしまい、費用も期間もふくらんでしまいます。だからこそ、作るべき機能を絞り込む段階から一緒に考えてくれる会社かどうかが、重要な判断材料になります。

具体的には、事業のアイデアを聞いたうえで「本当に検証すべき仮説は何か」を整理し、要件定義(どんな機能を、どこまで作るかを決める作業)まで踏み込んで提案してくれるかを確認しましょう。受託して言われたものをそのまま作るだけの会社よりも、事業の狙いに立ち返って壁打ちの相手になってくれる会社のほうが、MVPの成果は大きくなります。「アイデアはあるが、要件がまだ固まっていない」という段階でこそ、この力が問われます。

ノーコード開発など短期間・低コストで対応できるか

MVP開発の狙いは、市場のニーズをできるだけ早く確かめることにあります。

開発に時間がかかりすぎると、その間に市場の状況が変わってしまい、せっかく作ったもののニーズが薄れてしまうおそれも。ですから、短い期間と抑えた費用で形にできる手段を持っているかは、外注先選びの大きなポイントです。

その代表的な手段が、プログラミングをせずに開発できる「ノーコード開発」です。たとえばBubble(ビーサブル)のようなノーコードツールを使えば、一から作るスクラッチ開発に比べて、費用と期間をぐっと抑えながら動くものを立ち上げられます。どのツールが優れているかは目的によって変わるため一概にはいえませんが、まずは「ノーコードのような素早い開発手段に対応しているか」を確認しておくとよいでしょう。スピードを重視するMVPとは、相性のよいアプローチです。

MVP後の本開発・運用・改善まで一貫して任せられるか

MVPは、公開して終わりではありません。

むしろ、そこからが本番といえます。実際に使ってもらって得られた反応をもとに改善を重ね、手応えがあれば本格的な開発へと広げていく。この流れをスムーズに回せるかどうかで、事業の成否は大きく変わります。

そこで確認したいのが、初期のMVP開発だけでなく、その後の本開発や運用、改善のフェーズまで続けて任せられる体制があるかどうかです。検証の段階と本開発の段階で会社や担当者が変わってしまうと、せっかく得た学びが引き継がれず、また一から説明し直すことにもなりかねません。長く付き合えるパートナーとして、リリース後まで見据えて伴走してくれる会社を選ぶと安心です。加えて、ノーコードで始めた後にスクラッチ開発へ移せるかといった、将来の拡張性まで相談できるとより心強いでしょう。

開発実績・事例はあるか

最後に確認しておきたいのが、これまでの開発実績や事例です。

実績が豊富な会社は、それだけ多くのプロジェクトで試行錯誤を重ねてきた証といえます。その経験が、開発のスピードや品質、そして「どの機能を最小限とすべきか」という見極めの精度に表れます。

チェックする際は、単に件数を見るだけでなく、自社が作りたいものに近いジャンルの事例があるかにも目を向けてみましょう。たとえばアプリを作りたいならアプリ開発の実績を、業務システムなら業務システムの実績を確認する、といった具合です。委託を検討している会社の公式サイトには、開発事例やお客様の声が掲載されていることも多いので、問い合わせる前に一度目を通しておくと、依頼後のイメージがつかみやすくなります。

MVP開発を成功させるための、より詳しい進め方や注意点については、以下の記事もあわせてご覧ください。

MVP開発の成功ポイントを開発会社が徹底解説!開発の流れや気を付けるべき点

MVP開発の費用・開発期間の目安

MVP開発を検討するうえで、多くの方が気になるのが「いくらかかるのか」「どのくらいの期間で形になるのか」という点でしょう。ここでは、規模やタイプ別におおよその目安をご紹介します。

まず全体像をつかんでいただくために、費用と期間の目安を表にまとめました。

規模/タイプ主な内容費用の目安開発期間の目安
小規模MVP(ノーコード)単一機能・画面数少なめ。仮説検証に絞った最小構成50万〜150万円約1〜1.5か月
中規模MVP(ノーコード)複数機能・ユーザー登録/決済・管理画面などを含む150万〜400万円約1.5〜3か月
大規模・複雑MVP(ノーコード+一部スクラッチ)外部連携/独自ロジックが多い400万円〜約3か月〜
スクラッチ開発(比較参考)フルスクラッチで構築(MVPには過剰になりがち)500万円〜約3〜6か月〜

※上記はあくまで目安です。検証したい仮説・必要機能・連携要件により変動します。 ※ノーコード開発を活用することで、スクラッチ開発に比べて費用・期間を抑えやすくなります。 ※正確なお見積りは、要件を伺ったうえでご提案します。

もう少し具体的に見ていきましょう。

まず、検証したい機能を1つに絞った小規模なMVPであれば、ノーコード開発を使うことで50万〜150万円ほど、期間にして1か月から1か月半ほどが一つの目安です。「このアイデアにニーズがあるか」をまず確かめたい、という段階に向いた規模といえます。

そこにユーザー登録や決済、管理画面といった機能が加わる中規模のMVPになると、費用は150万〜400万円ほど、期間は1か月半から3か月ほどが目安になります。多くの新規事業のMVPは、このあたりの規模に収まるケースが多い印象です。

さらに、外部のサービスとの連携や独自の複雑な処理が多くなると、ノーコードだけでは対応しきれない部分も出てきます。その場合はノーコードに一部スクラッチ開発を組み合わせる形になり、費用は400万円以上、期間も3か月以上が見込まれます。

比較の参考として、すべてを一から作るスクラッチ開発の場合は、500万円以上・3〜6か月以上が一つの目安です。ただし、これはMVPの「まず小さく試す」という目的には過剰になりがちです。最初の検証段階では、ノーコードを活用して費用と期間を抑えるほうが、リスクを小さくしながら素早く動けます。

なお、ここで挙げた金額や期間はあくまで目安であり、検証したい仮説の内容や、必要な機能、外部サービスとの連携の有無によって大きく変わります。

私たちEPICs株式会社では、ノーコードとAIを組み合わせることで、一から作るスクラッチ開発と比べて費用を約1/3ほどに抑えられるケースもあります。正確なお見積りは、やりたいことを伺ったうえでご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください。

MVP開発の事例

ここでは、実際にMVP開発でどのようなプロダクトが生まれているのか、私たちEPICs株式会社の開発事例を2つご紹介します。いずれも、プログラミングをせずに開発できるノーコードツール「Bubble(バブル)」を活用し、短期間・低コストでリリースまでたどり着いた事例です。

紹介するのは、以下の2つです。

  • 看護師×クリニックのマッチングアプリをノーコードで約2ヶ月で構築|JNAC
  • スキルシェア型マッチングアプリを1.5ヶ月で形にした事例|Re:haru

看護師×クリニックのマッチングアプリをノーコードで約2ヶ月で構築|JNAC

『JNAC』は、医療機器の販売やフリーランス看護師とクリニックのマッチングを手がける株式会社ライズ様よりご依頼をいただき開発した案件です。クリニックと看護師が自由にマッチングして仕事の受発注ができるだけでなく、看護師から管理者へ終了報告をあげる機能や、在籍する看護師の売上を管理する機能まで備えた、しっかりとしたつくりのアプリです。

単なるマッチングにとどまらず、管理機能まで含んだ本格的な内容ながら、開発に使ったのはノーコードツールのBubble。パソコンでもスマートフォンでも快適に使えるよう画面の表示を調整する対応も行い、約2ヶ月という短期間でリリースを実現しました。費用も約70万円と、一から作るスクラッチ開発では考えにくいコスト感で形にできた事例です。「まず動くものを作って、現場で使ってもらいたい」というニーズに、ノーコードがよく応えた例といえます。

開発事例ページはこちら:クリニックと看護師のマッチングアプリ『JNAC』

スキルシェア型マッチングアプリを1.5ヶ月で形にした事例|Re:haru

『Re:haru』は、「教えたいこと」と「教わりたいこと」を軸に、ユーザー同士をマッチングさせるスキルシェア型のアプリです。自分の得意なことを教えたい人と、それを学びたい人をつなぐ、新しいタイプのマッチングサービスといえます。

この案件で特徴的だったのは、まずは最短でミニマムな予算から開発をしたいというご希望を受け、必要な機能の洗い出しから関わらせていただいた点です。まさにMVPの考え方そのもので、あれもこれもと詰め込むのではなく、コアとなる機能に絞って素早く形にする進め方をとりました。その結果、開発期間はわずか1.5ヶ月で公開まで到達。費用も50万円ほどに抑えられています。スマートフォンのホーム画面に追加して使えるPWAという形式で公開し、Webでのプッシュ通知も実装しているため、ストアに並ぶアプリと変わらない使い心地を実現しました。

開発事例ページはこちら:教える/教わるで繋がるマッチングアプリ

このほかにも、さまざまな分野のMVP開発事例をまとめた記事をご用意しています。もっと多くの事例を知りたい方は、あわせてご覧ください。

参考になるMVP開発事例10選!種類や手法の選び方も解説

MVP開発を依頼する流れ

MVP開発を開発会社に依頼する場合、どのような流れで進むのでしょうか。

ここでは、相談から改善までの大まかなステップを6つに分けてご紹介します。全体像をつかんでおくことで、依頼後のイメージがぐっと具体的になるはずです。

  1. 相談・ヒアリング:検証したい仮説や課題を開発会社に伝えます。
  2. 要件整理:MVPで「作る機能」と「作らない機能」を切り分けます。
  3. MVP設計:最小構成と、何をもって成功とするかの検証指標を決めます。
  4. 開発:ノーコードなどを使い、短期間で構築します。
  5. 検証:実際のユーザーの反応やデータを確認します。
  6. 改善:得られたフィードバックを反映し、本格的な開発へと広げていきます。

以上が、MVP開発を依頼してからの基本的な流れです。

それぞれのステップで押さえておきたい注意点や、うまく進めるためのコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。実際に依頼を検討している方は、あわせてご覧ください。

MVP開発の進め方!各ステップの注意点や成功のコツを紹介

MVP開発でよくある質問

最後に、MVP開発についてよく寄せられる質問にお答えします。依頼を検討するうえでの疑問や不安の解消にお役立てください。

MVP開発の費用はどのくらいかかりますか?

検証したい機能を絞った小規模なものであれば、ノーコード開発を使うことで50万〜150万円ほどが一つの目安です。

ユーザー登録や決済、管理画面などを含む中規模のMVPになると150万〜400万円ほど、外部サービスとの連携や複雑な処理が多い場合はそれ以上を見込むとよいでしょう。ただし、これはあくまで目安であり、作りたい機能や連携の内容によって変わります。ノーコードを活用すれば、一から作るスクラッチ開発に比べて費用を大きく抑えやすくなる点も覚えておきたいところです。

MVP開発の期間はどのくらいですか?

こちらも規模によりますが、最小構成のMVPなら1か月から1か月半ほど、機能が増える中規模のもので1か月半から3か月ほどが目安になります。

MVPの狙いは市場の反応を素早く確かめることにあるため、長期間かかる開発はそもそもMVPには向きません。ノーコードのような素早い開発手段を使い、短期間でリリースまで到達することが大切です。私たちの事例でも、必要な機能に絞ることで1.5ヶ月ほどで公開に至ったケースがあります。

MVPを作った後はどうすればいいですか?

MVPは、公開してからが本番です。

まずは実際にユーザーに使ってもらい、その反応やデータを集めることから始めましょう。そこで「よく使われている機能」「使いにくいと感じられている点」などを見極め、改善につなげていきます。手応えが得られたら、機能を足したり作り込んだりして、本格的なプロダクトへと広げていく流れです。

この検証と改善のサイクルを回せるかどうかが、MVPを事業の成功に結びつける鍵になります。

ノーコードで作って本開発に耐えられますか?

ノーコードでも、ユーザー登録や決済、チャット、管理機能といった本格的な機能を備えたサービスを十分に作れます。

実際、多くのサービスがノーコードで運用されています。一方で、利用者が急増した場合や、非常に複雑で独自性の高い処理が必要になった場合には、一から作るスクラッチ開発のほうが適する場面もあります。そうしたときは、ノーコードで検証を進めた後、必要な部分をスクラッチ開発へ移していくという進め方が可能です。まずはノーコードで小さく始め、事業の成長に合わせて作り替えていく。

この柔軟さこそが、ノーコードとMVPの相性のよさといえます。

要件が固まっていなくても相談できますか?

はい、問題ありません。

むしろ「アイデアはあるが、何をどこまで作ればいいかわからない」という段階からのご相談こそ歓迎です。私たちEPICs株式会社では、受託開発として要件整理の段階からお手伝いしています。検証したいことを一緒に整理し、そこから「作る機能」と「作らない機能」を切り分けて、最適なMVPの形をご提案します。

外注が初めての方でも、入り口から伴走しますので、どうぞお気軽にお声がけください。

MVP開発のご相談はEPICs株式会社へ

提案力とコストの両面でMVP開発のパートナーをお探しであれば、EPICs株式会社をぜひご検討ください。

当社は国内最大級のノーコード開発実績を持ち、ご相談の9割が新規開発案件というほど、ゼロからのプロダクト立ち上げを得意としています。ノーコードとAI駆動型開発を活用することで、従来のスクラッチ開発と比べて費用を約1/3に抑えることが可能です。また、まずノーコードで開発・検証を進め、事業の成長に合わせて後からスクラッチ開発へ移行できる柔軟な開発スタイルも、当社ならではの強みといえます。

MVP開発では、「何を最小限にするか」の見極めが成果を左右します。当社は要件が固まっていない段階からのご相談も歓迎しており、検証したい仮説の整理から一緒に考え、作る機能と作らない機能を切り分けたうえで、最適な形をご提案します。

さらに、システムやアプリの納品で終わりではなく、リリース後のマーケティング支援まで一気通貫でお任せいただける体制を整えています。より多くのユーザーに届けるための戦略づくりから施策の実行まで、開発後の成果創出もあわせてサポート。

「コストを抑えて新しいサービスを立ち上げたい」「開発から運用・集客まで一社に任せたい」とお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。

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監修者
石森裕也
EPICs株式会社CTO。サイバーエージェントのグループ会社での経験を経てEPICsに参画した。これまでで100件以上のノーコード開発に従事。開発経験は10年。
監修者
中原啓
EPICs株式会社のエンジニア。NTTデータビジネスシステムズにてWebアプリケーション開発に従事した後、EPICsに参画。PMとしてBubbleやFlutterFlowを使用したモバイル・Webアプリケーション開発において、プロジェクト全体の工程に横断的に携わる。
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