短期間でイメージをアプリに。「スムーズなコミュニケーションに信頼」「ノーコードだから挑戦できた」

〜誰もが当たり前に“仲間と一緒に”トレーニングに取り組める。〜
そんな未来を目指して開発されたのが、トレーニング仲間とつながるためのマッチングアプリ「トレマッチ」です。
今回は、その「トレマッチ」の開発をご依頼いただいた株式会社TSSの秋本様に、開発インタビューを実施しました。
インタビューでは、サービス立ち上げのきっかけ、開発パートナーとしてEPICsを選んだ理由、そしてフィットネス文化をもっと広く根付かせていくための今後の展望まで、じっくりお話を伺っています。
ぜひ最後までご覧ください。
トレーニング仲間を見つけるアプリでトレーニーの悩みを解決したい
Q.サービスを始めようと思ったきっかけは?

トレーニング仲間を探している人同士 。特に、同じくらいのレベルの人たちが繋がれるアプリがあったら良いんじゃないか。
そんな発想が「トレマッチ」の出発点でした。
トレーニングは1人でやっていると、どうしても追い込みきれない場面が出てくるんです。
それもあって、私はパーソナルジムに通っているのですが、トレーナーさんにも「自分と同じくらいの重量を扱える人がなかなかいない」という悩みがあると聞いたんです。
トレーナーの方自身も「仲間がいたほうがいい」と感じているけれど、実際にはそういった相手を見つけるのが難しいという悩みを抱えていることも知り、「これは多くの人が感じている課題なのでは」と思うようになったんです。
また、ジムや筋トレを始めたばかりの方も、やっぱりモチベーションを保つことが一番のハードルで継続ができないということを昔から言われていて。
でも、トレーニング仲間がいれば「追い込める」というのはもちろん、何より「約束があるから行く」という動機づけにもなります。
ある程度、3ヶ月とか半年とか継続できたら、自分1人でも継続できるようになるかもしれない。
トレーニング仲間が見つけられる専用のアプリがあれば、こうした悩みを解決できるんじゃないか。
それでサービスを始めようと思いました。
AIとの出会いが開発の一歩を後押し

Q.開発を検討したきっかけは?
Q:アプリ開発自体はどのように検討し始めたのですか?
ちょうどその頃、AI関連の技術に興味があって、普段からいろいろ触っていたんです。
そのときは、Googleの「Gemini」で「Deep Research」がリリースされたタイミングでして。
試しにこのアイデアを「市場にビジネスチャンスがあるのか」という視点でリサーチしてもらったところ、
「ビジネスチャンスはありますよ」というポジティブな結果が出てきたんです。
もちろん競合がいないわけではなかったんですが、「これだ」という専用アプリは見当たりませんでしたし、
フィットネス人口は今後も減ることはないだろうと考えたこともあって、
「それならAIに聞きながら進めれば、作れるんじゃないか」と思ったんですね。
AI技術の進化と、自分のアイデアのタイミングがうまく重なったことで、「面白そうだし、やってみようか」と思えたのが、開発を決意したきっかけです。
「受託開発サービス概要」が同梱されたお役立ち資料セット

YouTubeをきっかけにEPICsへ開発依頼
なぜスクラッチ開発ではなくノーコードにしたのか?
Q. スクラッチ開発ではなくノーコード開発を選択した理由はなんでしょうか?
生成AIを使って、開発にかかるコストを試算してもらった際に、「初期投資はなるべく抑えた方が良い」とアドバイスを受け、確かにそうだなと納得しました。
スクラッチ開発だと、コードを書く分、やはりコストが高くなってしまいます。
一方で、ノーコードであればコストを大きく抑えられるし、私が作りたいアプリもノーコードで十分実現できそうだったんです。
リサーチ結果をChatGPTにも共有して、「タイムスケジュールはどうなるか」「ITの知識がなくても可能か」といったことを聞いて、その過程で「ノーコードツール」という開発手法を知りました。
「これ、もしかしたら自分でもできるかも」と思って、まずはAdaloを触ってみたんです。
ただ、いざ触ってみると、アプリの構造や設計の考え方など、ノーコードとはいえ完全な素人が1から作るのは厳しくて(笑)
そこで、「これは専門の方にお願いしよう」と判断しました。
開発会社を比較検討するうえで、どのような比較ポイントや懸念があったのか?
Q. ノーコード開発会社を選ぶにあたって、比較はされましたか?
いえ、実はほとんどしていません。
自分でAdaloを触り始めて、設定画面を開いてみたんですが、何が何だか分からなくて…。
それで検索していたときに、大熊さんのYouTubeチャンネルに出会いました。
確か、マッチングアプリを作るというテーマで、4回シリーズの動画がありましたよね。
第1回の冒頭5〜10分くらいを見た時点で、「これは無理だな」と思って(笑)。
「この人にお願いした方が早い」と感じて、そのまま問い合わせをさせていただきました。
本当は比較した方が良かったんでしょうけど、私が結構面倒くさがりなところがあって…。実際に話を聞いてみて、失礼ですが「まともそうだな」と(笑)。
いろいろ比較して時間や労力をかけるより、スピード感を重視して「ここにお願いしよう」と決めた、という流れです。
実際のやり取りで感じた信頼感

EPICsに期待していた点は?
Q:開発を依頼して最初に期待していたことは?
対応がとても早かったのがありがたかったです。
何かあればすぐにご連絡いただけたので、「あの件、どうなったかな」とか「進んでいるのかな」といった不安を感じることが一切ありませんでした。
コミュニケーションがしっかり取れていたことも、とても良かった点です。
担当の方もミーティングに同席してくださって、意思疎通もスムーズでしたし、
やり取りの中で不安を感じる場面はなかったですね。
もう少しこうだと嬉しい!という点は?
Q:逆に、もっとこうしてくれると嬉しいなと思った点は?
そうですね。たとえば、アプリの画面設計や操作フローをFigmaで共有していただいたとき、自分自身がFigmaの使い方をよく理解できていなかったので、パッと見ても良し悪しの判断がつかなかったんです。
その辺りのコミュニケーションも取れれば、もっとよかったかもしれないなと思っています。
多くの方にフィットネス文化を届ける仲間を作るアプリ

今後のアプリの展望について
Q:今後の展望について教えてください。
そうですね。今後はやはり、「初心者」。これから始めようとしている人や、一度始めたけれど挫折してしまった人たちに向けて、少しでもハードルを下げてフィットネスを継続できるようなサービスにしていきたいと考えています。
日本は、フィットネス人口の割合が非常に低く、海外と比べても圧倒的に少ないのが現状です。
特に日本人はシャイな方が多く、「仲間をつくる」という一歩を踏み出すまでの心理的なハードルが高いと感じています。
海外では、知らない人にも「ヘイ、ブラザー!今日はどこ鍛えるんだい?」といった気軽なノリで話しかけたり、自然に一緒にトレーニングする文化が根付いているようですが、日本ではなかなかそうはいきませんよね。
だからこそ、仲間とつながる“潤滑油”のような存在が必要だと考えていて、「トレマッチ」がその役割を担えたら嬉しいです。
結果として、「誰かと一緒にトレーニングする文化」が広がっていけば、それは非常に意味のあることだと思っています。
ちなみに、「トレマッチ」という名前ですが、実は最初にAIが作成したリサーチレポートの中に、「トレマッチ(仮)」という名前が記載されていたんです(笑)。
そこからずっとこの名前を使って検討していたんですが、他の案と比べても一番しっくりきましたし、目的がストレートに伝わる、覚えやすい名前だと思っています。
将来的には、「トレーニング仲間を探すなら“トレマッチ”だよね」という認知が広がって、トレーニング界隈のインフラのような存在になれたら理想です。
インタビューを終えて
「フィットネスを習慣にするのは、思った以上に難しい。」
「本当はトレーニング仲間を見つけたい」
誰かと一緒に頑張れる環境があれば、続けることのハードルはぐっと下がりますし、仲間がいることでより追い込んだトレーニングができます。
今回のインタビューでは、秋本さんが感じられた周囲の悩みやトレーニングを継続することの難しさ、そして秋本さんご自身の行動力が「トレマッチ」を生み出したと強く感じました。
トレーニングを継続する人を1人でも増やし、運動を通じた仲間とのつながりを生み出す。
そして、気軽にトレーニング仲間を見つけることができるアプリを目指す「トレマッチ」の成長に、弊社は今後も携わらせていただきます。
EPICsはこれからも、お客様のやりたいを実現するため全力でサポートしてまいります。
弊社では、企画から設計、開発、そして導入後のサポートまで一貫して対応しておりますので、アプリ・システム開発をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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